はじめに
街で行列を見て、「お?なんだろう?」と思ったことはありませんか?
「美味しいお店があるのかな?」「有名人がいたのかな?」「ポケモンGOかな?」などとワクワクしたことはありませんか?
こういう「なにか好奇心をそそる出来事」というのがWEBにはない気がしています。
WEBの情報は、どこのお店がどのぐらいの評価で、接客態度はどうで味の感想はどうで〜というとにかく詳細な情報が多いです。
それらを見て「美味しそう!」「雰囲気が良さそう!」と思うことはあっても、
街で行列を見たときのような「何があるんだろう???」というワクワクがWEBにはないのかなと思います。
そこでLINE thingsでそんなワクワクを作り出せたらいいなと思いました。
概念図
いろんな人が「えーな!」と感じた瞬間にそれをLINE thingsのボタンを押すことで送信します。
他の人からは、「そこがどうして「えーな!」なのかはわからないので、「なんだろう???」というワクワクが生まれます。
LINE things
LINE things はBLEでスマホと連携します。
今回はLINE thingsをどこかに設置するという使い方はせず、常に持ち歩くキーホルダーのようなものを想定しています。
機能 : 物理ボタン、GPS
LINE Bot
LINE thingsから受けとった情報をWEBアプリケーション(Erna)に送信
WEBアプリケーション(Erna)と通信し、現在地の近くの「えーな」情報を送信
WEBアプリケーション
以下のAPIをLINE Botに提供
・「えーな」の登録
・現在地付近の「えーな」の呼び出し
ユースケース
訪日外国人観光客向け
観光地のことはいろいろ調べてきてると思われるが、ふとした出会いみたいなのを提供できたらよさみ
thingsのボタンはLED付き
LINEのボタンメニューからthingsのボタンの色を変更できる(Goodは青、Yummyは黄、Beatifulは青、Troubledは紫、HELPは赤)
LEDがGood(青)、Yummy(黄)、Beatiful(青)、Troubled(紫)の状態でボタンを押された時には位置情報と属性をマップにプロットする
LEDがHELPの状態でボタンを押された場合は、近くの協力者に通知を飛ばす
受付窓口を用意して、LINEのインストールとLINE thingsの設定をやってもらう
メリット:海外の人は旅行の記録をサクッとメモれる。いざというとき助けを呼べる。他の外国人がそこでどう思ったのかを知ることができ、自分の行動に役立てられる
日本人としても、観光に関する直接的なアンケートと捉え、計画や改善ができる