はじめに
日本語情報が少なかったので、設定等忘れないように覚書
PCから簡単にPLCの内部情報が引っ張れたらいいなと思い使ってみた。
AdvancedHMIとは
ソフトウェアHMI(ヒューマンマシンインターフェース)
メーカー製タッチパネルディスプレイと同じことを、Windows,LinuxPCで実現できる。
ドングル等は不要
環境
・PLC : KV-N24AT(内臓シリアルポート)
・PC : Windows10
- Microsoft Visual Studio Community 2022 (64 ビット)
- advancedHMI v3.99x
手順
PLC側とPC側の通信設定を合わせたら準備OK
好きなプロトコルを選んでボタン類を置いて、アドレス指定すれば完了。
通信プロトコル設定
今回はPLC内臓のシリアルポートとmodbusRTUで通信としている。
他通信方式でもやることは同じ。
PLC側
- KV-STUDIOのユニットエディタから内臓シリアルの設定を変更。
- Modbusスレーブモードに設定 + ボーレート等はPC側と合わせる。
PC側
- AdvancedHMIのソリューションを開き。
- ツールボックスからAdvancedHMIDriversのModbusRTUCom.vbを選択。
- 画面上にドラック&ドロップで設置。
- 配置されたModbusRTUComを選択する。
- プロパティ内のCommunication_Settingsの設定をPLCの設定を合わせる。
デザイン
- ボタン類を配置して、プロパティを設定する。
- アドレスは+1すること。(仕様?)
アドレス仕様はよく理解していないが、+1する必要がある。
R000だったら、00001
R100だったら、00017
ボタンはPLCAddressClickにアドレスを記載
ランプはPLCAddressValueだったはず。
他、DMを読みたい場合はファンクションコードを指定する必要がある。
ファンクションコードを指定方法は下記
3:00001
さいごに
メーカー製HMI(タッチパネルディスプレイ)は高額なのでフリーのHMIを使ってみたが、
仕事では使わないかな。というところ…
デザインが好みではないので…