では実際にフローを。
まずはボタンを押すとデータを右のノードに送る「injectノード」と、流れてきた値をデバッグ・ウィンドウに表示する「debugノード」を使って「デバッグ・ウィンドウ」に値を表示する仕組みを作ります。
1 「injectノード」の配置
パレットから「injectノード」をドラッグし、ワークスペースの好きな場所に配置します。
2 「debugノード」の配置
次は「debugノード」をパレットから配置します。
3 端子をつなぐ
配置したら、「injectノード」の右の端子と、「debugノード」の端子をつなぎます。
端子をドラッグアンドドロップで...
右のノードの端子につなぎます。
4 デプロイする
端子をつないだら、「デプロイ」(動作可能な状態にする)します。
画面右上の「デプロイ」ボタン押下。
ノードについていた水色のポチが消えて、「デプロイが成功しました」と表示されます
5 動かしてみよう
ここまでの作業がおわったら、「injectノード」の左側のボタンをクリックします。すると「タイム・スタンプ」のデータが送られ、「debugノード」が受け取ります。
右の「デバッグ・ウィンドウ」にタイムスタンプが出力されます。
デバッグの処理を行って、フローが終了します。
6 「ノード・プロパティ」の編集
実際にフローを組むときに、ノードをより細かく設定する必要が出てきます。そこで使用するのが「ノード・プロパティ」です。「injectノード」のプロパティを編集して、「debugノード」に送るデータを変更します。
まずは「injectノード」をダブルクリック
「injectノード」のプロパティが表示されたら、「ペイロード」部分をクリックします。ここでいったん「文字列」に変更します。
文字列をなにかいれます。せっかくなのでお決まりの「Hello world!」を...
文字を入力したら、右上の「完了」ボタン押下。
もう一度「デプロイ」ボタンクリックし、「injectノード」のボタンをクリック。
出力されました。
まずは簡単なフローで動かすをやってみました。
次の記事では、「functionノード」を使って説明します。