自宅で使用する、そこそこの仕様で多目的のデスクトップPCを自作したいと思った時の備忘録。趣味用途ではあるが、ゲームは含まない。動画編集は、少し行うかもしれない。 主たるOSは、Linux や BSD だが、一応、Windows 10 も動くようにしておきたい。
1. ケース
自室で使用する場合は、静音性を重視したい。最近話題になるケースは、fractal design define R5 というケース。¥12,000くらい。HDD/SSDを複数台数設置したり、ハードウェアを交換したり、いろいろいじりたいのであれば、作業空間の広いタワータイプが良いと思う。配線の取り回しは意外と手間がかかる。
2. 電源
約650W、¥10,000〜20,000 を目処に探す。Seasonic あたり。 日本製コンデンサーとかが採択のキーワードになる。
ケース(オンオフスイッチが気になる。)と電源は、自作PCを長期間稼働させたいのであれば軽視しないこと。
3. MPU
何のために使用するのか?で左右されるが、そこそこの性能が欲しいのであれば、メーカーの主力製品の一世代前で、価格低下気味のMPUが狙いめ。価格ドットコムで売れ筋のMPUを探す。
この記事を書いている時点(2021年6月)であれば、INTEL Comet Lake(14nmノード) Core i5 あたり。¥20,000~¥30,000を目安とする。
4. マザーボード
上記のMPUに合致するマザーボードを探す。MPUのソケット形状が合致すること。
過去実績では、10年以上稼働しているGigabyte製が最も長寿命であった。これも「日本製コンデンサー」という殺し文句で決めた。タワーケースであれば、作業性や冷却を考慮し、ATX かつ 壊れやすい Wi-fi 機能なし。RAIDも不要だろう。¥20,000以下で入手可能なもの。
5. メモリー
自宅用途であれば、16GBもあれば、OK。MPUとマザーボードで自動的にマッチする仕様が決まる。Samsung, SK hynix あたりから選んでおく。
動画編集とかが主たる目的の場合は、もっと搭載したほうが良いかも知れない。¥10,000 〜¥20,000
6. ドライブ等
壊れない限りは、使えるハードウェアを使い回す。SSDであれば、256GBもあれば足りるし、HDDであれば、1TBなんて使い切れない。両者とも価格が下がっており、在庫が確保されているかのほうが懸念事項。データ保管は、別途NAS中に保管する。
7. ディスプライ、キーボード、マウス
過去の機材を使いまわす。
ということで、買い替えるなら、こうだろうなあと考えていたのだが、現状のデスクトップPCがなかなか壊れない。いわゆる、Sandy Bridge おじさん仕様である。
マザーボード:Gigabyte GA-Z68X-UD3H-B3 2012年に購入し、UEFIには対応していない。
MPU: Core i7-2700K @3.5GHz
ケースは、1997年頃に購入したケースをいまだに使用。
で、最近、以下の部材を購入して、使用延長が決定した。
これのおかげで、起動用USBスティックをケースの裏側まで挿しにいかなくてもよくなった。なぜ、もっと早く購入しなかったのか。
最年長さんの 1TB 3.5インチHDD の引退部屋。使用する必要のない場合は、前面のスイッチを入れなければ良いだけ。これで HDD は引退。データが必要な場合のみ、起動時にスイッチオンにしておく。
以上