PythonでSQLServerへ接続
業務の中でPythonを使用してSQLServerへ接続し、データを操作する簡単なスクリプトを作成する必要があったため、その備忘録として接続方法を残します。
1. Pyodbcのインストール
pip install pyodbc
2. データベースに接続
Pyodbcを使用してデータベースに接続するには、以下の手順を実行します。
インポート
Pyodbcモジュールをインポートします。
import pyodbc
接続文字列の作成
データベースに接続するために必要な接続文字列を作成します。接続文字列は、データベースの種類、サーバー名、データベース名、認証情報などの情報を含みます。
# 例(SQL Serverの場合)
connection_string = (
r"DRIVER={ODBC Driver 17 for SQL Server};"
r"SERVER=your_server_name;"
r"DATABASE=your_database_name;"
r"UID=your_username;"
r"PWD=your_password;"
)
データベースへの接続
接続文字列を使用してデータベースに接続します。
connection = pyodbc.connect(connection_string)
3. データベース操作
データベースに接続した後、SQLクエリを実行してデータベースを操作できます。例として、データの取得や挿入を示します。
データの取得
cursor = connection.cursor()
cursor.execute("SELECT * FROM your_table_name")
rows = cursor.fetchall()
for row in rows:
print(row)
データの挿入
cursor = connection.cursor()
cursor.execute("INSERT INTO your_table_name ('column1', 'column2') VALUES ('value1', 'value2')")
変更を確定させる
connection.commit()
4. データベース接続の終了
データベース操作が完了したら、接続を閉じます。
connection.close()