69
65

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

フリーランスを始めてみて疑問が解けたよ

Last updated at Posted at 2017-11-11

2017/11/14 前職給料について追記
2017/11/29 ↑にさらに追記
2018/01/30 また追記
2018/03/28 確定申告について追記

前置き

始める前、やったことが無いので色々と不安や疑問があるわけで、ネットを漁り回ってみたんですが、どうも自分の疑問にパチっとあう回答がないものがいくつか・・・・。
や、たぶん自分の検索力が足りないだけなんだけど・・・・('A`)

結局「なるようになるだろう」精神で突っ込んでいって、いくつか自分なりの回答を得たので書いとこうかな、と。
書かれてる記事が多ければ、自分みたいな検索ベタでも回答にたどり着けるようになるしね。

Q.よく出てくる 「開業届」 っていつ出したらいいのさ?

A.仕事開始前に出しても開始後に出してもOK(ただし、在職中はやめといた方が良さげ)

これが最初に出た疑問だった。
よく「開業後1カ月以内に」とか書かれてるのを見るけど、逆に先に出したらいかんか?てところで。
なんか字面からして「これないと始めちゃダメだから」感をだしてるじゃないですかコイツ・・・・。

それに、自分は忘れっぽいタチなので、分かった段階で出しちゃいたいってのがあった。

・・・んだけど、特に理由もなければ退職後すぐに次の仕事を始めたいから、先に出すとしたら在職中になるんだよね。。
それはやっぱマズイ気がする。。

ということで、いわゆるエージェントさんへ仕事探しの依頼に行ったときに質問してみた。

ME:「なんか開業届ってのを出すんですよね?」
エージェント(以下、AGT):「ええ、税務署へ提出します」
ME:「それって始める前に出すとマズイんですかね?」
AGT:「いえ、開業届は期限内ならいつでも大丈夫ですよ。
   役所への手続きなので平日行かないといけないので、そこは現場と相談ですね」
ME:「いや、逆に先に出しちゃいたいんですよね。自分、忘れっぽいので・・・・(^^;)」
AGT:「ああ、そっちのケースですか。
   もちろん先に出しても問題ない、というかそっちの方が良いですね(^-^)」
ME:「ああ、そうなんですね(*´Д`)」
AGT:「あ、待ってください・・・・そういえば、特に休みとかは取らずに次の仕事に入るんですよね?」
ME:「ええ、蓄えとかないんで・・・・飢え死にしてしまう・・・・('A`)」
AGT:「てことは、先に提出となると退職前ってことですね・・・後々問題になるかもしれませんね。。」
ME:「(;゚Д゚)え゙」
AGT:「まぁかなりのレアケースですが・・・・念のため、次の仕事が決まってからにしましょう」
ME:「承知(´・ω・`)」

てことで、仕事開始後に1日休みもらって税務署に行きました。
ホントに書いて出すだけなんで、15分くらいで終わったよ。
持ち物とかは国税庁のHPとかをご確認あそばせ。マイナンバーつかうんで忘れないように。

もうひとつ、自分には当てはまらなかったんだけど、仕事に就いてからやった方がいい理由として失業手当があるそうな。
失業中で仕事が見つからない間にもらえる失業手当だけど、開業届を提出すると仕事を始めた扱いになり、手当適用外となってしまう 、とのこと。
もらう人は気をつけてね。

・・・・いま書いてて気がついたけど、「やめる前に提出すると後々問題になる」の詳細を聴くの忘れてたな・・・・orz
社則違反とかそこら辺かしら・・・・?

Q.よく見る 「仕事用と個人用の銀行口座を分けた方がいい」 のはなんで?

