#GCPプロジェクトの設定を設定する
GCPには複数のプロジェクト・アカウントの設定を管理する仕組みがあります。
最初から手順をサクッと書いている記事が見当たらなかったので、手短にまとめていきます。
###動作環境
・macOS-10.14.6 のターミナル
###それではさっそく
初めてならば、Googleアカウントにログイン。ブラウザのログインページに飛ぶはず。
$ gcloud auth login
↓で自分のアカウントが表示されれば
$ gcloud auth list
設定を作る。このような出力が出るはず。ここではsampleとしておく。
$ gcloud config configurations create [設定の名前]
Created [設定の名前].
Activated [設定の名前].
因みに、↓で名前がついた、すべての設定の詳細を表示してくれる。まだ色々設定してないので空っぽ。
$ gcloud config configurations list
NAME IS_ACTIVE ACCOUNT PROJECT COMPUTE_DEFAULT_ZONE COMPUTE_DEFAULT_REGION
sample True
↓では、activeな状態の設定を教えてくれる。
$ gcloud config list
[core]
disable_usage_reporting = True
Your active configuration is: [sample]
###色々設定していく
まずはregionから。
$ gcloud config set compute/region [リージョン名(例えばasia-northeast1)]
Updated property [compute/region].
確認してみると…regionの情報量が増えた!
$ gcloud config list
[compute]
region = asia-northeast1
[core]
disable_usage_reporting = True
Your active configuration is: [sample]
次はzoneの設定。冗長になるので書きませんが、config listコマンドで確認すると
$ gcloud config set compute/zone [ゾーン名(例えばasia-northeast1-a)]
Updated property [compute/zone].
アカウントとも紐づけておく。
gcloud config set core/account [アカウントつまりgmailアドかな]
プロジェクトとも紐づけるなら。
gcloud config set core/project [プロジェクト名]
因みに、プロジェクトと紐づけて、消したいなと思ったので、config unsetコマンドを実行。
下の実行例のprojectのところをaccountとかすると、紐付けを解除することができる。
$ gcloud config unset project
↓とかすると、設定ごと吹っ飛ばすこともできる。
$ gcloud config configurations delete [configuration名]
###おわり
初心者が設定で使ったのはこの程度です
はじめにloginせず、他の記事見て進めようとして手間取ったりしたので、少しでも誰かの時間短縮になればいいな〜
おわり:)
(参考)
[・Qiita記事]
(https://qiita.com/sky0621/items/597d4de7ed9ba7e31f6d)
・Cloud SDKのドキュメント