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君もAWS Community Builderになろう

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TL;DR

AWS Community Builderの募集が、2025年1月6日から始まります。年1回の募集となりますので、この活動に興味のある方は、ぜひ応募してみてください。

このブログは、AWS Community Buildersアドベントカレンダー 17日目のブログです。
AWS Community Builders Advent Calendar 2024

$whoami

{
    "Name":"Kosuke Enomoto",
    "Bio":"https://linktr.ee/coosuke",
    "Job":"PO of Global CCoE",
    "SNS":[
          {
              "LinkedIn":"https://www.linkedin.com/in/kosuke-enomoto/",
              "X (formerly Twitter)":"@coosuke",
              "mixi2":"@coosuke",
              "Instagram":"@coskenomoto"
          }
      ],
    "Communities":[
        "Organizer, JAWS-UG Chiba Chapter",
        "AWS Community Builder"
    ],
    "Families":[
        "Wife","Black cat(4yo)","Kid(3yo)"
    ],
    "Hobbies":[
        "Sauna","Cooking","Photography"
    ]
}

AWS Community Builders とは

説明

AWS Community Buildersとは、AWSがグローバルで提供している開発者コミュニティ支援プログラムの一つです。
詳しい説明は、AWSのホームページに記載がありますので、そちらを参照ください。
AWSコミュニティービルダー

<ちょっとした補足>
ちなみに、「AWS Community Builders」だったり、「AWS Community Builder」だったり、最後の"s"が付いたり付かなかったりするの、何ぞや?!と思われるかもしれませんが、

  • 「AWS Community Builders」と、最後に"s"が着くときは、プログラムの名称として使用し
  • 「AWS Community Builder」と、最後に"s"が着かない場合は、AWS Community Buildersに参加している個人を指す

という使い分けをしている、とご理解くだされば幸いです。

更に、AWS Community Builderと毎回書くのは長いので、"AWS CB"や単に"CB"と略して書くことが多いです。

AWS Community Builderの応募受付が2025/1/6に開始

Global AWS CB Program ManagerのJason DunnがLinkedInでアナウンスしている通り、AWS Community Builderの応募が年明け早々の、2025/1/6より開始されます。応募期間はだいたい1ヶ月くらいなので、1月いっぱいで応募フォームはクローズすると思っておいてください。

また、今回から新しく「AIエンジニアリング」というカテゴリーが新設されるとのことです。詳しくはJasonのLinkedIn投稿を御覧ください。

以下に引用します。本文の後に、機械翻訳した日本語訳をつけています。

🗓️ When the 2025 AWS Community Builders application launches on January 6th, for the first time in the history of the program, we'll have a new category: AI Engineering. The team and I believe strongly that AI Engineering is a field where new types of builders are emerging, and we want the AWS Community Builders program to be a place where these folks can join and level up as builders. 🚀

How does AI Engineering differ from our existing category of Machine Learning? ⬇️

** AI Engineering **
This category focuses on those passionate about building generative AI applications with foundation models. You’re regularly using Amazon Bedrock to build with a diverse range of FMs, are familiar with how to get the most out of FMs with techniques such as advanced prompt engineering, fine-tuning, and RAG, and you regularly leverage Agents to orchestrate and automate multistep tasks.

** Machine Learning **
This category focuses on those passionate about using machine learning to build, train and deploy models at scale. You regularly use Amazon SageMaker, leveraging a fine-grain of control over infrastructure and tools to pre-train, evaluate, customize, and deploy ML models and FMs. You’re familiar with ML tools like AWS Deep Learning AMIs, AWS Deep Learning Containers, advanced frameworks like TensorFlow, PyTorch, Jupyter and Apache MXNet, and also how to get the most out of AWS ML Infrastructure like Trainium Inferentia based instances.

DeepLによる機械翻訳
🗓️ 2025年のAWS Community Builders募集が1月6日に開始される際、プログラム史上初めて新しいカテゴリーが設けられる: AIエンジニアリングです。チームと私は、AI エンジニアリングは新しいタイプのビルダーが出現する分野であると強く信じており、AWS Community Builders プログラムを、これらの人々がビルダーとして参加し、レベルアップできる場所にしたいと考えています。🚀

AIエンジニアリングは、既存の機械学習のカテゴリとどう違うのですか?⬇️

AI エンジニアリング
このカテゴリは、基盤モデルを使った生成的なAIアプリケーションの構築に熱心な方に焦点を当てます。また、高度なプロンプトエンジニアリング、ファインチューニング、RAGなどのテクニックを使ってFMを最大限に活用する方法に精通しており、定期的にAgentを活用してマルチステップタスクをオーケストレーションし、自動化しています。

