Automatorとは
公式の説明
Automator は、簡単に作業を効率化できるパーソナル自動化アシスタントです。Automator を使えば、単純なドラッグアンドドロップ操作で「自動化レシピ」を作成し、実行できます。自動化レシピは、単純なタスクも複雑なタスクも、必要なときに必要な場所で実行してくれます。
Mac 101:Automator - Apple サポート より引用
Automartorとは
3行で説明すると
- Macに標準で入っている
- (割に知名度が低い)
- 定型作業を自動化してくれるツール
Automatorのよいところ
- ドラッグアンドドロップで作れる
- コマンドラインだと(多分)面倒なことも簡単にできる
- 画像の処理
- PDFの処理
- とかとか
Automatorのいまいちなところ
- できることに限界がある
- かえってめんどくさいこともある
Automatorの使用例
- フォルダに投げ込んだ画像を縮小する
- PDFを回転しつつ、偶数ページを削除する
- WindowsみたいにCommand+Lで画面をロックする
Automatorで考えること
Automatorで考えることは以下の2つ
- ドキュメントの種類
- アクション
ドキュメントの種類
Automatorのドキュメントの種類は以下の8つ
- ワークフロー
- アプリケーション
- サービス
- プリントプラグイン
- フォルダアクション
- カレンダーアラーム
- イメージキャプチャ・プラグイン
- 音声入力コマンド
アクション
Automatorのアクションはいっぱいあるので割愛
最後の手段、スクリプトの実行
アクションとしてスクリプトの実行もできる
- Shell Script
- AppleScript
- JavaScript
(だったら最初からスクリプト書くよ、ってツッコミはなしの方向で)
Example
- Retina対応の画像を作る
- ショートカットキーで画面をロックする
Retina対応の画像を用意する
やりたいこと
- 元画像がhoge.pngのときに
- 倍角のhoge@2x.pngという画像を用意する
大雑把な手順
- 画像を拡大するとボケるので、最初から倍角画像を作る
- 用意した画像に対して
- 元画像は@2xという文字を名前の末尾につける
- 元の名前のまま半分に縮小した画像を作る
細かい手順
ワークフローにするとこんな感じ
ショートカットキーで画面をロックする
やりたいこと
- WindowsみたいにCommand+Option+Shift+Lで画面をロックする
大雑把な流れ
- スクリーンセーバー起動時に画面をロックする設定にする
- スクリーンセーバーをショートカットキーで起動する
細かい手順
- 「サービス」でAutomatorのドキュメントを作る
- 「入力なし」で「スクリーンセーバーを起動」するだけのフローを作る
- 適当な名前で保存する
- システム環境設定 > キーボード > ショートカットを開く
- サービスの中に作ったサービスがあるのでショートカットキーを割り当てる
最後に
- Automator便利だよ!
- Qiitaのスライドモードいいよ!
- Macはいいぞ