A.その方が記帳が楽なんよ

結構みるものの、なぜかその理由が見つからなかった・・・・(;´Д`)
や、少し考えれば分かることなのかもしれんけどさ、、、

ご存知、フリーランスになると確定申告をやらなけりゃあいけません。
で、そのために常日頃から記帳しておくわけです。交通費だとか、売上とか、みんな大好き経費とかとか・・・・。

そこで気になるのが、自分の給料。
会社勤めなら自分の手元にきたお金は全部オレのものなのだけど、フリーランスになると入ってきたお金はあくまで自分と同名の会社の売上であり、厳密には自分自身の金ではない。

ではどうするか?
仕訳のひとつ 事業主貸 を使って、自分にお金を渡してやらなければならない。
記帳は収支のすべてを記録しなければならない。生活費とかの自分が使う分も当然該当する。

これ知らなくてやたら収入が高まってて内心ハラハラしてたわ自分・・・・( 一一)
私の銀行にそんなにお金はいってませんぜダンナ・・・・(´・ω・`)

てことで。

ME:「お金ない。。おろそ」
事業主貸で記帳する・・・・

借方勘定科目 金額 貸方勘定科目 金額 摘要
事業主貸 30,000 普通預金 30,000 生活費引き落とし

ME:「あれ、電気代が高い。。いつぞや全部つけっぱで寝ちまったからかねぇ・・・・」
事業主貸で記帳する・・・・

借方勘定科目 金額 貸方勘定科目 金額 摘要
事業主貸 4,000 普通預金 4,000 電気代引き落とし

ME:「うぉい!TV壊れた・・・・新しいの買わんと。。」
事業主貸で記帳する・・・・

借方勘定科目 金額 貸方勘定科目 金額 摘要
事業主貸 20,000 普通預金 20,000 TV代引き落とし

メンドいわ!(# ゚Д゚)

そのメンドいのを最小限にするために、仕事用と個人用の口座を分けるわけ。
売上が仕事用の口座へと入金されたら、その一部を個人用の口座へ入れれば、事業主貸が1回で済んで楽。

借方勘定科目 金額 貸方勘定科目 金額 摘要
事業主貸 200,000 普通預金 200,000 オレの給料を振込

楽って大事。

ちなみに、個人の口座から会社のものを買った場合は、 事業主借 として記帳する。
「仕事用のクレジットカードを作っておく」てのがよく言われるのは、この事業主借の発生を減らすためっぽい。
仕事用のヤツだったら、カード明細の内容が全部仕事関係なわけだから、管理も楽だしね。
楽って大事(2回目)。

まぁ、自分はあちこちに口座があるくせに結局メイン口座をそのまま使ってしまったんで、えれぇー面倒なことになってますが。。。(;´Д`)
仕事用のカードも作ってないんで、仕事用のものはすべて現金で買ってますが。。。(;´Д`)
もっと早く知りたかったなぁ、、、(´・ω・`)

楽って大事(ダメ押し)。

Q.よく 「領収書を取っておく」 ように言われるけど、アレなんで?いるの?

A.いやいるよ、義務だから

フリーランスって言われて思い浮かぶ確定申告。それにプラスして領収書やレシートを取っておくイメージってあるよね。自分もありました。

でも、どうして取っておくんだろうか・・・・?

海外ドラマ「フルハウス」でダニーが山ほどあるレシート束をなんとかかき分け納税額を計算、しぶしぶやったジェシーはお金が返ってくるどころか払わなきゃならなくなった話がありました。
・・・・いまも「フルハウス」って定期的に再放送してんのかな?

ジェシーおいたんはともかく、あーいうことをしなきゃならないんだろうか?
でも、いまはPCソフトやらクラウドサービスやらで記帳は楽に出来るようになり、普段からそれなりにやっておけばそんなに大変じゃないし、別に記帳しちゃえばもう使わなくない?
もしかして確定申告のとき一緒に提出するのかしら?

