クラウドワークス Advent Calendar 2022の19日目です!
クラウドワークスでクラウドログという工数管理SaaS事業の開発に従事している新卒1年目の笹原です。
今回はクラウドログでエンジニアインターンをした1年間と新卒入社して現在に至るまでの約8ヶ月を振り返って、クラウドログ開発に対する思いをまとめたいと思います:
- インターン時に発見したクラウドログ開発の良さ
- 新卒入社後の発見
- 今後自分はクラウドログでどうなっていきたいか
TL;DR
- インターン生なのにガッツリ開発に参加させてもらえた
- 英語環境に戸惑いつつも、クラウドログの開発体制に慣れ、正社員として働くイメージを持つ
- フィリピンメンバーと開発する楽しさ、達成感を知る
- 仕様検討という新たな挑戦を通して成長を感じる
- 今後の目標:仕様検討から実装までの一貫した機能開発ができるようになりたい
- (一緒に働く仲間を募集中です!)
インターン時に発見したクラウドログでの働きやすさ
初めに、エンジニアインターンをしていた1年間での発見を振り返ります。
1. 立場関係なしでゴリゴリ開発できる
インターン時は主にフロントエンドの実装を任せて頂いていました。そこで感じた良さは、インターン生だから..と消極的な接し方ではなく、笹原ができること120%を引き出すような関わり方をしていただいていたということです。
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僕の意見を一人のエンジニアの意見として受け入れてもらえる
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新規ページ実装などの大きなタスクにもアサインしてもらえる
提案や意見を言えば受け入れられる環境だったことで、自分の中で実装方針や開発する機能に対して納得感を持って働くことができると感じていました。
また、インターンだからと小さいタスクをアサインされるのではなく、大きいタスクも任せて頂いていました。さすがにインターンを始めて1ヶ月ほどで旧ページのReactリプレースを一任された時はビビりました。
これがアサインされたときは複雑な心境で、この実装をやりきって期待に答えたい!という前向きな気持ちとこんなの自分ができるわけないと消極的な気持ちが入り混じっていました。
期待に答えたい一心で実装を進めていましたが、結局一人ではやりきれずOさんにフォローしていただく形になりました。この挫折経験が自分の開発実力の無さ、タスクの見積もりや自身の感情整理ができない問題を直視する瞬間で、インターン中にこの経験ができたことは貴重でした。
2. 早期の参画で入社後のイメージができる
インターン時に学ぶことができたのは技術面だけではありません。実際に実務を経験しなければ気づかなかった英語の壁やユーザーに機能が提供されるまでの開発体制を知ることができました。
- 英語環境に抵抗がなくなった
- ユーザーへ機能を提供するまでの流れを知ることができた
インターン開始前からフィリピンメンバーとオフショア開発を行っていることは事前に知らされていましたが、実際の英語を使った環境がイメージできず漠然とした不安がありました。自分はその頃から英語が得意ではなかったのですが、原稿を事前に用意したり、失敗を恐れずに英語を話せる機会があれば挑戦し、話す機会を増やすようにした結果、英語環境に抵抗が少なくなりました。どうしても聞き取れなかったり、言いたいことが言えなかった場合には、助けていただける環境だったので気軽に発言できました。
また、技術面だけでなくプロジェクトの開始からリリースまでの流れを経験することができました。スプリントプランニングなどの開発に関わる会議を自分の稼働日に合わせて設定していただき、作りたい機能に対してどのように課題を分割し、実装テスト、リリースを行うのかを知ることができました。そのおかげで開発体制への理解が深まり、入社後をイメージするきっかけになりました。
新卒入社後の発見
1. フィリピンメンバーと協力して機能をリリースできる楽しさ
日本メンバーで仕様を固めつつ、フィリピンメンバーを含めてプランニングを行い設計、機能開発をチームで行います。
正社員として稼働が安定したため(インターン時は週3〜の稼働でした)、フィリピンメンバーを含めた開発の推進にも関われるようになりました。具体的には実装に加えて、フィリピンメンバーにお願いするタスクの分割やスケジュール管理などに関わりました。
自分が所属している開発チームメンバーは
