個人的な意見であるため、ふーんって聞いてください。
私の属している組織に限った話もあるかと思うので、そのあたりは読み手の方のリテラシーに委ねます。
はじめまして
ブリッジエンジニアとして働いている主ですが、はや入社4年目。
3年半くらい経ったので、そろそろ感想とか書いてもいいんじゃないかと思い筆を執る。
私は転職を経験しておらず、大学卒業後から会社が変わっていないません。
他社のことは全く無知です。
無知ながら、事実というか、体験した感想をメインに備忘録としたい。
オフショア開発
弊社は実装部分の業務を海外企業に委託する形態で開発を行っている。これをオフショア開発って言うらしい。
人件費の安い国へ実装だけを依頼して、製品を作っている。
コミュニケーションをとる際、言語や文化の壁があるため、どうしても齟齬が生まれる。
差し戻し工数が圧倒的に多い。
実際日本企業に委託するのと比べどれほどのコスパなのだろうかと気になっている。
キャリアプラン
ブリッジエンジニアとして働いている人のキャリアプランについて考えてみた。
ブリッジエンジニアと一口に言っても、担当フェーズやら事業規模やらあると思うが、、、。
一旦自分の環境であればという前提で考えてみる。
私の会社では要件定義やら仕様策定~詳細設計までを行い、実装のみを海外企業へ委託している。
委託先の企業の実装チームの管理等の業務も入り込んでくるような形だ。
マネージャとしてのスキルを身に着けるには適した場だと考えている。
折衝や炎上も多いので、臨機応変な対応が求められている。
一方でプレイヤーとしてのスキルはというと、全く身につかないと言っても過言。
過言ではある。
しかしテックリーダーになっていくようなキャリアプランは描けないと感じている。
上流工程をメインで行う企業であれば当然かもしれないが、知識は技術的な知識ではなく、製品の業務知識に偏っていくように思う。
オフショア開発に向いてると思う人
PL/PMとしてのキャリアを築いていきたい人
⇒海外企業とのコミュニケーション等、工夫できる余地が大きい。
マネージャーとしての手腕がある人を近くで見ることができる。
コミュニケーションを楽しめる人
⇒異文化の方とコミュニケーションを取って、
互いに歩み寄るようなコミュニケーションを出来たときは楽しい。
オフショア開発に向いていないと思う人
未経験者や自分のキャリアプランが明確でない人
⇒PL/PMとしての経験値以外の部分に関してはほとんど携われない場合がある。
汎用的でない(どこでも通用するわけではない)設計書の作成だけになってしまい、
未経験の人がイメージしているような技術知識を付けられない場合がある。
感想
ブリッジエンジニアについてメリットデメリットを書いたが、自分にはデメリットが大きく感じた。
なぜなら、プレイヤー⇒マネージャー と段階を踏んでキャリアアップしていきたいと考えているからだ。
技術的な知識が少ない状態でマネジメント業務をしようとするとヒアリングや折衝が多くなってしまうと考えている。
やはり作業者を経験し、作業者の気持ちを汲む管理者というものになりたい。(願望)
すっ飛ばしてマネジメント業務特化したい!派の人でも上手にやっている人はいるが、自分には真似できないと思う(うまくやってる人すげえ)。
技術者は知識がない人に対して「これ以上説明しても伝わんないかな」という配慮で多少簡単に説明してくれるが、管理者側の考慮不足はそういう所から生まれるとおもう。
その穴をヒアリングで埋めるには経験からくる想像力が必要になる。
そういったスキルを作業者から順に学びたいなと感じるようになってきた。