もうよく分からないんで、ネットと書籍を読み漁り、ひとまず納得したのでその共有。

まず、 レシートやらは確定申告で提出しない
確定申告では、記入済みの指定された様式の書類と、必要な添付資料を提出する。この添付資料ってのは、生命保険控除証明書とか、社会保険の支払証明書とか・・・・要は、サラリーマン時代にあった年末調整で会社に提出してたアレらのこと。なので、レシートとかは提出しない。

・・・・知ってる人からしたら当たり前レベルなんだろうけど、ホント最近まで一緒に提出するもんだと思ってたのさ自分は・・・・(一一;)

じゃあ、なんでレシートとかを取っておくのかっていうと、そりゃお前さん 義務 だから。
所得税法上、確定申告や経営に使用したものは一定期間保管しておかなければならないそうな。

そして、その保管したものが活躍する場が 税務調査
税務署は提出された確定申告書や決算書により、各社の所得状況を管理している・・・・らしい。
まぁ、そうじゃないと市民税とか計算できないもんね。。
で、その所得状況に何か変な点があると税務調査がおこなわれる。
各経費等で不正がないかを調べられるので、その際に役に立つのがレシートの束なわけ・・・・らしい。
こちらの帳簿とレシートから妥当な出費なのか、もっと言えば脱税してたりしないかを調べていく・・・・らしい。

※「らしい」ばかりで申し訳<(_ _)>
 税務調査の経験がないどころか、まだ始めたばかりで確定申告もまだなんよ・・・・(;´Д`)

よく経験者が「レシートをノートに貼っつけてた」て言うのは大げさな話じゃないってことみたい。
具体的に何に使ったかメモも付記しておくと、質問されたときすぐ分かるからいいんですって。
メンドい・・・・けど個人的には嫌いじゃないよスクラップ作りは(・ω・)
まぁ、ソフトやサービスによっては、レシートの写真も残しておける機能もあったりするみたいなんで、そこまでビビらなくていい。

そうそう、 「経費って何なんだお?」 と調べると 「仕事で使ったものだよJK」 って回答がやたら出てきて、

だからその線引きどうしたらいいか分かんねぇんだよ!(#ノ`Д´)ノ彡┻━┻

・・・とやたら憤って酒が進んだ夜もあったんですが、このレシート問題でやっと理解できました。
経費の線引きを端的にいうと 「『仕事で使ったもの』として誰かにちゃんと説明できる出費」 と考えてれば良さげ。で、この「誰か」てのが主に税務署なわけですな。

Q.前職でもらった給料はどうしたらいいんじゃろ?

A.確定申告書に書くよ。記帳は事業主借で

実は前々から疑問に思っていたものの、わりとうっかり忘れていたもの。
それは前職でもらった給料。。

今年の途中からフリーランスでやってるのだけど、逆に言えば今年の途中までは会社員だったわけですよ。
そんなサラリーメン時代の分はどうしたらいいんだべか・・・・と不思議だった。

  • あくまで開業後のお金だけ申告すればいいんかねぇ・・・・
  • でも休みなしで開業したから前月分の給料が入ってんだよなぁ。。
  • やっぱどーにか確定申告に含めるんかいねぇ・・・
  • あとで考えるべか・・・・

この脳内ループのせいで、現在11月半ばでもう年の瀬間近ですよ・・・・('A`)

ということで、税務署に聴いてみた。

といっても、別に税務署に乗り込んでいったわけではなくて、電話です。

最近知ったのだけど、 税務署には電話相談サービスがありまして、
確定申告の記入法や記帳での仕訳などなど、基本的なことは教えてくれるみたい。
もちろん無料

それこそ確定申告で大わらわなときに、自分みたいなド素人に初歩的な質問されても困るだろうしねぇ・・・・それなら手間かかっても相談サービスがあった方がWin-Winなのかもね。
(もちろん節税方法みたいなコッチに都合のいいことは教えてくれないらしいけど)

近所の税務署に電話すると自動音声が返ってくるので、
「納税に関して」「個人の所得税について」的な項目を選択して窓口につないでもらえばOK。
まぁ、間違えたら「どの番号ですかね?」て聴いてかけ直せばいいよね。

