002-Google スプレッドシートにある「左から２枚目の」シートURLがほしい

結論

2つのMethodを組み合わせて取得します。

sample-code1.gs

function getSheetcheck(){
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var sheets = ss.getSheets();
  var SheetURL = ss.getUrl() + "#gid="+ sheets[1].getSheetId();
  
  return SheetURL;
}

やりたいこと

シート番号	シート名
0	このシートについて
1	2017-08-31	<-ここのURLをGASで取りたい
2	2017-08-30
3	2017-08-29
4	2017-08-28
5	2017-08-27
6	2017-08-26

解説

「作業したいGoogleスプレッドシートファイルにある、特定のシートURLを取得したい」時、Class Sheetに適当なMethodないかなーと探してみたことありませんか？
「特定のスプレッドシートファイルへのURLを取得する」Methodはありますが、「スプレッドシートファイル『の、中にある特定のシート』へのURL」を一発で取得するMethodはありません。

そんな時は「スプレッドシートファイルのURL」と「扱いたいシートのID」を組み合わせて作ります。

必要な情報は

1. 扱いたいスプレッドシートファイルを特定する手段
2. 何番目のシートが必要なのか

の２つ。
１番目は、スプレッドシートファイルのメニューからスクリプトを作成した方¹はSpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet()でクリアできます。
Standalone Scriptで作成した場合は名前かIDを使いましょう。

２番目は、スプレッドシートファイル内のシート一覧を取得して、返された配列の「何番目を必要とするか」を明示します。

「getSheets()で取得した配列の中から（今回の場合は）sheets[1]に対してgetSheetId()をかけてあげれば良い」となります。

最後に１番と２番を「#gid=」で接続してあげればおしまいです。

動作確認スクリプト

sample-code2.gs

function getSheetcheck(){
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var sheets = ss.getSheets();
  for(var i = 0;i < st.length;i++){
    var SheetURL = ss.getUrl() + "#gid="+ sheets[i].getSheetId();    // <- 今回ほしい情報
    
    Logger.log("No %s 's Name is %s",i,sheets[i].getName());
    Logger.log("No %s 's SheetName is %s",i,sheets[i].getSheetName());  
    Logger.log("No %s 's ID is %s",i,sheets[i].getSheetId());  
    Logger.log("No %s 's URL is %s",i,SheetURL);  
  }
}

つぶやき１

getNameとgetSheetNameって何が違うんだっけ・・・

つぶやき２

今回のお題ドンピシャなブログエントリを発見いたしました。こちらの記事を貼ればよかったんじゃないかという噂ががが。

気にしたら負けなので今後もゆるゆる続けます。

1. Container-bound Scripts っていうらしいですね。 ↩