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どうして私がiOSエンジニアに。24卒文系凡骨大学生がメガベンチャーエンジニアになれた訳

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私は就職活動を兼ねてからの希望である、第一希望のメガベンチャーのiOSエンジニアとして内定をいただき、就職活動を終えました。この就職活動の経験を元に、意識していたことや気づきなどをここに書きます。
私のように文系でもエンジニアとして働きたいという方や、文系理系に限らず将来はエンジニアとして働きたい方に向けて背中を押すことができればいいなと思っています。

筆者について

  • 中堅大学の文系大学4年生(経済系)
  • プログラミングサークルに所属していた。ここではHTML,CSS,Pythonについてざっくり学ぶ。活動内ではiOS開発には未着手(約2年間在籍)
  • YouTubeやUdemy、ネットの記事などを参考にiOS開発をしてみる(約1年間)
  • 2023年の3月に個人で開発したアプリをリリースし、これをポートフォリオとして就職活動を進める

そもそもiOSエンジニアになりたいと思った理由

私がiOSエンジニアになりたいと思った理由は、単純にApple製品がカッコよくて大好きだからです。
最初にiOSに触れたのは、中学一年生に購入したiPod touchの5世代。アプリケーションをインストールをすることによって、iPod一台が何にでもなれる可能性に惹かれました。その経験を重ねていくうち、アプリを作る側に立ちたいと思うようになってiOSの開発に着手し始めました。

未経験でもエンジニアとして内定をいただけた3つのこと

就活を経験した中で気づいたことや心がけたことを3つに分けて挙げていきます。

1. ポートフォリオになるものを作ってみる

世の中にリリースしてみよう

就活において「これだけ学習しました!」「こういう経験をしました!」をアピールすることは欠かせません。しかし、その学習や経験から何かしらの行動に移すことの方が重要だと考えています。つまり、0から1を生み出すことができるかということです。

その一つとして、アプリケーションを開発してリリースすることがiOSエンジニアとして内定に近づける一つの指標になると思っています。

個人で開発してアプリをリリースすることの良さとして

  • 一からアプリを開発した経験がある
  • リリースを通して、自分自身のスキルを目に見える形でアピールすることができる
  • アプリの運用を早いうちに経験できる
  • etc.

要するに、自身の開発経験を形としてアピールできることがリリースすることの良さだと考えています。
また、リリースした経験があると面接官に驚かれることが多々あったので、それも他の就活生との差別化を図る一つの要因になったのかもしれません。

それって、世の中に出ているアプリと被っちゃダメなの?と思うかもしれませんが、そんなことはありません。私もリリースしたアプリは真新しいものではありません。経験を形にするということが大事なんです。

2. 人柄の良さを押し出す

愛嬌ってあった方がいいよね

エンジニアはただひたすらPCと向き合う業種だと思っていましたが、就活を進めていく中で実は人柄や性格も大事だと考えていました。

私が以前Webメディアの企業でインターンをしていた際に、皆がPCと向き合っているオフィスワークでありながらも頻繁にミーティングをしたり、社員さん同士がたわいもない話をしたりする光景を目にしてきました。その光景からコミュニケーションを通じて会社が作られていく経験を肌身で感じ、人柄の良さって大事だなと改めて思いました。

その経験から、私は少しでも愛嬌を良くすることを心がけていました。
具体的に心がけていた事としては、面接の時は気持ち口角を上げてみたり、相手の話に対してうなづいてみたりと、「この人って感じがいいな」と思われるように意識していました。

あとからわかったのですが、YouTubeで面接において笑顔は大事であるという動画を見ました(どの動画だったか忘れました)。仮に一流大学ではないのなら、人柄で勝負するのが良いと話していたので、面接では笑顔や愛嬌がある方が印象は良さそうです。

私は有名大学ではないので学歴では他に劣ってしまいます。しかし、私はスキルだけではなく人柄もアピールして就活をしていたので、結果として第一希望の企業にいくことができたのだと思います。

3. 経験を交えながら話す

経験を話すことが人を動かしやすい

これはエンジニアに限った話ではないのですが、経験を交えながら話すことは私が就活を進める上で重点を置いて意識をしていたことでした。

私は日常生活で様々な業界の方々とお話をする機会があり、毎度毎度刺激になることが多いのですが、その方々に共通していることがありました。それは経験を交えながら話していることです。
経験を話すことで、あたかも聞く人がその場にいるように感じ、共感を生みやすく、話にも説得力が出るようになると思っています。

これは面接だけでなくESを書く際にも使えるので、ぜひ経験を織り込むことを意識して就活をしてみましょう。

内定後に実感したこと

ここからは内定後に同期と接する中で実感していることを挙げていきます。

文系出身が故に基礎知識の無さを痛感

当たり前ちゃ当たり前の話ですが、周りの同期は理系出身が多く、コンピュータサイエンスに関する知識が身についた状態だと考えています。それに比べ、私が大学で学んだ分野といえばせいぜいITパスポートの勉強程度。明らかに話についていけていないことを痛感しました。

現在は私も同じ土俵に立とうと、コンピュータサイエンスの勉強を始めました。

モチベーションがめちゃめちゃ上がる

もちろん良いこともたくさんあります。その一つとして開発のモチベーションが大幅に上がります。文系大学出身なので周りの友人や同級生にエンジニアを志望する人はいませんでした。もちろん1人で開発していたので競う人もおらず、ましては開発の話題で話をする人もいません。

しかし、同期と接するようになってからはエンジニア関連の話題で話したり、質問しあってみたり、さらにはGitHubのアカウントを交換したりしました。その結果、今までの自分のいた世界がガラリと変わりました。実際、同期の中でも強強な人がいることや同じiOSエンジニアの仲間がいたりと刺激になることが多いです。

同期と関わることで自分はもっと成長しないといけない、今のままじゃだめだなと気づかされ、以前よりも自然と開発する時間が増えました。

最後に

ここまでずらずらと書いてきましたが、「こんなの当たり前だよ!」と思えるかもしれない内容がたくさんあるかもしれません。ただ、この私の気づきや経験が不特定多数のたった一人にでも役に立つことができたら幸いです。

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