てことで、電話で聴いてみたよ。

ME :「すいません、今年で個人事業主になって初めての確定申告なんですけど、
    前職分の給料ってどうしたらいいですか?」
電話窓口(以下、窓口)「ああ、そのままにしてもらえればいいですよ( ■_■)」
ME :「えΣ( ゚Д゚;)いや、今年の初め分なんですけど」
窓口:「あ、今年まで給料をもらっていたんですね。
    であれば、前職を退職後に 源泉徴収票 はもらっていますか?」
ME :「もらってないです(´・ω・`)」
窓口:「じゃあ、前職に頼んでもらってください( ■_■)ピシャリ」
ME :「御意(´・ω・`)」
窓口:「確定申告では、 源泉徴収票に記載された『給与所得控除後の金額』を
    給与所得の欄に記載するようにしてください

ME :「ははあ、なるほど。じゃあとにかく源泉徴収票もらったらいいですね」
窓口:「そうです。ただ、 途中で退職されていると、この金額欄が空白の場合が多いです。
    その場合は、 また税務署に問い合わせてください。
    支払金額が分かればこちらで計算できますので(■ー+■)キラッ」
ME :「ほうほう、空欄になってたら近くの税務署に行けばいい、と」
窓口:「来ていただいてもいいですし、電話でも大丈夫ですよ」
ME :「はい、わかりましたー(´▽`)
    あ、記帳の方は?」
窓口:「不要です( ■_■)
    記帳は事業として発生した収支に関して記録する ので、会社員時代のものはいりません」
ME :「いえ、個人事業になってから前職の最後の給与が入ったんですけど・・・・。
    それ記帳しないと預金がズレるんじゃ・・・・(-_-;)」
窓口:「ああ、そちらの分の話でしたか。
    事業開始後に入った前職の給与は事業主勘定をしてもらえれば大丈夫です
ME :「事業主勘定・・・・てことは、事業主借でつけとけばいいと」
窓口:「はい、それで大丈夫です( ■_■)」
ME :「分かりましたー(´▽`)」
窓口:「よろしくお願いしますー( ■_■)ノシ」

そんな感じ。

・・・・顔文字は雰囲気ですよ。
別におっかない人が出てきたわけじゃないのでご安心めされよ各々方。

この後で前職に「源泉徴収票ください」連絡をやっておいて、
なんかテキトーな勘定科目でつけといた前職給与振込を事業主借に変えておいた。

借方勘定科目 金額 貸方勘定科目 金額 摘要
普通預金 200,000 事業主借 200,000 前職給料振込

ちなみに、このことについては手元にあった確定申告本にも実は書いてあったんだけど、まったく毛筋ほども気がつかなかった・・・・読んだ気になっちゃいけないね・・・・orz

これでついに謎は解決・・・・したのだけど、
手元に当の源泉徴収票がまだないので不安たっぷり。。(-_-;)
確定申告書もよく見たら「給与」の欄がいくつかあるみたいだし。。

やっぱり↑が気になったので、改めて電話で聴いてみたよ。

確定申告書には、「給与」の項目が2か所ある。

  • 収入金額等
  • 所得金額

源泉徴収票の金額はどっちに書けばいいのか?というと、 どっちも書く
ただ、記入する金額が違う

源泉徴収票の項目 確定申告書の項目
支払金額 「収入金額等」の給与
給与所得控除後の金額 「所得金額」の給与

こんな感じ。
で、やっぱり年度途中の退社だと「給与所得控除後の金額」が空になってるハズなので、それは税務署に聴いて計算後の金額を教えてもらってください、てことだった。

Q.社会保険って会社抜けたらどうするの?

