背景
お出かけの際は妻の持ち物であるSurface Pro 3を持ち歩いていました。
が、先日、タイプカバーキーボードが無反応に。
タイプカバーキーボードが故障かと思い新しいものを買いましたが、結局無反応...
デバイスマネージャにもでてきませんので、本体のコネクタ側の故障な気がします。
そうなると単なる重たいタブレット端末。
とても持ち歩く気になりません。
かといって新しいPCを購入するのもちょっと負けた気がします。
ということで、久々に懐かしのネットブック EeePC 901-Xを引っ張り出してきました。
こいつには軽量OSのLubuntuをインストールしています。
こいつは初めてノートPCの基板をはんだ付け加工をして、SSD換装後にも本体にあるディスクアクセスランプが点灯するように加工した、とても愛着のあるマシンです。
ただ、キーボードが小さすぎるのでパンチミスが多いのが難点です。
であれば、リモートアクセスして、いつもの使い慣れたキーボードで操作できれば...
ということで、リモートアプセスのアプリとして以前Androidのリモート操作で使用したTeamViewerをインストールして、母艦であるMac miniで操作できるようにしてみます。
32bit? 64bit?
わかっているのですが一応チェック。
インストール媒体が32bitと64bitがあるので。
$ getconf LONG_BIT
32
はい、予想通り、32bitでした。
そりゃそうでしょう、2008年のモデルです。
今から10年以上も前のPCです。
それでも愛着があるので処分できません...
TeamViewer ダウンロード
公式サイトからDebian 32bitのリンクを調べ、wgetで媒体を取得します。
$ wget https://download.teamviewer.com/download/linux/teamviewer_i386.deb
TeamViewer インストール
ダウンロードした媒体を使ってインストールしていきます。
もちろん、媒体のあるpathで実行です。
$ sugo apt-get install ./teamviewer_i386.deb
TeamViewerの起動と接続
アプリが[インターネット]-[TeamViewer]とインストールされているのでクリックして起動します。
TeamViewerライセンス契約に同意します。
次に、「遠隔操作を受ける許可」として「使用中のID」と「パスワード」が表示されます。
これを母艦であるMac miniのTeamViewerに入力します。
すると、母艦のMac miniのモニターにEeePC 901-Xのモニターがそっくりそのまま映し出されます。
これでちょっと使いにくいEeePC 901-Xのキーボードを使わずに操作できます。
おわりに
今回は母艦のMac miniにTeamViewerがインストールされていたのでそちらの手順は割愛しました。
このTeamViewer、色々なOSに対応しています。
うちにある色々なPCやスマホ、タブレットにインストールしておけば母艦から遠隔操作できます。
難点は各デバイスの使用中のIDとパスワードを見なければならないこと。
それさえ我慢できればかなり便利なアプリです。