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DevOpsDays Tokyo 2022に行ってきました! その1

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軽く自己紹介

Sasuke Financial Lab株式会社にて、自社サービス開発チームのスクラムマスターをしております、大塚と申します!

フリーランスでUI/UXデザイナー出身→現在は会社所属にて、デザイナー→スクラムマスターに社内ジョブチェン、バリバリスプリント回す日々でございます。

Sasukeに入って最初のエントリーがイベント感想なんですが、
今後は「デザイナーからスクラムマスターになって、ゼロから始めたスクラム導入→開発チームの進化を語る」
的なことを色々書いていきたいと思ってます!ご期待ください!ぜひともフォローよろしくお願いします!

ちなみに弊社Sasuke Financial LabについてはnoteやQiitaで次々記事出し強化中です。
個性的なメンバーが揃っております。 #SasukeFinancialLab タグをぜひ見てみてください!

DevOpsDays Tokyoとはどんなイベントか

DevOps Days Tokyo2022 は大崎のホールで、4/21-22の二日間にわたって開催されました。

元々は世界中で開催されているカンファレンス。
ソフトウェア開発、ITインフラ運用、そしてその境界線上にあるトピックをカバーし、DevOpsを実現するための自動化、テスト、セキュリティ、組織文化を、最新の情報で共有し合う会です。

行ってみての感想

そもそもDevOps(デブオプス)は開発(Development)と運用(Operation)を組み合わせたDevelopment and Operationsの略語。
開発運用に関わるtips、事例、ツールの話みたいな、専門的な話が多いような印象だったので、エンジニアメンバーを誘って三人で参加。
蓋を開けてみると意外に、開発に関わる直接的、専門的な手法よりも、もう一段上の視点でのお話が多く聞けた。組織構成、チームマネジメント、モブプログラミングなど。

DevOpsの世界も最新版は人のコミュニケーションやチーム構成がその開発運用のあり方を変えていくという考え方になっているのかも、と感じました。
(エンジニアではない自分のような立場でも、内容が理解できる話題が多かった。ラッキー!)

以前にDevOpsDaysTokyoに参加していた先輩に話をきいたところ、数年前まではより専門的なエンジニア的話題が多かったらしい。

エンジニアではない自分がなぜそこに参加したのか?

きっかけは今年のはじめに参加したRegional Scrum Gathering Tokyo(スクラムのカンファレンス)で見た、DevOpsDaysの宣伝から。主催のさささんの軽快で親しみのあるキャラクターに惹かれ、同僚とも一緒に参加できそうなテーマである事を聞き出し、社内の同僚を誘って参加する事を決めた。

RSGTでは、この半年で叩き上げのスクラムマスターとなった自分にとって、横のつながりを広め、ぼやっとしていた知識を補強し明朗にする、という体験ができ、非常に刺激を受けた。
他方で自分の課題として、教養、知識範囲をエンジニア側へ広げたいという思いがあった。
同僚にも、勉強会へ参加して知見や横のつながりを広げる体験をしてほしい。
そしてエンジニアと一緒にカンファレンス参加をしたい、同じ講演から同僚と意見を交わす体験をしたい。という思いからの参加となりました。

印象に残った講演ざざっと

DevOpsの論文100本ノック
論文読もうと思いました!
なにより話者のkyonさんの、楽しくてたまらないといった気分の語りがとても面白くて、その様子に引き込まれつつ、
一個一個の論文の要旨が毎回まとめて伝えられておりました。
原典を読むことによる大切さをあらためて学んだように思います。

Chris Lucian: Interview with Q&A
モブプロ実践しようと思いました!
最近、フレームワークって「チーム全員がハイレベルであること」前提なのあるあるだなーと思う機会多くて。
これもご多分に漏れずなんですよね。
結局チームをドライブしていくのは個人なんだよな、と。思った次第です。
エンジニアが「リモートでもできるいい感じに軽いツールがないとできない」と言っていたので、これからスクラムマスターとしてその辺の情報調べて提供していくぞ!

Extreme Team Ownership
これまた「チーム全員がハイレベル」系メソッドだったんで、質問タイムに思い切って「レベル低いやつはどうすりゃええねん!(意訳)」を聞いたところ「自分の背中でオーナーシップを見せていけ(意訳)」と言われました!
こういうのは日本でもアメリカでも一緒なんですね。

金融×Dev×Ops~5年間DevOpsを実践してきたチームの体験記~
カタい業界であってもきっちりと推進していくことで改善は行われることを知りました!
RSGTの時にも銀行さんのお話ありましたし、うちも金融関係の会社ですし、
実はアジャイルってカタい業界ほど効くもんなんじゃないだろうか…みたいなことをぼんやりと思った次第。
それについては機会作って考察記事書いてみたいと思います。

右手にThe DevOpsハンドブック、左手にクックブック
イチオシ!生活の中にフレームワークを入れて実践するというのは面白く、わかりやすかった!
(ただし型に嵌めた時に生活が破綻、家族との関係が壊れたりしないように注意が必要と思った)
DevOpsHandbook買いました!

…と、短い感想で申し訳ないのですが、全体通した感想文を次回出しますので、そちらも読んでいただければ幸いです!
フォローしてください!(二回目)

同僚と行ってよかったこと、どんなことが起きたか

簡単に二つほど。

・同時間帯に行われる違う講演を別々にみることで、知識を持ち寄れる
一人だと一つの講演しか見れないですものね。
最近は録画なんかも出るようになったのでそれに限りませんが、リアルタイムに情報持ち寄れるのはナイスでした。

・同じ講演を見た時に、講演の内容を軸に議論ができる。←これがよかった!
最初の方で書いた通り、これがそもそも狙いだったんですけどね。
RSGTで聞き齧った「一人で講演聞くだけでは記事読むのとそんなにかわらないけど、同僚とかそこにいる人たちとgathering(集まる)して、講演について議論し合う時間こそが価値」という言葉。
それを実行して、価値を心底実感した二日間でした。

次回、講演を受けて同僚と話した内容などを詳しくまとめていきます。
ぜひともよろしくお願いしまーす!

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