Mac上にSentryの環境を試しに作成したのでそのメモ。
Sentryの環境構築
Dockerの環境を作る
普通にインストーラーでインストールするだけなので割愛。
Sentryの環境を作る
Docker CLIで、「How to setup a full Sentry instance」の手順を実行する。
sentry-celery-beatが起動しないけど、ここに書いてある範囲を動かすだけなら大丈夫っぽい。
Workerの監視か何かをするっぽい。
Dockerのポートの設定
Docker内でSentryが9000番で動いているので、8080で外からアクセスできるようにしておく。
8080という数字は意味はないので、すでにどこかで使っているなら適当な番号でも問題なし。
- Kitematicを開く
- my-sentryを選択する
- Settingsを開く
- Portsを開く
- MAC IP:PORTのPORTに8080を入力する
- SAVEボタンを押して保存する
- ブラウザで http://(MAC IP):8080 にアクセスする
とりあえずログイン画面っぽいものが出たらOK。
VirtualBoxのポート設定
上の手順だけだとMacの外からアクセスできないので、Virtualboxの設定を変更してMacの外からでもアクセスできるようにする。(といってもLAN内のみ)
- Dockerの仮想マシンを選択する(多分defaultという名前)
- 設定ボタンを押す
- ネットワークを選択する
- ポートフォワーディングを押す
- 右側の+ボタンを押す
- ホストポート(= Mac)に8080を入力する
- ゲストポート(= Docker)に8080を入力する
- OKボタンを押してポートフォワーディングの設定を閉じる
- もっかいOKボタンを押して仮想マシンの設定を閉じる
うまくいっているかは次の「Sentryにアクセスする」で確認する。
Sentryにアクセスする
- http://(マシン名.local):8080 にアクセスする
- 歓迎されるのでContinueボタンを押す
- Dashboardが表示される
とりあえずDashboardっぽいものが表示されたらOK。
IPだと後で変わりそうなのでマシン名.localにしたけど、Bonjour解釈できないクライアントだと困るかもしれんね。
Sentryを試してみる
とりあえずシンプルなエラーイベントがSentryで記録されるか試してみる。
Projectを作成する
Dashboardを開いて、以下のようにしてProjectを作成する。
- 画面左のProjects & Homesをクリックする
- 画面右上のNew Projectを押す
- プロジェクトの作成画面が出るので、適当な名前を入力して作成ボタンを押す
- Configure your applicationの画面が表示されるので、ここではJavaScript(多分Popularの一番最初のやつ)を選択する
- 画面の内容をどこか適当な場所に控えておく(また後で確認できるので別になくても困らない)
サンプルを配置する
githubに置いたので、適当に動かしてブラウザでアクセスする。
git clone https://github.com/circled9/sentry-js-example
cd sentry-js-example/
npm install
vi src/script.js # 前の手順で控えていたコードで上書き
npm start
結果を確認する
再びSentryにアクセスすると、サンプルから送信されたエラーイベントが追加されている。