Salesforceの行動オブジェクトの各項目別に関する機能または動作のまとめ
任命者(OwnerId)
行動を実行するユーザ
* 自分以外のユーザを設定した場合
→該当の行動の所有権は割り当てたユーザになります。
アクセス権限によっては作成者からは該当の行動を参照できなくなることがある
名前(WhoId)
リード、取引先責任者との関連付け
* リードを選択した場合
→関連先(WhatId)は選択できない
* リードオブジェクト参照不可のライセンス(Platformライセンス、force.comライセンス)の場合
→選択肢にリードは含まれない
関連先(WhatId)
リード、取引先責任者以外の標準オブジェクト(商談、取引先)、カスタムオブジェクトとの関連付け
* カスタムオブジェクトを関連先で選択できるようにするには
→「カスタムオブジェクトの定義の編集 - 追加の機能「活動を許可」にチェック
同行者(EventRelation.RelationId)
同行者の出欠を管理するためにEventRelationオブジェクトにレコードが生成される
なお、EventRelationオブジェクトにはトリガを作成できない
また、同行者の返信(参加、不参加)によるEventオブジェクトのトリガも発生しない
追加
* リソースを含む場合
→EventRelationオブジェクトに対象数分の新規レコード(Status=Accepted)が作成される
* ユーザを含む場合
→Eventオブジェクトに対象数分の新規レコード(GroupEventType=1、IsGroupEvent=True、IsChild=True、EventId=親EventId)が作成される
→EventRelationオブジェクトに対象数分の新規レコード(Status=New)が作成される
* リソース、ユーザ以外を含む場合
→EventRelationオブジェクトに対象数分の新規レコード(Status=New)が作成される
Event Object | |
---|---|
Subject |
削除
→関係者全員にメール通知される(メールアドレスが設定されている場合)
→EventオブジェクトとEventRelationオブジェクトの対象のレコードはすべて削除される
参加(回答後に返事の修正できる)
→EventRelationオブジェクトのEventIdとRelationIdが一致するレコードのStatus=Accepted、Response=XXXに更新する
不参加
* ユーザを含む場合(回答後に返事の修正できる)
→EventRelationオブジェクトのEventIdとRelationIdが一致するレコードのStatus=Declined、Response=XXXに更新する
→Eventオブジェクトの該当のレコードは削除される
* ユーザ以外を含む場合(回答後に返事の修正はできない)
→EventRelationオブジェクトのEventIdとRelationIdが一致するレコードのStatus=Declined、Response=XXXに更新する