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ChatGPT × kintone × LINEで最強の接客ツールを作ろう!②

Last updated at Posted at 2023-08-31

みなさん本イベントへのお申込みありがとうございます!
本資料イベントで使用するハンズオン資料となります。

可能な方はLINE Developersのアカウント設定やOpenAIのAPI_keyMake(Integromat)のアカウント作成などの事前準備をお願いします。

本記事にはLINE Messaging APIのCHANNEL_ACCESS_TOKENなど記載されていますが、本来は悪用を防ぐために、漏洩には十分注意してください。記事中のキーは全てハンズオン用に取得したものであり、イベント終了後は使用できないものとなっております。

この記事のゴール

この記事のゴールは2つあります!

① LINEBotとChatGPTとkintoneをとりあえず繋いでみる

② お客様対応ができるように設定を行う

この記事でやること

この記事では以下の記事で「withMake」というサービスで「オウム返しのLINEBot」が完成している状態からスタートします。まだの人は、まず以下の記事からはじめてください。
記事を書いている人が違うので、変数の名前など微妙に異なることがありますが、気にしないでください。

  • withMakeでLINEBotとChatGPTとkintoneを繋ぐ
  • chatGPTへのプロンプトを編集します
  • kintoneに渡すデータを整えます

実装

① withMakeでLINEBotをChatGPTとkintoneを繋ぐ

LINEBotとChatGPTを繋ぐ

openAIの必要情報を控える

openAIにアクセスします。
登録してない場合は登録しましょう。

openAIはアカウント登録から3ヶ月経つとクレジットカードの入力が必須になります。参考
また、chatGPT Plusの課金と、chatGPTのAPIの課金は別物です。(chatGPT Plusに入っているはずなのに!という勘違いがよくあります)
ここで詰まりたくない方は、新規でアカウントを作るのをオススメします。

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withMakeでchatGPTの設定を行う

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ChatGPTの返答をkintoneに入力する

kintoneのアカウントを準備します

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*登録してから30分くらいかかることがあります

kintoneの設定

メールに記載された内容でログインします

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テンプレートファイルはこちらからダウンロードして使ってください

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withMakeでChatGPTとkintoneを繋げる

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ここまでで、下準備は完了です!
お疲れ様でした!

② お客様対応ができるように設定を行う

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chatGPTに考えてもらう内容を整理しましょう

・お客様の問い合わせへの返信の下書きを考えてほしい
・返信を人力でチェックし、完成したらLINEでメッセージを送りたい
・お客様の問い合わせの緊急度を判定しておいてほしい
・上記情報をkintoneに登録する際に便利なように、JSON形式で出力してほしい

以上よりchatGPTに与えるプロンプトを考えてみました

以下のお客さまからの問い合わせを分析して、緊急度と返信内容を考えてください。
出力は必ず、緊急度と返信内容に別れたJSON形式になるようにしてください。
緊急度は必ず、「高、中、低」の3つからひとつ選択してください。

withMakeでchatGPTの設定

withMakeで実際に設定をしてみましょう。
プロンプトはRole=SystemとしてItem1に設定します。
ユーザーからの問い合わせはRole=UserとしてItem2に設定します。

サンプルのクレーム

先日、あなた方のサイトから赤色のあかべこを注文いたしました。商品が到着して大変楽しみに開封したところ、中身は黄色のあかべこでした。再度、注文の確認をしましたが、確かに赤色を選択しております。私は特に赤色を楽しみにしていたため、このようなミスが発生したことは非常に残念です。誠に申し訳ございませんが、正しい商品との交換、または対応方法についてお知らせいただけますでしょうか?

何卒、よろしくお願い申し上げます。

では、以上の内容でchatGPTモジュールを変更して試してみましょう!
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返答はおおむね良さそうです!

kintoneにデータ登録

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Sample dataはLINEの返信か以下のサンプルを利用しましょう

{
  "緊急度": "高",
  "返信内容": "誠に申し訳ございません。ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。お手数ですが、注文番号とお客様のお名前をお教えください。すぐに確認し、正しい商品との交換、または返金手続きをさせていただきます。再度、ご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。"
}

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Run onceを再実行し、LINEBotの挙動を試してみましょう!
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まとめ

プロンプトは改善の余地はまだありそうですが、
お客さま問い合わせをchatGPTに分析させ、
kintoneに情報を登録するところまでササっとできました!

次のステップに進みましょう!

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