6
8

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

ChatGPT × kintone × LINEで最強の接客ツールを作ろう!②

Last updated at Posted at 2023-08-31

みなさん本イベントへのお申込みありがとうございます!
本資料イベントで使用するハンズオン資料となります。

可能な方はLINE Developersのアカウント設定やOpenAIのAPI_keyMake(Integromat)のアカウント作成などの事前準備をお願いします。

本記事にはLINE Messaging APIのCHANNEL_ACCESS_TOKENなど記載されていますが、本来は悪用を防ぐために、漏洩には十分注意してください。記事中のキーは全てハンズオン用に取得したものであり、イベント終了後は使用できないものとなっております。

この記事のゴール

この記事のゴールは2つあります!

① LINEBotとChatGPTとkintoneをとりあえず繋いでみる

② お客様対応ができるように設定を行う

この記事でやること

この記事では以下の記事で「withMake」というサービスで「オウム返しのLINEBot」が完成している状態からスタートします。まだの人は、まず以下の記事からはじめてください。
記事を書いている人が違うので、変数の名前など微妙に異なることがありますが、気にしないでください。

  • withMakeでLINEBotとChatGPTとkintoneを繋ぐ
  • chatGPTへのプロンプトを編集します
  • kintoneに渡すデータを整えます

実装

① withMakeでLINEBotをChatGPTとkintoneを繋ぐ

LINEBotとChatGPTを繋ぐ

openAIの必要情報を控える

openAIにアクセスします。
登録してない場合は登録しましょう。

openAIはアカウント登録から3ヶ月経つとクレジットカードの入力が必須になります。参考
また、chatGPT Plusの課金と、chatGPTのAPIの課金は別物です。(chatGPT Plusに入っているはずなのに!という勘違いがよくあります)
ここで詰まりたくない方は、新規でアカウントを作るのをオススメします。

スクリーンショット 2023-08-21 0.51.03.png
スクリーンショット 2023-08-21 0.51.16.png
スクリーンショット 2023-08-21 0.51.25.png

withMakeでchatGPTの設定を行う

スクリーンショット 2023-08-20 17.31.36.png

スクリーンショット 2023-08-29 1.23.40.png

スクリーンショット 2023-08-29 1.23.55.png

スクリーンショット 2023-08-29 1.24.03.png

スクリーンショット 2023-08-29 1.24.13.png

スクリーンショット 2023-08-29 1.24.19.png

スクリーンショット 2023-08-20 17.32.18.png

ChatGPTの返答をkintoneに入力する

kintoneのアカウントを準備します

スクリーンショット 2023-08-29 16.08.15.png
*登録してから30分くらいかかることがあります

kintoneの設定

メールに記載された内容でログインします

スクリーンショット 2023-08-29 16.12.13.png

スクリーンショット 2023-08-20 23.15.21.png

スクリーンショット 2023-08-30 0.06.26.png

テンプレートファイルはこちらからダウンロードして使ってください

スクリーンショット 2023-08-30 0.06.38.png

withMakeでChatGPTとkintoneを繋げる

スクリーンショット 2023-08-20 23.38.57.png

スクリーンショット 2023-08-20 23.39.07.png

スクリーンショット 2023-08-29 16.38.59.png

スクリーンショット 2023-08-30 0.06.53.png

スクリーンショット 2023-08-30 0.07.03.png

スクリーンショット 2023-08-30 0.07.26.png

ここまでで、下準備は完了です!
お疲れ様でした!

② お客様対応ができるように設定を行う

image.png

chatGPTに考えてもらう内容を整理しましょう

・お客様の問い合わせへの返信の下書きを考えてほしい
・返信を人力でチェックし、完成したらLINEでメッセージを送りたい
・お客様の問い合わせの緊急度を判定しておいてほしい
・上記情報をkintoneに登録する際に便利なように、JSON形式で出力してほしい

以上よりchatGPTに与えるプロンプトを考えてみました

以下のお客さまからの問い合わせを分析して、緊急度と返信内容を考えてください。
出力は必ず、緊急度と返信内容に別れたJSON形式になるようにしてください。
緊急度は必ず、「高、中、低」の3つからひとつ選択してください。

withMakeでchatGPTの設定

withMakeで実際に設定をしてみましょう。
プロンプトはRole=SystemとしてItem1に設定します。
ユーザーからの問い合わせはRole=UserとしてItem2に設定します。

サンプルのクレーム

先日、あなた方のサイトから赤色のあかべこを注文いたしました。商品が到着して大変楽しみに開封したところ、中身は黄色のあかべこでした。再度、注文の確認をしましたが、確かに赤色を選択しております。私は特に赤色を楽しみにしていたため、このようなミスが発生したことは非常に残念です。誠に申し訳ございませんが、正しい商品との交換、または対応方法についてお知らせいただけますでしょうか?

何卒、よろしくお願い申し上げます。

では、以上の内容でchatGPTモジュールを変更して試してみましょう!
スクリーンショット 2023-08-30 0.17.32.png

返答はおおむね良さそうです!

kintoneにデータ登録

スクリーンショット 2023-08-21 0.44.46.png

スクリーンショット 2023-08-21 0.44.52.png

スクリーンショット 2023-08-21 0.44.58.png

スクリーンショット 2023-08-30 0.20.52.png

Sample dataはLINEの返信か以下のサンプルを利用しましょう

{
  "緊急度": "高",
  "返信内容": "誠に申し訳ございません。ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。お手数ですが、注文番号とお客様のお名前をお教えください。すぐに確認し、正しい商品との交換、または返金手続きをさせていただきます。再度、ご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。"
}

スクリーンショット 2023-08-30 0.21.44.png

スクリーンショット 2023-08-21 0.45.19.png

スクリーンショット 2023-08-30 0.26.08.png

スクリーンショット 2023-08-21 0.45.32.png

Run onceを再実行し、LINEBotの挙動を試してみましょう!
スクリーンショット 2023-08-30 0.30.26.png

まとめ

プロンプトは改善の余地はまだありそうですが、
お客さま問い合わせをchatGPTに分析させ、
kintoneに情報を登録するところまでササっとできました!

次のステップに進みましょう!

6
8
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
6
8

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?