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New Relic Browserを試してみた

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トライアルでNew Relic Browserを試してみたのでその結果をメモ。

New Relic Browserとは

Webアプリのクライアントサイド側のページロード時間やAjaxの通信時間などをモニタリングしてくれるサービス。

詳しくは公式サイトを参照。

導入方法

すごく簡単。

New Relic Browserの管理画面から新規追加して生成されたコードをHTMLのヘッダーにコピペするだけ。

それだけで各情報をモニタリングしてくれる。

モニタリングの種類

モニタリングしたい内容やアプリの性質で、以下の3種類から選ぶ。

実質はProとPro+SPAの二択な気がする。

  • Basic
    • ページロードのみのモニタリング
    • 以前はこのタイプが無料で使えたけど、今は無料版がないみたいだから意味ない気も。
  • Pro
    • Proの全機能使いたい場合はこちら。
  • Pro+SPA
    • Proの全機能を使いたい、かつSingle Page Applicationの場合はこちら。

できたこと

公式にもある通り、下のような内容をモニタリングできた。
さっと確認した範囲なので、もっと他にもいっぱいある。

  • ページ内の各イベント
    • 通信の開始・完了タイミング
    • UIイベントのタイミング
  • Ajaxの通信時間、通信量
  • JSのエラー
  • アクセスしたブラウザの種類
  • アクセス元の地域

Pro+SPAという設定にすることで、SPAの各ページも問題なく認識できた。

データの反映までに5分程度かかると書いてあるとおり、リアルタイミングではなくちょっと遅れてデータが反映された。

できなかったこと

エラーが起きた行まではさすがにわからなかった。ひょっとしたら見る方法あるのかもしれないけど、ぱっと見た感じはなかった。

また、Fetch APIはモニタリングできてないようで、Ajaxのモニタリング結果を見ても出てこない。
polyfill(isomorphic-fetch)を入れてからFetch API非対応のブラウザ(Safari)でアクセスしたらログが取れたので、XMLHttpRequestしかログを取ってくれない模様。

まとめ

HTMLのヘッダーにコード挿入するだけで各情報をモニタリングしてくれるのですごくいいと思った。

惜しむべくはFetch APIに対応してないことだけなので、早くFetch APIに対応して欲しい。

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