軽く自己紹介
Sasuke Financial Lab株式会社にて、自社サービス開発チームのスクラムマスターをしております、大塚と申します!
フリーランスでUI/UXデザイナー出身→現在は会社所属にて、デザイナー→スクラムマスターに社内ジョブチェン、バリバリスプリント回す日々でございます。
今後は「デザイナーからスクラムマスターになって、ゼロから始めたスクラム導入→開発チームの進化を語る」
的なことを色々書いていきたいと思ってます!ご期待ください!ぜひともフォローよろしくお願いします!
ちなみに弊社Sasuke Financial LabについてはnoteやQiitaで次々記事出し強化中です。
個性的なメンバーが揃っております。 #SasukeFinancialLab タグをぜひ見てみてください!
これはなに?
カンファレンス参加の感想文、推奨文です!
ざっと全体の感想を書いた前回の記事はこちらです!
先日、弊社内の希望者三人と、DevOpsDays Tokyo 2022に参加しました。
一人ではなく、人と一緒にカンファレンスに参加してよかった事がたくさんあり、会社でカンファレンスに参加する場合には、数人で参加する事をみなさんにおすすめしたい!と切に思った次第。
そんな思いを、感想と共にまとめてみました!以下、ずらずら書いていきます。
会社で数人でカンファレンス参加することによるメリット
・講演内容を、自分達の現状に当てはめてみることで、課題・この先目指すべきことなどを仲間と議論できる。
・学んだ内容を一個人の知識にするだけにとどめず、議論を経る事で一歩深化させ、これからの業務に活かせる。
・ひいては、得た知見を会社に還元できる!(会社でお金を払って貰うだけの価値があるということ!)
カンファレンスが推奨するサービス・ツールは積極的に使うのが吉!
これをオススメする理由としては
・カンファレンスから受け取れる情報量が増える
・使ったことないサービス・ツールのUXを体験できる
・今後自分達でなにか催す時の参考になる
・カンファレンスが終わった後のアフターサポートや、録画、配信イベントなどの情報が、終了後も継続して入ってくる
など。
今回使っていたツールは以下。
https://zoomgov.com/jp-jp/meetings.html
配信ツールはzoom。
https://discord.com/
公演中のタイムライン的なコメントの流れが見える他、現地向けアナウンス、オンライン参加組とのコミュニケーション、終了後のアナウンスやお知らせ、補足情報などが入手できる。
https://www.menti.com/
集計結果がビジュアライズされるアンケートツール。オフラインとオンラインの空気を繋ぐアイスブレイクの役割を果たしていた。
他社のカルチャーに触れ、刺激を得られた
多くのスポンサーや、登壇者に関してもさまざまな会社が参加していることから、他社のカルチャーについて知る機会がとても多かった。
それを見聞きすることで、自分達の会社のカルチャーはどう育まれているか、その発信を内外に向けて発信できているか。そんなことを同僚三人で話し合えました。
うちはまだまだ、その発信が弱いよね、という見解で一致。三人で社内にも社外にも発信していきたいという思いを新たにしました。
個人的にはサスケの魅力の一つとして「建設的に、やりたいことを自由に提案、実行できる」という良い点を感じているので、まずはそれを自分から発信して行きたいと思った次第です。(故にこの記事を書いている!)
お弁当おいしい
立派なお昼ご飯(今半)が出るので、現地チケット買ったら行かないと損!
