<strong>
タグ、<b>
タグの違い
HTML5の要素のうち、文字列が太字になるタグには、
<strong>
タグ、<b>
タグがあります。
下記のタグは、どちらも文字列を太字にするのですが、
太字にする対象の意味が異なります。
下記のどちらの意味合いもなく太字にしたい場合は、
CSSのfont-weightプロパティを使用して太字にします。
-
strongタグ
重要性、重大性、または緊急性が高いテキストを表します。
他の箇所と比べて「より重要である」場合に使用します。 -
bタグ
要約に現れるキーワード、レビュー文内での製品名、または、その他の
表記上太字で記述される通例のある箇所 (但し、特別な重要性を持たない部分) に使用します。
要素の内容に読み手の注意を惹きたい場合で、
他の特別な重要性が与えられない場合に使用します。
他の箇所より重要度が高いような場合には、<strong>
タグを使用します。
※詳しい使い方については下記の
<strong>
タグの使い方と**<b>
タグの使い方**を参照してください。
HTML5で太字となるタグを使い分ける意味
HTML5は、各々のタグが持つ意味を正しく理解した上で使用することで、
ブラウザがタグ内の内容がどのような意味を持つのか理解することができ、
ひいてはSEO対策となります。
参考URL:MDN | HTMLでのSemantics(セマンティクス)
<strong>
タグの使い方
特に重要な情報を<strong>
タグで囲みます。
<strong>
タグを入れ子にすることで、強調を強めることができます。
使用例1
カラスは空を飛ぶことができます。しかし、
ペンギンは<strong>空を飛ぶことができない</strong>鳥なのです。
カラスは空を飛ぶことができます。しかし、
ペンギンは空を飛ぶことができない鳥なのです。
使用例2(入れ子)
入れ子にすると、内容がより強調されます。
実は、ペンギンの祖先は<strong><strong>空を飛べていた</strong></strong>ようです。
実は、ペンギンの祖先は空を飛べていたようです。
<b>
タグの使い方
要約に現れるキーワード、レビュー文内での製品名、または、その他の
表記上太字で記述される通例のある箇所 (但し、特別な重要性を持たない部分) に使用します。
使用例
私はペンギンです。ペンギンの仲間には、<b>皇帝ペンギン</b>がいます。
私はペンギンです。ペンギンの仲間には、皇帝ペンギンがいます。