- スクラムマスター認定資格をもつTさん:PM的な役回りやバックエンドからインフラ周りの技術までフルスタックつよつよエンジニア
- 自作キーボード大好きフィリピンメンバーのKさん
- 自作RPGゲーム作ったり、小説書いたりとクリエイティブなフィリピンメンバーのAさん
- 日本アニメ大好きフィリピンメンバーのLさん
と僕で構成されます。国が違う中で多様性を持って同じ機能を開発できることに価値を感じていて、また、新卒でもフィリピンメンバーのコードレビューや進捗把握などミニマネジメント的なことができる環境です。
言語が英語である分ハードルがありますが、だからこそ、どのような機能や価値をユーザーに届けたいのかチームに伝わっている状態で、フィリピンメンバーと協力して開発した機能をリリースすることができた際には、言語の壁、国を超えて同じ達成感をチームで感じられることに強くやりがいを感じています。
2. 新卒でも仕様検討から実装まで一貫した開発ができる
現在、任されているプロジェクトでは、仕様の検討から設計、実装まで(上流工程から下流工程まで)一貫して開発に携わることができています。
PdMから優先度の高いプロダクトの改善点を共有いただき、改善のための仕様を検討し、PdM、エンジニア、デザイナーへ提案と承諾をいただき機能設計を行い、実装、テストとリリースまでを行います。
- 仕事に馴染む前、実装ばかり集中してしまっていた
- 実装だけでなくてユーザーの使いやすさを意識して実装に取り組むようになった
新卒入社したばかりの頃は、言われた仕様をどう実装に落とし込めるかばかりに必死になっていて、実装している機能にどのような要望があり、どのように利用されていくのか具体的に考える時間を設けられていませんでした。
そのため、開発途中で仕様の漏れが見つかったり、PdMが期待する挙動と別の実装をしてしまったことがありました。その時々で仕様の再確認や実装の出戻りが発生し、全体のスケジュールの見直しが必要になる場合もありました。
このような経験を重ねる中で、チーム内での相談や仕様検討会議への参加の回数が増えていき、設計時やコードを書く際に仕様の背景を自ら考えることも増えてきました。
仕様の背景を踏まえて、プロダクトが求める機能を期待通り実現できた際には、チームが共通の目的意識を持って一つの機能をリリースできたという点で大きな喜びを感じることができます。さらに、ユーザーの課題感に対して、どのような機能価値を届けられるのか検討し、実際にリリースできた際には「ユーザーに価値提供できた」という達成感があります。
今後自分はクラウドログでどうなっていきたいか
実装もマネジメントもなんでもやれるようになりたいですが、現在自分の力量でできることには限界があります。前述の通りエンジニアに求められる技能は実装技術はもちろんのこと、仕様検討や英語でのコミュニケーションが必要です。本当の意味でユーザーに価値を提供できるようになるためには、さらに大きな視野を持って実装やチームをマネジメントする能力、細かいところにも気遣いができる能力が必要だと実感しています。
特に、その中でさらに伸ばしていきたい部分として仕様検討から実装までの一貫した機能開発があります。
チーム内で自分がユーザーのために貢献できることとして、これからも仕様の検討に関わりたいと思っています(希望)。
仕様の検討から積極的に参画できれば、
- より良い機能になるような意見を提案をしやすい
- 期待効果をイメージしやすいため個人的な実装のモチベーションに繋がる
- フィリピンメンバーとの共通目的を持って足並みの揃った開発ができ、チームとしての達成感が得られる
などのメリットがあり、チームとユーザーにとってより良い機能の充実に繋がると考えています。
具体的には、契約を取るために〇〇を改善したい。といった際に、与えられた課題から、解決アプローチの提案、実装まで一貫して頼っていただける人材になりたいです。
最後に
自身とクラウドログとの出会い、これまでの思いについて書いてきましたが、新卒でクラウドログ開発に携わることができて本当に良かったです。インターンで経験した挫折や成長できる環境を知ったからこそ、入社後新卒という立場でも積極的にチームに参画し、早くから成長を感じることができています。
そしてクラウドログの皆様いつもありがとうございます。まだまだ未熟ですが今後ともよろしくお願いいたします!
ここまで読んでくださりありがとうございました!
最後にクラウドログでは、一緒に働く仲間を募集中です!
気になった方はぜひご応募ください!