A. 何かしら入った方がいいと思うよ

会社から抜けると、当然社会保険の資格も失うわけで。
どっちかってーと体の弱い(ていうかお腹が弱い)自分は割と困る状況になる。。

なもんだから、退職届だしてすぐにググったよねやっぱり。

どうやら、健康保険は会社に入っていたものを任意継続することが出来るそう。
ただし、もちろん出来るか出来ないかの条件がある。

自分の場合は、

  1. 資格喪失日の前日までに「継続して2ヶ月以上の被保険者期間」があること。
  2. 資格喪失日から「20日以内」に申請すること。(20日目が営業日でない場合は翌営業日まで)

・・・・という条件があったので、最寄りの窓口へ駈け込みました。
※この条件が全部の保険で共通なのかは不明です。。

ちなみに、「継続」とはいえ、会社が無い以上、保険料は全額自己負担になるのでそこは気をつけてくださいな。

もし、任意継続をしない、出来ない場合は、その他の健康保険を利用することになる。
一番よくある例は国民健康保険なのかしら?
また、文芸美術国民健康保険組合というのもワンチャンある、という情報がありました。

独立する際、ITフリーランスが加入できる健康保険まとめ

ここら辺については、任意継続した自分には正確なところが分からないので、
必要な方は各種窓口に確認してみてね。

そうそう、任意継続をお願いする際、対応してくれたお姉さんから

「国民健康保険など他保険とは比較しましたか?もしかしたらそちらの方が保険料が安いかもしれませんよ」

と言われました。
行く前に調べておくといいみたいですぜ。
自分は(行きの電車の中で)国民健康保険と比較していましたが、少しこっちのが安かったので継続しました。

Q. 年金はどーすんの?

A. 国民年金ですな

社会保険と来れば、次は年金です。

年金は、いままで加入していた厚生年金から国民年金へ変更となるので、
最寄り窓口に行って手続きをしましょう。

・・・・と、偉そうに書いてますが。。。
自分はうっかり忘れてました・・・・orz

その後、半年くらい経った頃に「届け出を出して下さい」的な内容の封書が届きました。
・・・・が、うっかりそれも捨ててしまい、忘れ呆けてました。。
ちょうど部屋の片づけをしてたんで、他のいらないものと混じって捨てちゃったぽいんだよねぇ・・・・('A`)

さらにその後、ぶっちゃけていえば追記分を書いてる現在の1週間前に、
「国民年金第1号被保険者種別変更通知書」といままでの分の振込伝票が届きました。。

というわけで、電話で確認してみることに。

ME: 「なんか種別変更の手紙が来たんですが・・・・」
窓口:「はい、おそらく退職されたんでしょう、厚生年金の方からこちらへ回ってきました。
    その後、特に新しいお届出がなかったようなので、変更させていただきました」
ME: 「いま個人事業主でやってるんですけど、第1種ってのでいいんですかね?」
窓口:「はい、問題ないです。
    第2種は企業にお勤めになっている、所謂サラリーマンのもの。
    第3種は第2種の扶養家族などが該当します。
    それ以外が第1種、と思ってもらって構いません。」
ME: 「なるほど・・・・。」
窓口:「もし資格があってその手続きをすれば、という条件がありますが、
    保険料免除の制度もあります。」
ME: 「あー、まぁ考えてみます。
    ところで、この振込なんですけど、銀行振り込みとか出来ます?」
窓口:「もちろんできますよ。
    また、毎月のお支払だけでなく、一遍にまとめてお支払いただく前納制度というものもございます。」
ME: 「ほう!」
窓口:「もしご入用でしたら、お支払方法変更の届け出書をお送りしますが・・・・?」
ME: 「や、前納ってのが気になるんで、窓口に行きますー」
窓口:「承知いたしました。
    それでは、お近くの窓口へお願いいたします。
    あ、銀行口座振替ということなので、銀行口座が分かるものと、銀行印をお持ちください」
ME: 「分かりましたー
    あ、ついでなんですけど、年金って確定申告に関係あんですかね?」
窓口:「はい、控除の対象となります。
    他の保険等と同じように、年末ごろに控除書類をこちらから送らせていただきますので、
    そちらをご利用になってください。」
ME: 「なるほど、分かりましたー」
窓口:「よろしくお願いいたしますー」

