はじめに
令和3年春の基本情報技術者試験(CBT方式)に合格しました。
備忘録や情報共有を兼ねて、自身の学習方法を記事に残します。(主に読んだ書籍を紹介します)
試験結果
記事に説得力をもたせるため、試験結果も添えておきます。
午前試験
ストラテジ系 | マネジメント系 | テクノロジ系 |
---|---|---|
70% | 100% | 82% |
午後試験
情報セキュリティ | データベース | ソフトウェア設計 | データ構造及びアルゴリズム | ソフトウェア開発(Java) |
---|---|---|---|---|
85% | 100% | 86% | 84% | 76% |
スキルセット
- 新卒1年目のエンジニア
- 学生時代、プログラミングを含むIT系の授業を受けた経験なし
- プライベートでJavaとJavaScript、MySQLの入門書籍を読み、簡単なTODOアプリを作成した経験あり
学習方法
試験に対する学習期間としては約7ヶ月。(新卒として入社したIT企業の新人研修3ヶ月を含む)
基本的には書籍からのインプットと、基本情報技術者過去問道場を利用したアウトプットです。
書籍の内容を実際にやってみる、というのもアウトプットに加えて良いかもしれません。
(実際にMySQLでSQLを入力してみる、丸め誤差を発生させてみる、DockerやVirtualBoxでLinuxを動かす、など)
書籍からのインプットというと、基本情報に特化した対策本をまず想像するかと思います。
しかし私の場合は対策本への依存度は低く、IT書籍であれば何にでも興味を持ち、目を通すようにしていました。
(注意:目を通しただけで、読みこなしたという意味ではない)
読んだ書籍
技術書から、読み物まで紹介します。
初心者向けの分かりやすい書籍は、深い内容まで問われない基本情報の試験と親和性が高いです。
それから、読み物も侮れません。
技術書の1ページだと中々覚えていられないのですが、読み物であれば『筆者の体験談として語られる技術の話』が意外と頭に残ります。
なので、この書籍に限らず、本当に興味の赴くままに手に取るのが良いと思います。
また、実際に基本情報に役に立つことはなかった、と感じる本は省略しています。
技術書
- イラスト図解式 この一冊で全部わかるサーバーの基本
- イラスト図解式 この一冊で全部わかるネットワークの基本
- イラスト図解式 この一冊で全部わかるクラウドの基本 第2版
- イラスト図解式 この一冊で全部わかるセキュリティの基本
- イラスト図解式 この一冊で全部わかるWeb技術の基本
- 暗号技術入門 第3版 秘密の国のアリス
- マスタリングTCP/IP 入門編
- スッキリわかるJava入門 第3版
- スッキリわかる Java入門 実践編 第2版
- 6日間で楽しく学ぶLinuxコマンドライン入門
- Linux標準教科書
- インフラエンジニアの教科書
- 改訂3版 基礎UML
- 仮想化の基本と技術 (仕組みが見えるゼロからわかる)
- 基礎からのMySQL
- スッキリわかるSQL入門 第2版
読み物
- SEの基本 この1冊ですべてわかる
- SEは死滅する 技術者に未来はあるか編
- 人月の神話
- みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」
- 窮地にいるエンジニアは、ズルい処世術で困難を突破する
書籍の入手元
上記の書籍以外にも10冊ほど目を通しています。
書籍に関してはとにかく数を読みましたが、自費でまかないきれるものではありません。
近隣の大学図書館、公立図書館、Kindle Unlimitedを積極的に利用していました。
ただし、図書館は古い書籍(=バージョンが古い)が多い、
Kindle Unlimitedは内容・質が玉石混交、といったデメリットが生じることも追記します。