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基本情報技術者のための副読本のススメ

Last updated at Posted at 2021-12-07

はじめに

令和3年春の基本情報技術者試験(CBT方式)に合格しました。
備忘録や情報共有を兼ねて、自身の学習方法を記事に残します。(主に読んだ書籍を紹介します)

試験結果

記事に説得力をもたせるため、試験結果も添えておきます。

午前試験

ストラテジ系 マネジメント系 テクノロジ系
70% 100% 82%

午後試験

情報セキュリティ データベース ソフトウェア設計 データ構造及びアルゴリズム ソフトウェア開発(Java)
85% 100% 86% 84% 76%

スキルセット

  • 新卒1年目のエンジニア
  • 学生時代、プログラミングを含むIT系の授業を受けた経験なし
  • プライベートでJavaとJavaScript、MySQLの入門書籍を読み、簡単なTODOアプリを作成した経験あり

学習方法

試験に対する学習期間としては約7ヶ月。(新卒として入社したIT企業の新人研修3ヶ月を含む)

基本的には書籍からのインプットと、基本情報技術者過去問道場を利用したアウトプットです。

書籍の内容を実際にやってみる、というのもアウトプットに加えて良いかもしれません。
(実際にMySQLでSQLを入力してみる、丸め誤差を発生させてみる、DockerやVirtualBoxでLinuxを動かす、など)

書籍からのインプットというと、基本情報に特化した対策本をまず想像するかと思います。
しかし私の場合は対策本への依存度は低く、IT書籍であれば何にでも興味を持ち、目を通すようにしていました。
(注意:目を通しただけで、読みこなしたという意味ではない)

読んだ書籍

技術書から、読み物まで紹介します。

初心者向けの分かりやすい書籍は、深い内容まで問われない基本情報の試験と親和性が高いです。

それから、読み物も侮れません。
技術書の1ページだと中々覚えていられないのですが、読み物であれば『筆者の体験談として語られる技術の話』が意外と頭に残ります。

なので、この書籍に限らず、本当に興味の赴くままに手に取るのが良いと思います。

また、実際に基本情報に役に立つことはなかった、と感じる本は省略しています。

技術書

  • イラスト図解式 この一冊で全部わかるサーバーの基本
  • イラスト図解式 この一冊で全部わかるネットワークの基本
  • イラスト図解式 この一冊で全部わかるクラウドの基本 第2版
  • イラスト図解式 この一冊で全部わかるセキュリティの基本
  • イラスト図解式 この一冊で全部わかるWeb技術の基本
  • 暗号技術入門 第3版 秘密の国のアリス
  • マスタリングTCP/IP 入門編
  • スッキリわかるJava入門 第3版
  • スッキリわかる Java入門 実践編 第2版
  • 6日間で楽しく学ぶLinuxコマンドライン入門
  • Linux標準教科書
  • インフラエンジニアの教科書
  • 改訂3版 基礎UML
  • 仮想化の基本と技術 (仕組みが見えるゼロからわかる)
  • 基礎からのMySQL
  • スッキリわかるSQL入門 第2版

読み物

  • SEの基本 この1冊ですべてわかる
  • SEは死滅する 技術者に未来はあるか編
  • 人月の神話
  • みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」
  • 窮地にいるエンジニアは、ズルい処世術で困難を突破する

書籍の入手元

上記の書籍以外にも10冊ほど目を通しています。
書籍に関してはとにかく数を読みましたが、自費でまかないきれるものではありません。
近隣の大学図書館、公立図書館、Kindle Unlimitedを積極的に利用していました。

ただし、図書館は古い書籍(=バージョンが古い)が多い、
Kindle Unlimitedは内容・質が玉石混交、といったデメリットが生じることも追記します。

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