JSer.infoで見かけて面白そうだから試してみた。
Romeとは
ビルド周りのあれこれをまるっと面倒みてくれるツール。
Rome is an experimental JavaScript toolchain
A compiler, linter, formatter, bundler, testing framework and more
( https://romejs.dev/ より引用)
試してみた
It is not ready for production usage. The only way to use it is to build from source.
(https://github.com/facebookexperimental/rome より引用)
ということでビルドしないと試せないので、ビルドして動かすところまでをやってみた。
環境
- macOS Catalina 10.15.3
- Node.js v12.16.1
準備する
rome
コマンドが使えるようになるとこまで。
公式からリポジトリを持ってくる
公式から適当にとってくる。
$ git clone https://github.com/facebookexperimental/rome.git
$ cd rome
ビルドする
npm install
もせずにおもむろにビルドのコマンドを叩く。
なんとビルドに必要なものはすでにリポジトリのnode_modulesにすでに入っている。
$ ./script/build-release dist
linkする
linkしてどこでも使えるようにする。
自分はnodenvを使っていたのでlinkした後にnodenv rehash
が必要だった。
$ cd dist
$ npm link
使ってみる
とりあえずセットアップしてlintだけ。
セットアップ
使いたいプロジェクトのディレクトリでrome init
する。
rome.json
が生成される。
$ cd <適当なjsのプロジェクト>
$ rome init
lint
適当にコードを書いてlintしたらちゃんと怒ってくれた。
$ rome lint src/**/*.js
~~~ 略 ~~~
ℹ 2 files linted
✖ Found 4 problems
おわりに
今回はとりあえず動かすのが目標だったのでlintしか試さなかった。
compileやparse、testなどまだまだ色々な機能があるので、これらも試してみたい。
今後の成長が楽しみ。