で、後日職場近くに窓口があったんで、そちらで手続きをしてきました。

前納についてだけど、ちょっとだけお安くなりますよってことだけど、
自分が聴きに行った時点だと、口座振替が優遇されてるみたい
もらったパンフの内容は↓

割引(口座) 割引(現金)
早割(当月末振替) 50 -
6カ月前納 1,120 800
1年前納 4,150 3,510
2年前納 15,640 14,400

※平成29年度のもの

なお、支払方法にクレジットカードもある・・・・て書いてあるけど、
窓口いって開口一番に「口座振込にしたい」と言ったせいか、何も説明してくれなかった。。

ただ、ここで終わりではない。。

個人事業主の場合、厚生年金がない。
厚生年金がないということは、老後にもらえる年金が少ないということ。
運よく生き延びているのに苦労するのもちょっと厳しい・・・・。

そこで、考えるのが付加年金制度国民年金基金、そして小規模企業共済、などなど。

  • 付加年金制度
    • 付加保険料の納付のご案内
    • 国民年金の保険料に+400円することで、年金額に「200円×納付月数」が追加される
    • 国民年金基金との併用はNG
  • 国民年金基金
    • 国民年金基金
    • 名前に「国民年金」と入ってるけど、国民年金事務所は関係ないので気をつけて(パンフもらえるだけ)
    • 自分で掛け金と口数を決めて支払うことで、対象の恩恵を受けることができる(上限あり)
    • 任意の退会が出来ず、加入条件がなくなったときに退会となる(継続も可能)
    • 国民年金基金との併用はNG
  • 小規模企業共済

こんなところかな?
追記時点、自分はそれぞれについて調べてどうしようか考え中。。
(=フリーランス初年度はいずれもやらなかった)

まぁ、ここら辺て自分のライフスタイル、というか生き方で決めるべきもんだから、
他項目みたいに「自分はこうしたよ」てのは書かない予定です。
こういう制度があるんだ、くらいで。

Q. 確定申告、ちゃんとできてるか不安なんだけど...

A. 国税庁の確定申告書等作成コーナーでやってみるといいかも

確定申告のための記帳はクラウドサービスを使ってやっている場合、
たぶんそのクラウドサービスの機能として確定申告書の作成があるかな、と。

作成機能を使えば、いままで記帳した分が自動で計算され、
こちらが入力するものは最低限で済むので便利です。

・・・・が、はっきり言って自信がない。。。(´・ω・`)
特に計算の結果として納税する必要がなく、むしろ還付金がもらえることになると、
ホントに合ってんのかかなり心配になります。
ほら、計算間違いでうっかり納税し忘れたら罰金じゃないですか・・・・。

じゃあ、どう安心したものか、というと国税庁にある確定申告書作成コーナーを使いました。

国税庁にある確定申告書作成コーナー

コレ、画面を使用して確定申告書を作り、e-Taxでそのまま提出までいけるサービスです。
なので、毎年確定申告の時期になるとその年度の仕様に合わせたものが用意されるみたい。
なんかクラウドサービスを使ってない人は、コレを使うといいのかな?

