B4はISOとJISとでサイズが異なる(B系全般)
なので、PDFファイルを生成して、そのPDFファイルをそのままプリンタもしくは複合機に送信しての印刷を行うケースで、用紙サイズが不明エラーが出るケースがあります。
機材:リコー社 Ricoh MP C4503 (複合機)
用紙サイズ:ISOサイズ B4
B4トレイに用紙があるにもかかわらず、複合機の画面でB4用紙が無い旨のエラーが発生します。
生成をiTextSharpで行うと、iTextSharpではISOサイズだけなので、ISOのB4の場合は以下のようにポイントでの指定が必要です。
B4 ISO 353mm×250mm 1000 x 708 ポイント
JIS 364mm×257mm 1031.74 x 728.4 ポイント
B5 ISO 250mm×176mm 708 x 498 ポイント
JIS 257mm×182mm 728.4 x 517.92 ポイント
用紙サイズで
float JIS_B4_width = 1031.74f; // 値は ポイント(1/72inch)です。
float JIS_B4_height = 728.4f;
float JIS_B5_width = 728.4f;
float JIS_B5_height = 517.92f;
// B4縦なら以下のような感じです。
new iTextSharp.text.Rectangle(JIS_B4_height, JIS_B4_width, 90);
を用意しておいてあげれば大丈夫です。
これだけの話ですが、嵌まるポイントだったのでメモまで。
B系の仕様
JIS(JIS P 0138) B4 は 257 × 364 mm
ISO(国際規格) B4 は 250 × 353 mm