概要
地面をつくって、SD-Unityちゃんを配置して、キーボード操作で「移動」と「ジャンプ」のアクションをさせる&カメラを追従させるという状態まで持っていくためのメモです。コードは1行も書きません。

- 追従カメラには、Cinemachine を利用します。
実行環境
- Windows10 64bit
- Unity 2019.4.4f1 (LTS)
SD-Unityちゃんのモデルデータの入手
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Unity-chan Officiacl Websiteからモデルデータをダウンロードします。ここでは、バージョン 1.01(Unity5対応モデル)をダウンロードします。
SD_UnityChan-1.unitypackage
というファイルが取得できます。
準備
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Unityを起動します。
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テンプレートを「3D」にしてプロジェクトを新規作成します。
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API互換レベルを「NET 4.x」に変更します。
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[File] - [Build Settings] - [Player Settings] - [Other Settings] - [Api Compatibility Level] を
.NET 4.x
に変更します。 -
Assetストアから「Standard Assets (for Unity 2017.3) 」をインポートします。
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SD-Unityちゃんのモデルデータをインポートします。
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[Assets] - [Import Package] - [Custom Package...] から、
SD_UnityChan-1.unitypackage
を選択します。
地面を生成
- [GameObject] - [3D Object] - [Plane] で、シーンに平面(地面)を追加します。
- Scale を変更して、地面の大きさを $100\times100$ $\mathrm{m}$ に変更します。
SD-Unityちゃんを配置
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SD_unitychan_humanoid
の Prefab をシーンに追加します。 - カメラのほうを向くように回転させます。
- [Ctrl] + [P] でゲームを実行すると次のようになります。現状では、キーボードのカーソルキーを押しても(ポーズは変化するものの)移動はしてくれません。また、画面上に UI が大量に配置されています。この先、これらの UI を消し、カーソルキーで Unity ちゃんを動かせるようにしていきます。
SD-UnityChan のコンポーネントの設定
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Animator コンポーネントの Controller を
ThirdPersonAnimatorController
に変更します。ThirdPersonAnimatorController
は、Stranded Asset のアイテムです。 -
「Add Component」ボタンを押下して、スクリプトコンポーネント
Third Person User Controller
を追加します。この際、自動的に「Rigidbodyコンポーネント」「Capsule Colliderコンポーネント」「Third Person Character (Script) コンポーネント」も追加されます。 -
[Ctrl] + [P] でゲームを実行すると、キーボードのカーソルキーで移動、スペースキーでジャンプができるようになります。