0. はじめに
最近、Go言語を使って開発を始めたので、インストールなどの方法をまとめてみました。WEBフレームワークとしてRevelを選んでみました。
内容
- Go言語のインストールと動作確認
- GoのWEBフレームワークであるRevelのインストールと動作確認
- vimの設定(おまけ)
想定読者
- Go言語初心者
- 他の言語、フレームワークでの開発経験あり
1. Goのインストールと動作確認
インストール
Homebrewを使っている場合、コマンドラインで、
$ brew install go
でインストールできます。
動作確認
インストールし終わったらホームディレクトリ等で hello.go
というファイルを作成し以下のように記述。
package main
import "fmt"
func main(){
fmt.Printf("Hello, world\n")
}
コマンドラインで以下のように打ってHello, world
が表示されればOK。
$ go run hello.go
# Hello, world
参考になる記事
2. GOPATHを指定
GOPATHとは
Goのソースコードや実行可能ファイルなどを保存するためのディレクトリをGOPATH
という環境変数として指定する必要がある。
僕はとりあえずホームディレクトリ配下に置いていて、現在のところ問題は起きてないです。
設定
zshを仕様している場合~/.zshrc
に以下のように記述する。
$ export GOPATH=$HOME/.go
$ export PATH="$PATH:$GOPATH/bin"
とした後にコマンドラインで、
$ source ~/.zshrc
でこの設定を読み込む。
参考になるQiitaの記事
3. Revelのインストールと動作確認
ここからは実際にGo言語でアプリケーションを作る準備をしていきます。RevelはGo言語のWEBフレームワークです。
Revelのインストール
コマンドラインで、
$ go get github.com/revel/revel
と打つと、Revelをインストールできます。インストールし終わったらコマンドラインで、
$ revel
と打って、以下のように表示されたら成功。
~
~ revel! http://revel.github.io
~
# ...
サンプルアプリの作成
アプリを以下のコマンドで作る。
$ revel new test_app
ディレクトリ設定
上記のコマンドをどこで打っても、作成されたアプリはGOPATH
以下のsrc
ディレクトリ配下に作られる。
自分の好きなディレクトリで操作したいのであれば、以下のコマンドで好きなディレクトリにソフトリンクする。
http://www.zontheworld.com/linux/ln.html
$ ln -s GOPATH/src/test_app your_dir
サーバーの立ち上げ
設定したディレクトリで、
$ revel run tes_app
としてサーバーを立ち上げ、
localhost:9000
にアクセス。
It works!
と出ていれば成功。
4. エディタ(vim)の設定
Go言語では、インデントはスペースではなくタブを使うことを推奨しており、エディタの設定が必須です。
僕は業務ではエディタとしてvimを使っているので、vimの設定について書きます。
NeoBundle
vimの設定は色々と方法がありますが、僕は結局、NeoBundleを使って'vim-go'をインストールして使いました。
NeoBundleの導入としては以下の記事が参考になります。
設定
vimに以下のように記述しました。NeoBundleに関するコードは割愛。
NeoBundle 'fatih/vim-go'
# NeoBundleに関するコード
exe "set rtp+=".globpath($GOPATH, "src/github.com/nsf/gocode/vim")
let g:go_highlight_functions = 1
let g:go_highlight_methods = 1
let g:go_highlight_structs = 1
let g:go_highlight_operators = 1
let g:go_highlight_build_constraints = 1
以上です。おつかれさまでしたー。