本記事はサムザップ Advent Calendar 2022の12/20の記事となります。
昨日の記事は@norimatsu_yusukeさんの【CRI】Asset Support Add-onを使ってCRIの音・動画をUnityアセットとして扱うでした。
はじめに
Sumzapでサーバエンジニアをしています@chrno001です。
昨年のAdvent CalendarやPHPerKaigiにて
という風に、弊社におけるNotionへの移行について紹介させて頂きました。
今回は、移行後Notionをどのように使っているかを一例を紹介させて頂きたいと思います。
仕様書
今まではプランナーさんがそれぞれ色々なツールで作成していたりしたため、そもそもどこに最新の資料が置いてあるのか直接ヒアリングしないと分からないといった状態が発生していましたが、Notionにまとめるようにしてからは資料を探す手間がだいぶ軽減されたかと思います。
さらに仕様書作成にはテンプレートを用意して作成してもらっている為、担当者毎の情報粒度の差を軽減したり、Notionのリレーション機能を使って各仕様書についてのQ&Aをまとめページにて確認できるようになっています。
技術共有・作業メモ
今までもドキュメントは残すようにしてもらっていましたが、なかなかエンジニアが積極的に資料を残すという事はあまりできてなかった印象でした。
しかしNotionに変わってからは手間なくドキュメント作成ができる為、指示がなくても作業メモを残すなど結構皆が活用してくれている印象で各種ルールや技術共有事項などのナレッジ蓄積が進んできていると思います。
タスク管理
エンジニア内で課題と思う事や決めないといけないと思う事などが発生したらすぐにタスク化して残してもらうようにしています。
それを定例のMTGで話あい、詳細ややるやらの判断、実施時期を決めてスケジュールに落とし込むようにしています。
今までは取りこぼしていた事項もタスク化してある事で忘れずに対応できるようになった事は重要かなと思います。
議事録
MTGを実施したらかなり口煩く(汗)議事録を残すようにとチームには言っているおかげかどうかは分かりませんが、全体的にちゃんとNotionにて議事録を残すようになってきたと思います(ただ、このあたりは人による所も大きいので継続して啓蒙していかないといけなさそうです)
また、DBにて議事録を管理している為に後から確認するにも非常に便利になったかと思います(●●について言った、言ってないはつきものなのでちゃんと後から読み返して内容が把握できる議事録を残す事が重要ですね)
NotionAPI活用
以前紹介していますが、別プロジェクトではNotionAPIも積極的に使用しているようです(自分のプロジェクトではそこまでまだ使用できていないので今後の課題です)
https://developers.notion.com/
NotionAPIの活用の一例として、マスターデータのバリデーションチェックに使っていたりします。
まず、マスターデータをスプレットシート上で入力し、その後slackにてデプロイコマンドを入力すると対話型botが起動し、デプロイ及びバリデーションスクリプトが実行される形となります。
バリデーションスクリプトが実行されると、バリデーション結果をNotionAPIを利用してNotionのデータベースに格納しどのようなエラーが発生したかをチェックできる仕組みとなっています。
まとめ
上記で紹介した以外の活用もしてはいますが、Notion自体非常に多くの機能を有していて正直まだ全然使いこなせているとは言えないと思います。
業務活用においてこんな使い方もできるよ!!という事例がありましたら是非ご紹介頂ければと思います。
皆でNotionの沼にどんどんハマっていきましょう(笑)
明日は@shintsu_takamasaさんの記事です。お楽しみに!!