RESTfm の公式デモアプリ
RESTfm がインストールできたならば、まずはその使い心地を知るためにデモアプリに触れてみましょう。
実はインストールをしなくても RESTfm の開発者の方々が用意してくれたデモアプリが公式サイトにはあります。
Downloadのページよりたどれる、You are welcome to Create, Update and Delete records in this demo:のページがそれです。ユーザ名とパスワードは併記してあるとおりです。
- User Name: write
- Password: restfm
ログインできたならばあとは直感的な操作で CRUD できるはずです。このような Webアプリ を容易に作る事ができるわけです。
自らのデータベースでのデモアプリ
公式アプリの次は、自らの FileMaker Server のデータベースを用いてアプリを試してみましょう。
RESTfm のインストールディレクトリのルートに demo.html というファイルが用意されています。Webブラウザ でこのファイルにアクセスしてみてください。先ほどの公式のデモアプリと同様の内容が、自らのデータベースで動いていることでしょう。
ただ一点、注意してください。名称こそ「Demonstration Web Application」ですが、扱っているのは本番のデータベースです。ここで CRUD した場合はそれは本番のデータベースに対する操作と同等です。Read にとどめておくか、専用のテストデータベースを用いたほうがいいでしょう。
RESTfm の可能性
このように Web API 経由で FileMaker Server のデータベースを操作できることにより、Web API と親和性が高いアプリケーションを作ることができます。既存のフレームワークにも組み込めるでしょうし、必ずしも Webアプリケーション である必要はないでしょう1。
デモアプリに実際に触れることで、便利な利用方法のアイデアが思いつくのではないでしょうか。
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コマンドラインのアプリケーション ↩