Windowsコンテキストメニューに「Visual Studio Codeで開く」を追加する
やりたいこと
右クリック(コンテキストメニューを開く)した際に、Visual Studio Codeで開く「VSCode Here」を追加すること。
具体的には、下記3つのケースで表示させる。
ケース | 実現したいこと |
---|---|
1 | 任意ファイルのアイコンを右クリックした場合に表示させる |
2 | エクスプローラーで開いているフォルダを右クリックした場合に表示させる |
3 | ファイルフォルダ/ディレクトリのアイコンを右クリックした場合に表示させる |
やったこと
Windowsのレジストリエディタから、設定を追加(レジストリを書き換え)します。
1. レジストリエディタを起動
[Win + R]キーを押下して、regedit
と入力します
2. キーを追加する場所へ移動
調査したところ、コンテキストメニューを表示させる条件によって、追加する場所は決まっているようだ。
上記の「やりたいこと」で挙げたケースを実現する場合は、下記の場所にキーを登録する。
ケース | レジストリキー |
---|---|
1 | コンピューター\HKEY_CLASSES_ROOT*\shell |
2 | コンピューター\HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\Background\shell |
3 | コンピューター\HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell |
上記のshell
キー配下に、次のツリー構造になるようにキーを登録していきます。
shell
L VSCode
L command
3. キーの登録
キーを登録していきます。
キーVScode
には次の設定を追加します。
名前 | 種類 | データ |
---|---|---|
(既定) | REG_SZ | VSCodeで開く(C) |
Icon | REG_SZ | C:\Program Files\Microsoft VS Code\Code.exe |
*Iconはコンテキストメニューにアイコンを表示させるための設定です。設定は任意です。 |
キーcommand
には次の設定を追加します。
名前 | 種類 | データ |
---|---|---|
(既定) | REG_SZ | C:\Program Files\Microsoft VS Code\Code.exe |
4. 動作確認
上記の3ケースそれぞれうまくいったみたいです。Goodです。