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Autodesk Fusion360でパスをGcodeに変換する覚書

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以前同じことをやったんですが完全に忘れたので将来の自分のために残します

データを読み込む

元データを用意します
自分はイラレで作ったけどフリーソフトやなんかでSVGかDXFでエクスポートできる奴なら大丈夫だと思います

image.png

ちなみにこれは自分でしんげきのキャプチャからトレースしたみくにゃんです

データを用意出来たらFusionに読み込みます

挿入>SVG(DXF)を挿入を実行します

image.png

このとき「前」が上面になるようにしましょう(CAMのZ軸の関係)

読み込めたらスケッチに接するように立方体を作成します(作成>立方体)

image.png

CAMをセットアップする

作業スペースを「製造」に変更してから
設定>新しいセットアップ
を実行します

image.png

まず一番左のタブからマシンを選択します
多分何でもいいと思うのですが多分参考にしたサイトで使われてたTormach 770Mを使いました

image.png

中央部に出てこない場合は
Fusionライブラリ>Tormach>Tormach 770Mを選択してローカルにダウンロードします

ワーク座標系をモデルの左下に(自分が使ってる機種に合わせて任意で)
モデルは先ほど作ったボディを選択します

image.png

次はストックタブで
モード>相対サイズ
ストックサイドオフセット>0mm
ストックトップオフセット>0.1mm
に設定します

トップオフセットは彫り込む深さを指定します(厳密にいうと語弊がある)
今回はスジボリなので0.1mmにしました

image.png

ちゃんと設定出来たらOKします
上手くできていればCNCにセットされた状態で表示されます

image.png

掘りこむジョブを作成する

3D>投影を実行します

image.png

一番左のタブで工具を選択します

なんでもいいので適当にチュートリアルの工具を選びました

image.png

形状選択でスケッチのパスを選択します

image.png

4番目のタブで
許容差>0.2mm
円滑化>チェック

image.png

許容差によって円弧補完の精密さが変わってくるので後で結果が気に入らない時は調整しましょう
この場合目の左側の補完ラインがズレています

image.png

全部設定出来たらOKを押します

シミュレーションする

アクション>シミュレーションを実行します

image.png

再生ボタンを押すとドリルで削るイメージがアニメーションで表示されます

Gcodeを出力する

アクション>ポスト処理を実行します

image.png

上手いこと設定できているとこれでGcodeが生成されます!

image.png

実際に使うときはコメント部分をカットしたりして使うと良いと思います

image.png

実際にプロットしてみてズレがあるときはポストプロパティの許容差を変えてみるといいかもしれません

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