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Arch Linux のインストールメモ

Last updated at Posted at 2020-01-04

Arch Linux を再インストールしたので、そのメモ(2020年1月4日)

2018年の夏から使用を継続しているArch Linux が、12月ころから、更新ができなくなっていた。検索すると、サポートが終了したパッケージが何やら邪魔をしていて、更新エラーが起こっているらしい。これかと打ち込んだ削除コマンドが致命的で、Xが起動しなくなったので、データファイルのバックアップを取った後に、ゼロから再インストールした。

どのやり方を使うか --> archfi

以前のメモを読み返してみたが、同じ方法を繰り返すのは、まあ楽しくない。ということで最近は、YouTube にも、その類のチュートリアルはたくさんあるので、探していたら、インストール用のスクリプトを紹介している動画があったので、参考にさせていただいた。

この動画で紹介されている方法を試してみたら、うまくインストールできた。 下記の通り
wget で archfi スクリプトをダウンロードし、
その archfi スクリプトを実行する。

# wget archfi.sf.net/archfi
# sh archfi

スクリプトを実行する環境として、

  • 同じPCの違うハードディスクにインストールされているLinux のコマンドラインからarchfiスクリプトを実行して、他のハードディスクあるいは、パーテーションに Arch Linux をインストールする。

  • USBスティックのようなインストールメディアから、linux を起動し、そのコマンドコンソールで、archfi をダウンロードし、実行する。

いずれの方法も、ネットワーク環境は必須で、archfiスクリプトを実行すると、必要なファイルをネットからダウンロードしてインストールする。スクリプトは対話式なので、メニューの上から順番に実行すれば良い。Linuxのインストール経験者であれば、なんとかなるでしょう。初心者でも、何回か試してみれば、インストールできます。

  1. 日本語の扱いは後回しにして、まずは、英語環境で、Xを起動できるように構築する。なぜかというと日本語フォントがデフォルトでインストールされないので、日本語で立ち上げようとしても、文字化けする。
  2. /boot, /home, / として、3つの独立した、パーテーションを前提としている。何に使うかにもよるが、日常のデスクトップ用途であれば、それぞれ 200MB、20GB、25GB程度で良いかと思う。
  3. ログイン時のディスプレイマネージャーは、lightdm が最近の流行のようですが、私の場合は、ロケール切り替えができる、lxdm が好み。英語表示環境、日本語表示環境がログイン時に選択できる。
  4. 日本語ロケールの生成は、/etc/locale.gen を編集し、ja_JP.UTF-8 UTF-8 の前についている # を削除したのち、コンソールから、#locale-gen とコマンドを打てばOK
  5. cinnamon, en_US で Xまで起動できるようにする。日本語環境は、X起動の後で可。cinnamon 以外でもOK、デスクトップ環境も複数インストールして切替可能。
  6. 日本語表示のため、noto-fonts-cjk をインストールする。 yay -S noto-fonts-cjk とか。
  7. 日本語IMは、fcitx-im, fcitx-configtool, fcitx-mozc の定番をインストールする。
  8. ディスプレイマネージャーでログインするので、 ~/.xprofile に以下を記述する。
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS="@im=fcitx"

Fcitx設定のキーボード設定で、Mozc を追加すると、日本語入力ができるようになる。
後は、好みのアプリケーションをインストールしていけばよろしい。Xが立ち上がっているので、コマンドライン以外、GUIでもインストール可能である。

  • NAS接続(Windows共有ディレクトリ): gvfs-smb
  • 音楽再生:audacious
  • 壁紙アプリ:variety

などなど

更新情報、2020年10月10日

  1. archfi スクリプトは、arch linux から起動できる。Linux mint のターミナルから実行しようとしたが動きませんでした。
  2. archfi は、以下の方法で取得
wget matmoul.github.io/archfi
  • target にするパーテーションは、前回は3つの独立したパーテーションであったが、今回は、試しに一箇所にしたところ、無事にインストールできた。
  • firefox は、デフォルトのweb browser としてインストールしたが、yay をインストールしたあとに、brave browser をインストールして、brave を常用している。
  • yay , octopi は、インストールしておくと、のちのち、楽ちんである。
  • cinnamon デスクトップは、綺麗にできていると思う。

更新情報、2020年10月11日

  • Arch linux インストーラーとして、zen_installer-2020.05.27-x86_64.iso というイメージが使用可能である。
  • 最初に必要な情報を入力して、一挙にインストールするツールであるが、locale を最初に日本語設定にすると、日本語フォントがインストールされないため、X では文字化けしてしまう。ターミナルから日本語フォントをインストールする必要あり。これでなんとか落ち着ける。
# pacman -S ipafont
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