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bindParam()とbindValue()とは

Last updated at Posted at 2023-05-11

bindParam()とbindValue()とは

bindParam()とbindValue()は、PHPのPDOクラスで使用されるデータバインドのメソッドです。

両方とも、プリペアドステートメント内のプレースホルダーに値をバインドするために使用されます。

以下は、それぞれのメソッドの長所と短所、そして使い分けについての説明です。

bindParam()の長所と短所

長所

  • 値が変わっても同じステートメントを再利用できる
  • パラメータの参照渡しが可能で、メモリ効率が良い
  • カラムのバインドに利用可能

短所

  • パラメータ値を変更するには、bindValue()よりも手順が多い
  • パラメータ値を直接バインドすることはできないため、プロシージャの実行に向いていない

bindValue()の長所と短所

長所

  • パラメータ値を変更する手順が容易である
  • 直接値をバインドすることができ、プロシージャの実行に向いている

短所

  • バインドされた値が変わると、同じステートメントを再利用することができない
  • パラメータのコピーが作成されるため、メモリ効率が悪い
  • カラムのバインドには利用できない

使い分け

  • 値を変更する可能性がある場合や、複数の値を同じステートメントで再利用する場合には、bindParam()を使用することが適切です。
  • パラメータ値を変更する必要がなく、ステートメントを再利用する必要がない場合には、bindValue()を使用することが適切です。
  • カラムのバインドが必要な場合には、bindParam()を使用する必要があります。

用語解説

データバインド

データバインドとは、プログラムで使用される変数やパラメーターに、データベース内のカラムや値を関連付けることを指します。データバインドを使用することで、プログラム内でデータベースの値を操作することができます。データバインドには、bindParam()やbindValue()といったメソッドが用意されています。

プリペアドステートメント

プリペアドステートメントとは、SQLステートメントのテンプレートを事前に準備しておくことで、実行時のパフォーマンスを向上させる機能です。プリペアドステートメントを使用することで、SQLインジェクション攻撃を防ぐこともできます。プリペアドステートメントは、prepare()メソッドを使用して作成します。

プレースホルダー

プレースホルダーとは、SQLステートメント内の値が入る部分を、名前や記号などで表したものです。プレースホルダーを使用することで、SQLインジェクション攻撃を防ぐことができます。プレースホルダーは、通常「?」や「:name」といった形式で表されます。

プロシージャ

プロシージャとは、データベース内で実行される手続きのことを指します。プロシージャは、通常ストアドプロシージャとも呼ばれます。プロシージャは、一連のSQLステートメントをまとめたもので、プログラムのように構成されます。プロシージャを使用することで、複雑な処理を簡単に実装することができます。プロシージャは、CALLステートメントを使用して呼び出します。

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