1. Apacheの動作を確認する
MacにはApacheが標準でインストールされている。
以下のコマンドでApacheを起動。
$ sudo sudo apachectl start
PCのパスワードの入力を求められるので、入力する。
次にWEBブラウザ(Safari or Chrome)で、http://localhost/index.html
にアクセスする。
これでIt Works!
と表示されていれば成功。
2. PHPの動作を確認する
2-1. 最初は上手く動作していないことを確認
以下のコマンドでドキュメントルートディレクトリに移動する。
$ cd /Library/WebServer/Documents
ここで、sample.php
というファイルを作ってみる。
$ sudo vim sample.php
これでできたファイルを以下のように編集してみる。
<?php
print 'It Works!';
?>
保存するときは以下のコマンドで。
:wq!
この状態でhttp://localhost/sample.php
にアクセスすると、編集した内容がそのまま表示されているはず。
これはPHPのプログラムがApacheで動作していないから。
2-2. PHPを有効にする
そこでApacheの設定を変える。
sudo vim /etc/apache2/httpd.conf
これで、コメントアウトされている、
# LoadModule php5_module libexec/apache2/libphp5.so
という部分を、以下のように#
を消してコメントアウトを解除する。
LoadModule php5_module libexec/apache2/libphp5.so
この状態で、以下のコマンドでApacheを再起動する。
$ sudo apachectl restart
これで再びhttp://localhost/sample.php
にアクセスすると、今度こそIt Works!
と表示されているはず。
2-3. 日本語を有効にする
先ほど作成したファイルを、
<?php
print '日本語を表示';
?>
と編集してhttp://localhost/sample.php
にアクセスすると、文字化けしているはず。
これは日本語の利用が許可されていないからなので、次に日本語を有効にする。
以下のコマンドで、設定ファイルの雛形(default)をコピーする。
$ sudo cp /etc/php.ini.default /etc/php.ini
コピーした/etc/php.ini
を開き、以下の部分を、
;default_charset = "UTF-8"
以下のように;
を削除して日本語を有効にする。
default_charset = "UTF-8"
これでhttp://localhost/sample.php
にアクセスすると、日本語がちゃんと表示されている。