昼まで全種類余ってたけど夕方くらいになったらベジ弁当しか余ってなかった。食品ロス対策に持って帰って夕飯にしました。
自分達のサービスの「現状」と「(勝手に)展望」
「7つの会話のスタイル」の話を受けて。ここは感想が入り乱れたので箇条書きにて記載。
1.Leisure 楽しむ会話、楽しい話
2 .Theatrical 聴衆に向けてたのしませる
3 .Interrogative 情報を引き出そうとする
4.Therapeutic 深く話を聞く、理解しようとする。根底にあるニーズがなんなのか
5.Evaluative 評価する、特定の目標に達してるか
6.Persuasive 説得する。して欲しい方に誘導する。
7.Empathetic 共感型の会話、見ているものを真似するではなく、尊重して相手を理解する。判断ではない。
・弊社のサービスいまはまだ、押し付けてる会話スタイルのサービスかもしれない。
・Leisure (Top画面)=> Empathetic(ロボアド) => Therapeutic(ロボアド結果) => Leisure(契約に進んでくれてありがとう)という会話の流れを作ってみたい。
希望する保険の種類が明確な人はLeisure (Top画面)=>Leisure(契約に進んでくれてありがとう) とか。
・会話をしてるような動線設計に憧れる。結局、気持ちが動かないと契約まで進んでくれない。サービスを会話タイプと表す観点はとっても学びになった。
・ターゲットとして、必ずしも自由に選びたい人が多数ではない。
むしろ、自分ではわからないので誰かに決めてもらいたい、多数に人気のものがいい、など主体性が薄めのニーズもある。
・どこを狙うのか。この先、時が変わればそのターゲッティングも変わっていく事でしょう。
・正解はないが、開発としては前述のような試行錯誤が繰り返せる環境を常に用意していきたい。
モブプロ、ペアプロについて
以前、社内の開発でvscodeのliveshareを用いてモブプロを行ったこともあったが、動作が重過ぎて実用性が伴わず、社内文化として定着しなかった。手法がとても良いのに、適したツールがわからなくて実行できなかったという。ただ、ツールさえなんとかなれば、再びモブプロに挑戦したい、という思いは表明し合えた。
一方でモブプロは一定の技術レベルが前提になっており、例えばエンジニア外の人、レベルが極端に違う人は参加が難しいようだった。
自分の技術のweak部分も曝け出せる心理的安全性が必要かも、という感想に対しては、モブプロにはレトロスペクティブ(ふりかえり)も含まれるので、実行して繰り返せば解消できるフレームワークになっている事を感じました。
組織の一人一人がオーナーシップを持つには?
エクストリームチームオーナーシップの話において。
以前のチームは「自分の領域までしかやらない、相手の領域を手伝ったら損する」といったような分断がある状態があったが、現在は一部でだんだんと領域間をスムーズにする動きが増えてきた。全員がそういう気持ちになるようにしていくにはどういったメンタリティ、トレーニングが有効なのか、それを考えられる講演であった。
一方で、これはメンバー各位がハイレベルもしくはハイレベルを目指すメンタリティを求められているフレームワークだったのだが、オーナーシップの意識が低いメンバーやジュニアレベルの人にはどうしたらいいか?という質問を講演者に送ったところ「自分が見本となる。自分が責任を見せる。これが標準の振る舞いだとすると後輩もついてくる。後輩の分も自分が責任を取る。それを後輩は見て動きが変わってくるのです」とのことだった。
何事も背中で見せてけってことですね!
その他
組織の構成やメンタリティなどの話が多かった印象。
具体的で現場的なメソッド以上に、もっと引いた、俯瞰した視点でのチームビルドがDevOpsにいかに影響するかを教えられた二日間でした。
どんどん社外に出て、色々な刺激を吸収しよう!
カンファレンス参加はとにかく学びが多い!気分転換にもなる!
トレンド、世の中の潮流が見える!
会社の人といろんな話をして、この先の未来がちょっとだけ楽しみになるかも!
そして社外の人と交流することによって、自分と会社のことを世に知らしめる活動にもなる。
ぜひたくさんの人が外に出て、それを持ち帰って、より良い明日ができるように動いていけたらいいなあと。
毎日の仕事の中に、少しでも楽しい瞬間が増えるといいなと思って、書いてみました。
長くなりましたがこの辺で終わろうと思います。
次回はスクラムに関する記事をお送りしたいと思います!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!