機械学習
このカテゴリは、機械学習を使用して大規模なモデルを構築、訓練、およびデプロイすることに熱心な方を対象としています。Amazon SageMakerを定期的に使用し、インフラやツールを細かく制御して、MLモデルやFMの事前学習、評価、カスタマイズ、デプロイを行っている方。AWS Deep Learning AMI、AWS Deep Learning ContainersのようなMLツール、TensorFlow、PyTorch、Jupyter、Apache MXNetのような高度なフレームワーク、またTrainium InferentiaベースのインスタンスのようなAWS MLインフラストラクチャを最大限に活用する方法に精通しています。

君もAWS Community Builderになろう

実は2024/12/16に、JAWS-UG東京支部のイベントで、「君もAWS Community Builderになろう」というタイトルでLT登壇してきました。今日言いたいことは、だいたいこのスライドで話してきましたが、

CBに必要な要件や資格はあるのか

Noです。AWSのページにも書いてあるとおり、CBになるために必要な要件や資格はありません。しかしながら、誰しもがCBになれるというものでもなく、AWSによる審査があることに留意が必要です。

年 1 回の応募審査があり、合格者は年 1 回招待がなされます。このプログラムに参加するための特別な条件はありませんが、ブログ投稿、ビデオ、オープンソースへの貢献、プレゼンテーションなど、他の AWS に特化したビルダーを支援する技術コンテンツの証拠と精度が重視されます。AWS re:Post、Stack Overflow、Reddit 等への投稿など、オンラインでの知識共有も考慮されます。リンクは一般の方が閲覧可能であることが条件となります。

AWSコミュニティービルダーより抜粋

アウトプットを数字で語れ

上記にも書かれている通り、CBになるためにはAWSコミュニティーへどれだけ貢献してきたか、が問われます。ただし、単にアウトプットの数を競っているのではなく、そのアウトプットがどれだけコミュニティーへ影響を与えたか、が問われます。要はアウトプットよりもアウトカム(効果)を重視している、ということだと思ってます。
応募が開始されるまで、まだ3週間くらいある(?)と思いますので、ぜひ冬休みの宿題として、特にこの1年どれだけコミュニティーに貢献してきたか、を棚卸ししてみてください。

例えば筆者の場合、CBに採用されたのが2021年ですが、当時何を書いて応募したかというと

  • 実行委員を務めたJAWS SONIC 2020 および JAWS DAYS 2021で、どのような役割をした結果、XXX人を集客した

みたいなことを書いたと思います。過去の私のブログでも言及していますので、そちらを御覧ください。

注意
上記ブログは過去ブログですので、文中に記載されている日程も古い情報であることにご注意ください

ウェイトリストに登録せよ

このブログを執筆している時点では、まだCBの応募は開始していません。ただし、ウェイトリストがオープンされています。ココにあなたのメールアドレスを登録することにより、応募が開始されたことを見逃さなくてすみます。
ウェイトリスト登録フォーム

注意
上記フォームに登録するには、AWS Builder IDというものにアカウント登録が必要のようです

CBになると何が美味しいのか

3点あると筆者は考えます。

  1. 国内外のAWSエンジニアとのネットワーキング
  2. オンラインやre:Invent会場でのCB専用セッションなどの参加できる機会
  3. ノベルティ

CBに採用されると、まずAWSとNDAを締結します。NDAを締結しないとCBを辞退すると見做されますので要注意ですが、逆にこのNDAのおかげで、ネットワーキングだったりCB専用のセッションに参加して、AWSサービスの製品アップデートをいち早く知ることが出来たり、、、などと、インプットはこれまでよりも増えます。このインプットをもとに、自分自身の環境で検証して、アウトプットする→アウトプットが他のエンジニアのインプットとなり、、、を繰り返して、学習のスパイラルを形成することに貢献できることが、いちばんの醍醐味ではないかと感じています。

とりあえず、やってみなはれ

英語が苦手でコミュニケーションできるのか、とか、自分はひよっこだから周りについていけるのか、と不安になる方も多いと思います。でも、とりあえず、やってみなはれの精神で、エイヤーと飛び込んでみる気持ちで、トライすることも大事です。筆者は本業の役割上、ゴリゴリとプログラムを書いたりするような立場ではないですが、それでもCBに応募して、ここまで継続して本当に良かったと思います。それは自分の中では、海外含めてネットワーキングが大きく広がって、本当にいろいろなインプットに接することが出来ているからだ、と感じています。今後はもうチョットCBやコミュニティーで得た経験を、職場の同僚達にフィードバックできるように、頑張っていきたいと思っています。

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