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N_1_Arduino_エッジ側デバイス_flipper's circuit Project -電子工作人口を増やすためのプロジェクト-

Last updated at Posted at 2024-05-27

エッジ側デバイス比較のまとめ書きます m(_ _)m
ちょっと疲れています。
そして内容てんこ盛りになるので、代表的なデバイスの価格比較とArduinoの特徴までで切ります。

エッジ側デバイスの種類

あくまでも代表的なもので機能が揃っているワンボードデバイスについてまとめます

No 名前 種類 価格(概算)
1 Arduino UNO R3 ワンボードマイコン 4000円
2 Arduino UNO R4 WiFi ワンボードマイコン 5000円
3 M5Stack Core2 オールインワンデバイス 8500円
4 Raspberry Pi Pico W ワンボードマイコン 1500円
5 PIC16/18マイコン ワンチップマイコン 数百円
6 Raspberry Pi 4B ワンボードLinuxコンピュータ 13000円

1 Arduino UNO

項目 Arduino UNO R3 Arduino UNO R4 WiFi
MCU 8bit 16MHz 32bit 48MHz
メモリSRAM 2kB 32kB
メモリFlash 32kB 256kB
USB Type-B Type-C
GPIO デジタルI/O×14 デジタルI/O×14
ADC 10bit×6ch 12/14bit×6ch
Wi-Fi なし あり
シリアル UART×1 UART×1
I2C×1 SPI×1 I2C×1 SPI×1
RTC なし あり
電源 5v 3.3v出力あり 5v 3.3v出力あり
外部入力7~12V 外部入力6~24V

【備考】
大きな違いはWiFiの有無です。R3でWiFiを使用する場合は、別途ESP32というマイコンが必要になります。R4はESP32内蔵型のワンボードマイコンです。
(ESP32が1000円するので、ケチらないほうがよいかもしれません)
互換品(Generic)のArduinoはR3モデルです。

Arduinoの特徴

1 簡単な回路構成で分かりやすい

ビギナー向けの所以はここです。簡単な回路で構成されているので、とても分かりやすくなっています。

2 オプションで各種シールドボードが用意されている

外部接続用のソケット配置の互換性が保たれているため、オプションボードとして用意されている多くのセンサや表示器を使うことができます。しかし、シールドボードにないものは、何らかのオプションボードを用意しないと接続ができません。

3 スケッチで簡単にプログラムできる

スケッチと呼ばれる言語で書かれていますが、比較的わかりやすい言語なのでプログラミングしやすくなっています。

4 多くのライブラリがある

スケッチで使えるライブラリが沢山あるので、センサやアクチュエータ、通信を比較的簡単に使用できます。一方、ライブラリにない場合の開発は難易度が高いです。

5 メモリサイズは少な目

特にR3はメモリが少ないので、大きなプログラムや大量のデータを扱うことができません。R4の場合は、SDカードのシールドがあるため、SDカードを追加すれば大量データも処理可能です。

6 時刻の扱い

リアルタイムの時間はR3では使えませんが、R4ではリアルタイムクロックが実装されています。Wi-Fiで、ネットワークから時刻を入手することも可能です。

7 リアルタイムOS(RTOS)の実装が可能

R4であればFreeRTOSが実装可能です。(μITRONも実装可能だとか?)

Arduinoのデータシート

Arduinoのデータシートのリンクは以下通りです

■ Arduino UNO R3

■ Arduino UNO R4 WiFi

次回はRaspberry Piについてまとめます

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