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有線LAN接続ラズパイをSSHでセットアップ

Last updated at Posted at 2017-12-05

1. このメモを書いた目的

RaspberryPiの準備で、最初にいつもやる設定って何だっけをメモった。というか、毎回検索した結果、同じサイトから情報をかき集めてる気がしたので、整理した。
(2017.12.19:piの名前とパスワード変更を追記)

2. 目標

有線LANに接続したラズパイを、キーボードやディスプレイを一切繋ぐことなく下記のセットアップを完了。操作はwifi接続のPCから行う。

  1. OS(Raspbian)が立ち上がって、SSH接続ができる状態
  2. さらに、VNCサーバーが立ち上がって、リモートデスクトップできる状態
  3. piの名前とパスワードを変更した状態

3. 参考サイト

  1. Raspberry Pi 3にRaspbian Stretch/Jessieをセットアップする方法
  2. Raspberry Piをディスプレイ・キーボード・マウス無しの三重苦でもセットアップする方法
  3. Raspberry Piに公開鍵認証を使ってssh接続する
  4. [メモ] Raspberry Pi : VNCサーバ設定(raspbian 2016-09-23~)
  5. SDメモリカードフォーマッター
  6. [Raspberry Pi]ユーザ名変更の個人的に「正しい」と思うやり方

4. 詳細

4-1. 使ったもの

・MacBook Air (13-inch, Early 2014, macOS Sierra)
・Raspberry Pi 3
・8GBのSDカード

4-2. 起動用SDカード作成

  1. こちらからzipをダウンロード。今回はRASPBIAN STRETCH WITH DESKTOPのRelease date:2017-11-29。
  2. SDカードをフォーマット。SDFormatterを使用。
  3. df -hでSDカードを確認。今回は/dev/disk3s1だった。s1がよくわからないけど放置。
  4. diskutier unmountDisk /dev/disk3 でアンマウント。
  5. sudo dd if=2017-11-29-raspbian-stretch.img of=/dev/rdisk3 bs=1m conv=syncでSDカードに書き込み実行。
  6. SDカード上に、SSHフォルダを作成(中身は空)。これで、SSHが起動時に有効化されるらしい。というか、される。

4-3. Raspberry PIの起動とSSH

  1. RaspberryPiに有線LANケーブルを接続。

  2. SDカードをRaspberryPiに挿して電源投入。

  3. MACからSSHログイン。ipはラズパイのもの。192.168.1.3の場合、SSH pi@192.168.1.3で接続。パスワードはデフォルトのraspberry。

  4. ここからはMacを操作するけど、操作対象はRaspberryPi。最新状態に更新して再起動。ついでに、avahiとやらもインストールしておく。

    RaspberryPi

sudo apt update
sudo apt upgrade -y
sudo apt-get install -y libavahi-compat-libdnssd-dev
sudo reboot now


1. 再起動後するとSSH切断される。この間に、SSHログインを公開鍵認証に変更。まずはMACで公開鍵生成してRaspberryPiに転送。

   ```bash:mac
ssh-keygen -t rsa
scp .ssh/id_rsa.pub pi@raspberrypi.local:
  1. 再度SSH接続。RaspberryPiのホームディレクトリに公開鍵が飛んできてるハズ。これを、SSH公開鍵用のフォルダに移動して、アクセス制御をかけとく。そしてexit(piを名前変更するため)。

    RaspberryPi

mkdir .ssh
cat id_rsa.pub >> .ssh/authorized_keys
chmod 700 .ssh
chmod 600 .ssh/authorized_keys
rm id_rsa.pub

次に、仮にのユーザーを作ってSSHログオフ。

    ```bash:RaspberryPi
    sudo useradd -M tempuser
    sudo gpasswd -a tempuser sudo
    sudo passwd tempuser
    exit
    ```

1. tempuserでSSHログイン。
    この間に、

1. ```sudo nano /etc/ssh/sshd_config```でパスワード認証無効、RSA公開鍵認証を有効にして先ほどのファイルを指定、を行った。
1. これでSSHのセットアップ完了。GUI要らなければ、ここで糸終了。

## 4-4. リモートデスクトップ(VNC)の設定
1. RaspberryPi上で```sudo rpi-config```でVNCをONにする。ついでに、パスワードも変更しといた。
1. MacのFinderの⌘Kからは繋げない。諦めて、```brew cask install real-vnc```した。いつもありがとう[Homebrew](https://brew.sh/index_ja.html)。
1. VNC Viewerを起動して接続。おしまい。

# 感想
次回セットアップする機会があればメモが便利な気がしなくもない。
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