はじめに
普段は仕事でUbuntuしか使っていないので、勉強のためAlmalinuxを使ってみたいと思い、Windows環境にVirtualBoxをインストールしてゲストOSとして使うことにしました。
ホストOSとゲストOS間の接続に使用されるホストオンリーアダプタでの接続がなかなか苦労したので、その備忘録を残しておきます。
VirtualBoxにゲストOSとしてAlmalinuxをインストール手順については、他のWebサイトにたくさん記載があるので、ここでは割愛。
環境
ホストOS:Windows 11 Home Edition
ゲストOS:Almalinux 9.5
発生した問題
ゲストOSの[アダプター2]のネットワーク設定でホストオンリーアダプターを選択して起動したところ、以下の図のように接続失敗のポップアップが表示されて、接続できませんでした。
これで接続できた!
まずAlmalinuxのネットワーク設定(画面右上)からネットワークアイコンをクリックします。次に表示されたメニューから[有線設定]を選択します。
ホストオンリーアダプターは無効になっているEthernet (enp0s8)なので、こちらの設定ボタンを選択します。
ホストオンリーネットワークの設定は以下の図の通りで
この範囲内のIPアドレスをAlmalinuxのEthernet (enp0s8)に手動で割り当てます。
これによりTeratermでSSHを使ってホストOSからゲストOSへ接続することができました!
終わりに
ホストオンリーネットワークのDHCPサーバーを有効化していたのですが、それがうまく動いていないようなんですよね。その問題は残るものの、とりあえずホストOSからゲストOSへの接続ができたので気にしないことにします。
上記ではGUI上のネットワーク設定でIPアドレスなどの設定を行いましたが、端末から以下のコマンドでも接続できるようになりました。
nmcli connection modify '有線接続 1' ipv4.addresses 192.168.56.3/24
nmcli connection modify '有線接続 1' ipv4.gateway 192.168.56.1