Webディレクターとして働いて、3年目になりますが今でも何が正解かわかりません・・
最初に言いますがこの記事はあくまでもボクが思うだけで参考になるかどうかわかりませんのでw
CMSのディレクターをやっていた時は、単純にお客様の好きなデザインを聞いて反映させていただけのお使いディレクターでした。
しかも、そのときはデザイナーの方が上げてくれたカンプには自分の好みで意見をいう始末・・
デザイナーの方からしたらとても迷惑なディレクターだなって思いますw
そして転職してからは完全に見方が変わりました。
そもそも、ディレクションでお客様の好きなデザインなどに「ちょっと待った」を言えるようになりました。
もちろんお客さんの意見をくんだ上での提案はしますが・・
ここからが今回の記事の主題ですが、ではお客さんのデザインなどにちょっと待ったを言えるようになった現在は、カンプのどこに目をつけて意見を言うようになったでしょうか?
まず最初に意識することは当たり前ですが、このサイトの存在意味をしっかりと抑えることです。
ボクもいまだにやってしまうんですが、例えばお客さんが「動きがあってかっこいいサイト」という要望があったとします。
ありがちなのは、最初にそこを意識してカンプを確認してしまうんです。
もちろん、それも正解ですが忘れていけないのはそのサイトに訪れるユーザーが使いやすいかということと、そのUXでコンバージョンがあがるのか?ということです。
javaをつかって動きがあって、見ていて面白いサイトというのはかっこいいかもしれないんですが、それでコンバージョンが上がりませんでしたじゃ話にならないと思います。
いや、まぁコンバーションあげなくていいからカッコよくしてくれって言ったら話は別ですがww
なので、お客さんの要望を抑えているかの確認をするのですが、まずは「コンバージョンを上げる」という基板をつくったうえで見ることです。
それを基板としてデザインに自信がないぼくが見るところが下記の2つです。
文字の大きさについてですが、サイトを見ることができるデバイスはかなりたくさんあります。
スマホ、タブレット、PC・・その中でもメーカーによってはディスプレイの大きさが違ったりします。
そのデバイスの数だけ文字の見え方が全然違います。
PCで見れても、スマホで見ると文字が潰れてしまうだとか・・・
けっこうありましたw
コーディングする前にある程度防げるかもしれませんが、カンプの際にはコンバージョンを上げるうえでの導線に妨げになるかどうかを確認します。
これはコンバージョンにつなげる意味でどこが目立っているかを確認します。
デザイナーの方は色の組み合わせや、使い方にちゃんと意味をもって使用しますよね?
例えば、安心感を与えるのであれば淡い緑やお問い合わせボタンは目立つようにオレンジとか、要所要所で意味があります。
ボクは、それらの意味はわかってるつもりではあるのですが、いつも確認するときは一度目を閉じてから見ます。
そのときにどこに目が行くかを調べます。
関係ないところが目立ってはいけないのです。
たまーにありますが、ブランディングエリアに社長が手を上げて我が社は!みたいなサイトありませんか?
だめではないのですが、制作者側としてはすべての導線がその社長にもってかれてしまい「おぉう・・」って感じになりますw
上の例えは完全にボクの上司のウケウリですがw
自分が真っ先にやることいつもこの2つです。
これならデザインに自信がない人でもできることです。
なかなかそれだけでは円滑にやりとりは進むとは思いませんが、この確認意識の内容はこの先Web業界が進展しても使える内容だと思います。
共感してもらえた方は是非意識してみてください。