このコーナーには、作成できる確定申告書でいくつかのメニューがあるけど、
自分の場合は「所得税の確定申告書作成コーナー」を使う。

あとは画面に従って、項目を選択したり、金額を入力したりすればOK。

自分の場合は、とりあえず売上やら経費やらは大丈夫だと思うんだけど、社会保険とかの控除の方が心配だった。
なので、売上やら経費やらはあらかじめクラウドサービスで作った確定申告書の値を転記して、
控除まわりだけ改めて入力して計算させてみたよ。
で、その結果を照らし合わせて確認すればだいぶ安心できる。

これで安心して確定申告書を提出できます(゚∀゚)
ちなみに自分は社会保険がちょいズレてました・・・・('A`)

Q. 確定申告の提出ってどう?

A. 混みようによるけど、提出自体はすぐ終わるよ。あと、自分の控えを持っていこうね

よく確定申告のために休んでいる人っているじゃないですか。
アレ見てて「確定申告ってすごい時間がかかるんだなぁ」と思ってました・・・・(;´Д`)

で、実際にやってみたわけですが、提出自体はすぐ終わります

自分の場合は朝行っていたのですが、行列も10人ほどで、窓口は2つだったので5分もかからず自分の番に。

窓口では、別になにか問いただされるわけではなくて、

  • 提出物がそろっているか
  • 提出物の所定箇所にマイナンバーが記載されているか
  • 提出物の所定箇所にハンコが押されているか

・・・・あたりを確認しているようで、細かい数字の確認まではされませんでした。
もちろん不備があれば受理されません。
自分の場合、ハンコを押し忘れた上に持ってくるのも忘れてたので取りに帰りました。。('A`)

で、不備なく受理となれば、今度は自分が保管する確定申告書の控えに税務署のハンコを押してもらいます。
受付OKの証明のため、ですね。
なお、もし忘れた場合は「確定申告書受付書」という紙をもらうので、
そこに住所と氏名を書いて渡すとハンコを押してもらえます。

・・・・ええ、自分、ハンコ取りに戻っておきながら控えも忘れてきました('A`)

ME: 「控えっていうから大切に保管しておけばいいのかと思ってました」
窓口: 「たまにそういう方がいらっしゃるんですよね・・・・(;´Д`)」

ゴメンねおじさん・・・・(´・ω・`)

まぁ、そんな不甲斐ないやり取りもありましたが、税務署にいた時間は合わせて10分もありませんでした。

ただし、これはあくまで提出だけの場合。

確定申告書の受付期間、税務署(か別の会場?)では確定申告の相談所も用意されていて、
書類の書き方やら記帳方法の相談が出来るらしいです。
そちらは相当混んでるみたいだったので、利用するとなるとかなり時間がかかると思います。

まぁ、確定申告の提出はe-Taxや郵送も可能なので、仕事が休めないとかって場合はそちらを利用すればよいかと。
なんか郵送の場合は消印有効みたいなんで、
期限ギリギリで税務署にも行けないってときは郵便局に駆け込むといい・・・・て税務署開催のセミナーで教えてもらいました。

あと、確定申告の結果、納税することになった場合は窓口でも確認されるので、
あらかじめ現金を用意して一緒に払ってしまうと忘れなくて良いと思います。

逆に、税金が還付される場合は、後日指定した口座へ振り込まれるので少々お待ちを。。
郵送で振込通知書も届くよ(督促状かなんかかと思ってドキドキしたよ・・・・)。

あとがき

こんなところかしら?
疑問があったことすら忘れてるものがありそうだけど、それは思い出したら追記ってことでひとつ・・・・(・ω・)
11/14でもう追記してるし・・・・(´・ω・`)

まぁ、実際のところ、自分の中にあった疑問とかは割とネットで調べて解決した(気になった)ことが多かったのは確か。
先達の方々が色々残してくれていたりするし、記帳に関してはクラウドサービス系のヘルプとかで解消できる。
まぁ、一初心者が調べてみた結果ってことで、参考にしていただければ幸いで御座います。

あと、途中で書いたけど、確定申告がまだです。。
それに関する疑問やらは解消したときに(覚えてたら)追記しようと思います。
↑追記しました。

余談

調べたときのURLとか残しておけば参考で載せられたのにね・・・・
何も残してないんだ・・・・
申し訳(-_-;)

69
65
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
69
65

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?