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SpringBoot で TiDB Cloud Serverless に接続する

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TL;DR

ローカルの SpringBoot アプリケーションで TiDB を使ってみた。

はじめに

TiDB は、MySQL 互換の NewSQL データベースで、昨今いろんな企業が導入しているらしい。

私が TiDB を知ったのは ServerlessDays Tokyo 2023 のセッションなので 1 年前になるが、今回重い腰を上げて使ってみた。

TiDB の準備

登録

以下にアクセスし、右上の 無料ではじめる から登録できる。

必要事項を入力したら、さっそくクラスターが作られている状態になる。

必要なものをもろもろ作成する

データベースやユーザーなどを作成する。
左のタブから SQL Editor を開き、MySQL のコマンドを使用して作成した。

MySQL コマンドの参考になりそうなものを載せておく。

SpringBoot の設定

MySQL に接続できる設定であれば良い。
開発段階では、MySQL の Docker イメージを使っている。
ローカルで TiDB を起動する方法もあるらしいが、面倒くさいのでやっていない。
ローカル起動を試したい方は以下を参考に。
https://zenn.dev/koiping/articles/01f62e77d047e6

依存関係

Gradle の例なので、Maven の場合は読み替えてほしい。
また、Flyway を使用しているため、Flyway の依存関係も載せている。

dependencies {
   implementation("org.springframework.boot:spring-boot-starter-jdbc")
   runtimeOnly("com.mysql:mysql-connector-j")
   runtimeOnly("org.flywaydb:flyway-core:10.18.0")
   runtimeOnly("org.flywaydb:flyway-mysql:10.18.0")
}

プロパティ

spring:
 datasource:
   url: jdbc:mysql://[HOST]:[PORT]/[DATABASE]
   username: [USERNAME]
   password: [PASSWORD]
   driver-class-name: com.mysql.cj.jdbc.Driver
   type: com.zaxxer.hikari.HikariDataSource
   hikari:
     minimum-idle: 2
     maximum-pool-size: 5

ローカルで MySQL に接続したアプリケーションが開発できれば準備完了。

SpringBoot から TiDB に接続

TiDB の画面で、クラスターの Overview ページが開いている状態にする。
右上の Connect を押すと、以下のように接続情報が表示される。

スクリーンショット (11).png

HOST, PORT は先ほどのプロパティにそのまま入れる。
USERNAME, PASSWORD, DATABASE は、ここで作成したものをプロパティに入れる。

プロパティを直接書き直すのではなく、環境変数で設定したっていい。
https://github.com/spring-projects/spring-boot/wiki/Relaxed-Binding-2.0

結論、プロパティをローカルの MySQL から TiDB のものに書き換えるだけで良い。

まとめ

本当に MySQL 互換だった。

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