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FreeBSD 14.1 + KDE5, Plasma インストール手順(2024年6月)

Last updated at Posted at 2024-06-20

そもそものきっかけ

13.2 で使用していたのだが、doas freebsd-update 14.1-RELEASE upgrade なるコマンドで、14.1にメジャーバージョンを上げたら、Xが起動しなくなった。それではと原因を探ることなく、クリーンインストールすることにした。という軟弱な理由です。一年に1回くらい、インストールしても良いかなと考えています。
もう一つの理由は、120GBのSSD が一つ余ったので、合計3つのSSDを一体化してセットしてみよう。250+250+120 の3台を使用してのセットアップを行ってみた。

FreeBSDのインストールイメージ

USBメモリーから起動したいので、下記名称のUSBメモリー起動用イメージをダウンロードしてWindows の rufus で書き込みして作成
FreeBSD-14.1-RELEASE-amd64-memstick.img

コンソールモードのインストール

は、ものの10分もしないうちに完了してしまう。これはいつものこと。以下のパッケージを、pkg install コマンドでインストールする。
nano : これが一番最初
doas: sudo の代わり、doas.conf は、permit :wheel の一行でOK 編集を nano で行える。
neofetch: お遊び
lftp: 自宅ftpサーバーに接続するため。過去の設定ファイルをget するため。
kde5 を先にインストールすれば、xorg-serverもインストールされるので、xorgを別途インストールすることは不要。plasma も一緒にインストールされていました。
sddm: Xディスプレイマネージャー 
ja-font-mplus-ipa: 入れておいた方が良いフォント。Xでの日本語表示、firefox もこのフォントで綺麗です。
ja-font-vlgothicというフォントも見えましたので入れてみましたが、これはもしかして Vine Linux で採用されていたフォントかな? 少し細面のフォントでメニュー表示はこちらの方が好みかな。懐かしいフォントです。
nvidia-driver-470: メインマシンのINTEL Core i5-10400 に内蔵の UHD graphics 630 では、ディスプレイ標準の解像度が得られず、古いグラフィックカード nVidia GT710 を代わりに使う。nvidia-driver の最新版は、550 という表示であったが、GT710 では動かず、昨年の事例を参考に 470 を使うことにして入れ替えた。pkg install nvidia-driver-470 で入る。
 firefox: ウェブブラウザー。日本語フォントを入れていないと文字化けします。

$ cat /usr/local/etc/X11/xorg.conf.d/driver-nvidia.conf
Section "Device"
            Identifier "NVIDIA Card"
            VendorName "NVIDIA Corporation"
            Driver     "nvidia"
EndSection

を記述する。

$ cat /etc/rc.conf
hostname="○○○○"
keymap="jp.kbd"
ifconfig_re0="DHCP"
sshd_enable="YES"
dumpdev="AUTO"
kld_list="nvidia.ko nvidia-modeset.ko"
linux_enable="YES"
dbus_enable="YES"
hald_enable="YES"
sddm_enable="YES" <--- X環境を入れてから(kde5, sddm & plasma等インストール後)追加する

次は、X に何を入れるか?

pkg install コマンドで、
ja-fcitx5-anthy: 日本語入力変換
fcitx5-configtool: 日本語入力の設定ツール

$ cat .xprofile
export LANG=ja_JP.UTF-8
export LC_ALL=ja_JP.UTF-8
export LC_CTYPE=ja_JP.UTF-8
export GTK_IM_MODULE=fcitx5
export QT_IM_MODULE=fcitx5
export XMODIFIERS=@im=fcitx5
export DefaultIMModule=fcitx5

これで日本語入力ができます。anthy と mozcの比較ですが、なぜmozcでないのか? バーに表示されるmozcのアイコンに色が着いていて好きでない。というそれだけの理由です。anthyのクラウン型のおとなしいアイコンが好き。変換効率に関しては、あまり差が無いような気がします。実用上は、どちらも使えると思います。

そして、LibreOffice を入れよう

さあて、14.1 もリリースされてから日が経っており、pkg群に libreoffice が、含まれています。インターフェースの日本語化は、おいおい進めることにします。

python3.9

ここまでインストールすると、python3.9 がインストールされています。私は、idle という環境で使うのが好みなので探すと、idle3.9 というパッケージがインストールされていますが、それだけでは起動しません。毎回なのですが、tkinter も入れてくれよメッセージが表示されるので、pkg search しますと、py39-tkinter-3.9.18_7 というパッケージが見つかりましたので、 # pkg install py39-tkinter で、tkinter をインストールすれば、idle3.9 が起動し、pythonスクリプトを記述して実行する環境が得られます。

NAS中の音楽ファイルの再生<解決!>

NASに保管してある音楽ファイルの再生は、VLCから可能でした。NASサーバーで、minidlna が稼働していることを思い出しまして、VLCで、ローカルネットワーク --> ユニバーサル プラグ&プレイを選択しますと、minidlnaサーバーが見えるようになります。そこから再生でOKでした。

以上

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