はじめに
紆余曲折あって、子供向けのプログラミングでよく使われるscratchでゲームを作ってみました。
バグは残っていますが、なんとか完成させることができました。
楽しく実装できますし、子供と一緒に作ることもできますので、一度やってみるのもアリかと思います。
おばけスロット
https://scratch.mit.edu/projects/1097684043/
独断と偏見ではありますが、僭越ながらその際に感じたことを書いてみました。
(下記以外にも沢山ありましたが、割愛します)
誰かのご参考になれば幸いです。
良い所
始める時の敷居が低い
アカウントを作ったら、ブロックをドラッグアンドドロップですぐに始められる。
一方でプログラミングは、いくら敷居が低くなったとは言ってもまだまだとっつきにくい。
テストがすっごく簡単
ブロックを作っている時ですら、リアルタイムで横で動いている。
一方でプログラミングは、いくら簡単になったとはいえ、まだまだ面倒な所が多い。
言語の壁が低い
日本語だけで問題なし。英語はほぼ出てこないのでは?"scratch"ぐらい?笑
一方でプログラミングは、英語ができないと厳しい。もちろん例外もあるが。
可読性が高い
ブロックのみで作成されているため、人による差が少ない。
プレイした他人のゲームのブロックを覗いて、動かしたりコピーもできる。
一方でプログラミングは、多様な書き方が可能な上、人による違いが出やすい。
そのため、他人のコードは読みにくいことが多い。
すぐに他人と繋がることができる
作成し共有ボタンを押せば、すぐに公開される。
簡単に他人の作品を閲覧しコメントも投稿できる。
他人の作品をコピーして作成できるリミックスという機能もある。
一方でプログラミングは、公開するまでに必要な手間が多い。
(補足)子供向け情報が多い
子供向けの基本的な情報が多く、始めるときに困ることが少ない。
この記事のような、機械に毒された大人たちによる情報は少ない。
そのため、学習していて心地良い。一番大事かも笑。
悪い所
並列処理がすぐに実装できてしまう
処理が同時に実行されることにより、想定通りに動かないことが多い。
一見すると並列処理が簡単に実装されることはメリットだが、逆に難しくしていると感じた。
プログラミングでは並列処理は意識して実装することが多い。
変数や関数のスコープ設定の融通が利かない
関数は特定のスプライト(Javaで言うclassのようなもの)内でしか使えない、
特定のブロック内でしかスプライトの情報が取得できないなど、自由が効かない。
プログラミングでは、様々な設定が可能。
複雑な処理が実装しづらい
ブロックを組み立てるような実装方式なので、ある程度複雑な処理になると逆に見づらくなってしまう。
さいごに
これが無料で利用できるなんて、良い時代になったものです。
やっぱりプログラミングは楽しくなくちゃ、ですね!!