概要
Windows 10 proのHyper-VにCoreOSをインストールする手順です
CoreOSの勉強を始めたい方にはすぐに構築できる環境になります
事前準備
「アプリと機能」でHyper-Vを有効化しましょう!
手順
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CoreOS公式サイトからISOをダウンロード
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仮想ハードディスクの接続(適宜に変更)
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仮想マシンの設定が完了し、起動してください
※ライブCDとして起動している?ため、この時点でローカルディスクにCoreOSがインストールされているわけではない -
仮想マシン起動後、sshログイン用に(core)ユーザパスワードを設定します(勉強用なのでとりあえずパスワードログイン)
> sudo passwd core
※Hyper-Vマネージャーのコンソール画面は使いづらいので、TeraTermなどのターミナルでログインすると楽です
12. ユーザパスワードのハッシュ値を取得
前述で設定したパスワードを再入力するとハッシュ値が表示されるので、それを控えてください
```
> openssl passwd -1
Password:
Verifying - Password:
$1xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
```
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cloud-config.ymlを作成
cloud-configはインスタンスの初期構成定義ファイルである- 先頭行の**#cloud-config**は必須
- passwdには前述のパスワードハッシュ値を記載
- write_filesはファイルに書き込みを行ってくれます
cloud-config.yml#cloud-config hostname: "coreos" coreos: units: - name: etcd.service command: start users: - name: core passwd: $1xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx write_files: - path: /etc/resolv.conf content: | nameserver 8.8.8.8
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ローカルディスクにCoreOSをインストール(インストールオプション)
> sudo coreos-install -d /dev/sda -V current -c ./cloud-config.yml
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インストール完了後、仮想マシンを一度シャットダウンし、ISOのマウントを解除して、仮想マシンを再起動してください
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問題なく起動でき、ログインができる場合は成功です!Dockerコマンドが使えるので、思う存分に使ってください