本記事はサムザップ #1 Advent Calendar 2020 の12/24の記事となります。
昨日の記事は@kojima_akiraさんのmysqlのタイムアウトをPHPクライアント側でハンドリングするでした。
#はじめに
Sumzapでサーバエンジニアをしています@chrno001です。
弊社では現在複数のプロジェクトが動いていますがAWSをメインとして使用するプロジェクトが増えており今後も継続的に利用していくかと思います。
その為、数か月前にエンジニアの技術力・知識の向上を目指して、AWS資格を社員で取っていこうという取り組みが始まりました。(良い取り組み!!)
自分はというと最近はマネジメント業務ばかりだった事もあり、エンジニアとしてのスキルを鍛える良い機会だと思い参加させて頂く事にしました。
この記事ではまずはAWS試験の基礎コースとなる[認定クラウドプラクティショナー] (https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-cloud-practitioner/)を取得する(1度落ちていますが><)までの話をさせて頂きたいと思います。
#やった事(1回目)
##2020年3月
模試試験受験
まずは模試試験を受けてみました。
模試試験は下記から申し込めます(本試験の申し込みも同様)
https://www.aws.training/Certification
模試試験はオンラインで受験でき受験料は2,000円なので割と気楽に受けられるので1度は試すのがいいかも。
この時の結果としては総合スコア55%だったのでもっと勉強が必要な感じでした。
書籍購入
AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー
レビューを見ると、この本があれば合格できるみたいな事が書かれていますが多分無理ではないかなと思います(少なくとも自分は)
もちろん読んでおいた方がいい本ではあるかとは思いますが(自分は2周ほど読みましたが)、この本さえしっかり覚えれば合格できるだろうと甘く考えてしまった事が1度落ちた要因だったかなと思います。暗記ではなくサービスについて理解する事が重要!!
Web問題を解いてみる
https://aws-exam.net/saa/saa_question.php
こちらは合格した2回目の前も結構見ていたサイトでかなり勉強になりました。
ただ、間違っている答えも結構あるので自己責任で。
本試験申し込み
本試験はPSIとピアソンVUEという2つから選ぶことができます。
どちらを選んでもそう変わらないとは思います(ただ、話を聞く限りはピアソンVUEの方がいいみたいな事もあります)
PSIとピアソンVUEどちらかを選んだらその後はテストセンターと日程を指定して申し込みました(たしかこの時はPSIで新宿で受験したかと思います)
本試験受験
業務が忙しく勉強時間もなかなか取れなかったのですが、そんな中で購入した書籍を読んでWeb問題を解くことを2週間位続けてから試験にのぞみました。
結果は……
不合格><(合格点は700点以上) あと一息でしたがやはり勉強量が少なかった。
それと出題された問題はかなり意地悪と言っても良い感じで表現を変えた問題などが多く、また書籍に載ってないワードも結構でてきたので本を読んだだけだとなかなか合格は難しいなと感じました(ただ、同時期にうけた人たちは皆合格していたのでした……)
#やった事(2回目)
すぐに勉強し直してリベンジを!!と意気込んだのですが残念ながらコロナで自粛しなくてはいけなくなり試験も中止となっていったのでやる気はどんどん低下していってしまったのですが、これではいかん!!と思いだいぶ間は空いてしまいましたが9月末に試験を申し込んで自分を追い込むのでした。
##2020年9月
やる気を振るい起こしたのですが、何分忙しい時期には変わりなかったので勉強期間2週間ほどで短期集中して行く事としました。
書籍の読み直し&書籍追加購入
前回の試験から間が空いたので前回購入した書籍を1度復習としてざっと読みなおし、さらにもう一冊書籍を購入しました。
AWS認定資格試験テキスト AWS認定 ソリューションアーキテクト-アソシエイト
こちらはクラウドプラクティショナーの1つ上の試験となりますが前回自分が把握してないワードが多かったので知識量を広げる為にこちらも一通り読んでみました。
ただ、今回はそこまで本をじっくり読むのでなく練習問題を解いて詰まった部分があったら本で確認するといった勉強に切り替えました。
とにかく練習問題を解く
色々な問題に対応できるようにする為、今回はとにかく書籍の問題やWebの練習問題をひたすら解くようにしました。
練習問題を何回も繰り返すことでだいぶ知識が定着してきたのを実感できました。また、間違えた問題は書籍やネットで調べなおす事により理解を深めていきました。AWSの試験合格の為にはとにかく練習問題を繰り返し行う事が重要だと強く感じました。
AWSを実際に触ってみる
https://aws.amazon.com/jp/free/?all-free-tier.sort-by=item.additionalFields.SortRank&all-free-tier.sort-order=asc
今回あらたにやるようにした事として実際にAWSを簡単ではありますが触るようにしてみました(考えれば当然の事ですが)
それぞれのサービスが「何やってる(どんな目的で使用する)サービスか」が分かるようになるだけでも問題文の理解度は上がると思います!
本試験申し込み
2回目はたしかピアソンVUEで千葉のテストセンターで申し込みました。
コロナで状況が変わった事により、オンライン受験ができるようになったのでそちらで試そうかなと1度思ったのですが、監督官の人との会話が英語という事で尻込みして見送ったのですが、今はピアソンVUEであれば英語か日本語を選べるようになったみたいですね(もっと早く対応してほしかった)
次回はオンライン受験も検討したいと思います。
再度本試験に臨む
2回目の試験となりますが結果としては……
見事合格しました!! 自己採点した限りでは合格点に達していたので大丈夫だとは思っていましたが結果が出るまでドキドキでした。
ただ、正直前回より問題としては難しかった為、練習問題をひたすら解いておかなかったらヤバかったかなと思いました。
##今回はやらなかったが、やっても良かったのではないかと思う事
udemyのこの問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(7回分455問)
https://www.udemy.com/course/aws-4260/
後から知ったのですが練習問題も多くで結構良い噂も聞いていたのでやっておけば良かったなと思います(値段もそこまで高くないので)実はこれを繰り返しやるだけで良かったのでは?と後から感じましたね。
AWS認定 クラウドプラクティショナー 模擬問題集 Kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B081D4ZJ5G/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_iYpqFbWTN4KVE
ダウンロードだけはしていたのですが、今回は結局やらずに終わってしまいました。
AWS クラウドプラクティショナーの基礎知識 (第 2 版)
https://aws.amazon.com/jp/training/course-descriptions/cloud-practitioner-essentials/
自分の場合は書籍メインで学習した為こちらはあまり見なかったのですが、無料ですので一通り見ておいたら良かったなと思いました。
[AWS Black Belt Online Seminar] AWS 認定クラウドプラクティショナー取得に向けて 資料及び QA 公開
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/webinar-bb-practitioner-2018/
時間があればこちらもざっと見ておくと良さそうです。
#まとめ
今回受験したクラウドプラクティショナーはAWSの試験の中では基礎コースとなりますが、広範囲の知識が必要とされどれだけAWSサービスを知っているかが重要になるかと思います。その為AWSサービスを利用していく上でこんなサービスがあると分かった事は今後の業務においてプラスになったのではないかなと思います。
また、折角なので今後はクラウドプラクティショナーより上位の試験合格にも向けて頑張っていきたいと思います。
明日は@shirahama_manabuさんの記事です。お楽しみに!!