Posted at

MACアドレスとIPアドレスの違い

More than 1 year has passed since last update.


背景


  • ネットワーク知識がない新社会人は研修で辛さを味わった


詳細


MACアドレス(マック・アドレス、英語: Media Access Control address)とは、ネットワーク上で、各ノードを識別するために設定されているLANカードなどのネットワーク機器のハードウェアに(原則として)一意に割り当てられる物理アドレスである。


私「なるほど、通信する際に使用するアドレスね」


IPアドレス(アイピーアドレス、英: Internet Protocol address)とは、IPにおいてパケットを送受信する機器を判別するための番号である。


私「なるほど、通信する際に使用するアドレスね」

私「は?」


注意

本記事はあくまでMACアドレスとIPアドレスの違いに特化したものであり、それぞれの詳細についてはほとんど説明しません。OSI基本参照モデルの詳細などについては他をお当たりください。


MACアドレスとIPアドレスの違い

大きな違いは、


  1. アドレスの付け方


    • MACアドレスは物理アドレス(製品製造時に付けられて、変更不可)

    • IPアドレスは人がつけるもの(変更可能)



  2. 使用用途の違い


    • MACアドレスは「次にどの機器に伝送するか?」

    • IPアドレスは「最終的にどのアドレスに伝送するか?」



これらは、人が郵便を出すのに例えるとわかりやすいと思ったので、例えます。

Aさん 「郵便を出します」

Bくん「郵便が届きます」

郵便局「郵便を届けます」


アドレスの付け方


  • MACアドレスは、ネットワークに接続する機器に付けられている48bitのアドレスで変更不可

  • IPアドレスは、ネットワークに接続するときに人が設定する32bitのアドレスで変更不可

これはわかりやすい違い

MACアドレスは、それぞれの名前

Aさん Bくん    郵便局

IPアドレスは、それぞれの住所

A県AA市 B県BB市    いっぱいある

IPアドレスが変更可能というのは、引っ越してしまうと住所が変わる というイメージと一緒です。

Bくんが引っ越してしまった場合、Bくんの住所(IPアドレス)は変わってしまいますが、Bくんという存在自身は変わりません。

マシンの場合は、異なるネットワークに接続する際にIPアドレスは変わってしまいますが、MACアドレスは変わりません。


使用用途の違い


  • MACアドレスは「次にどの機器に伝送するか?」

  • IPアドレスは「最終的にどのアドレスに伝送するか?」

郵便物も直接AさんからBくんに届けられるわけではありません。

途中でいくつかの郵便局を仲介して届きます。

image.png

ここで、「A県AA市からB県BB市」という情報がIPヘッダを意味し、「次は...」という情報がEthernetヘッダを意味します。


結論


  • MACアドレスとIPアドレスはどちらも「どれに転送するか?」を示す住所となるが、性質が違う

  • 感覚的でない説明は他をお当たりくださいませ