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AZ-900試験内容改定について

Last updated at Posted at 2020-09-06

2021/8/20追記

本記事で紹介した試験内容改定は2020/11/9に実施されています。
今更ですが、ビュー数が多いので念の為追記しておきます。
詳細は公式サイトをご確認ください。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/certifications/exams/az-900

2020/9/18追記

本日日本語で受験しました。
スコアレポートの分野別得点率が現行の試験スキルのままですので
やはり現時点では改定はおこなわれていないようです。
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2020/9/11 追記
本日英語版のページを確認したところ、以下の記述がありました。
試験内容の変更は11月に延期になったようです。

The release of the new Exam OD, Exam, and the corresponding training has moved from September 15, 2020 to early November. Please check back for more information. We will be sure that you have at least 30 days’ notice before we publish the new version of the exam.

日本語版のページは以下の記述になっていますが
試験スキルのアウトラインでは現行試験のみ記載された内容がダウンロードできる状態です。
変更は延期になっているものと思われます。

本試験の内容は、2020年9月15日に更新されます。以下のスキル測定ドキュメントをダウンロードして、これからの変更点をご確認ください。

=====================================================================

AZ-900: Microsoft Azure Fundamentalsを受験するにあたりいろいろ調べたところ
なんと9/15から試験内容が改定されるそうじゃないですか。

新試験の人柱になるためにも、現行試験との差分はおさえておきたかったものの
ネット上で今回の改定について言及している記事をあまり見つけられませんでした。

そこで変更内容について、拙いながらもまとめてみました。

この記事の目的

試験内容改定の延期により、新しい試験内容が閲覧できなくなっているようです。
2020/9/5時点でホームページに掲載されていた内容を元にこの記事を書いていますが
改定内容が変更になる可能性もありますので、ご了承ください。

試験スキルの変更により、既存の参考書等に追加して学習する必要があると思われる項目を洗い出し
試験学習の一助とすることを目的としています。

そのため、変更により削除される項目についてはあえて言及せず、追加になる項目に焦点をあてています。

また、ただただ追加項目を羅列しているだけで、解説はありません。
追加学習のとっかかりになりますが、この記事を読んだだけでは詳細はわかりません。

注意点

  • 上述の通り、試験スキルの変更により削除される項目については、本記事では言及しません。
  • 表現の変更のみで内容自体に変更がなさそうなものは、筆者の独断で記載を省いています。
  • 筆者は英語が特別得意なわけではないので、よくわからない単語は辞書を引きながら翻訳しています。
    日本語訳に不自然・不正確な箇所がある可能性があります。
  • 筆者はAzureにほとんど触れたことがなく、現在AZ-900を取得するための学習中です。
    そのため特にAzureサービスについて解釈や考え方に間違いがある可能性があります。

資格取得にあたり不必要な学習を省きたい等の理由で、試験スキルから削除されている項目を知りたい方もいるでしょう。

そのような方や内容の正確性を求める方は、是非試験スキル原本をあたってください。
現行の試験スキル、9/15からの新試験スキルだけでなく、両者の差分も載っています。

以下のページの「試験スキルのアウトラインをダウンロード」からご確認いただけます。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/certifications/exams/az-900

2020/9/5時点では差分も含めた資料をダウンロードできますが、改定後は旧試験スキルが参照できなくなる可能性もあります。
差分を知りたい方は早めのダウンロードをおすすめします。

変更の概要

クラウドの概念という大枠のところの比重が高くなっているのが興味深いです。

クラウドがより世間一般に広がることで、Azureのサービスそのものよりも
まずクラウドを利用する上での共通認識となる部分を強化したいということなのかもしれません。

現行 カテゴリ 現行 比率 新 カテゴリ 新 比率
クラウドの概念 15-20% クラウドの概念 20-25%
Azureのコアサービス 30-35% Azureのコアサービス 15-20%
Azureにおけるコアソリューションと管理ツール 10-15%
セキュリティ、プライバシー、コンプライアンス、信用 25-30% 一般的なセキュリティとネットワークセキュリティ機能 10-15%
アイデンティティ、ガバナンス、プライバシー、コンプライアンス機能 20-25%
Azureの価格、SLA、ライフサイクル 20-25% Azureのコスト管理とSLA 10-15%

一部詳細項目は別カテゴリに移動しているものもありますが
大枠では現カテゴリと新カテゴリが上表のように対応していると思います。

クラウドの概念

クラウドサービスを利用する利点と考慮すべき点

  • クラウドコンピューティングの利点を明確にする

クラウドサービスのカテゴリによる違い

クラウドコンピューティングの種類による違い

  • クラウドコンピューティングを定義する

Azureのコアサービス

ここから先は、現行試験と旧試験の差分が細かいので
サービス名レベルで現行試験の試験スキルでは明記されていなかったものを洗い出していきます。
できるだけ関連リンクを貼っています。

Azureのコアアーキテクトコンポーネント

Azureで利用できるコアリソース

Azureにおけるコアソリューションと管理ツール

Azureで利用できるコアソリューション

Azureの管理ツール

一般的なセキュリティとネットワークセキュリティ機能

ここと次のカテゴリは、現行試験と比較して構成がかなり組み直されています。

Azureのセキュリティ機能

セキュリティセンター内の機能のいくつかが、具体的に列挙されるようになっています。

Azureのネットワークセキュリティ

アイデンティティ、ガバナンス、プライバシー、コンプライアンス機能

プライバシーとコンプライアンスリソース

Azureのコスト管理とSLA

コストの計画・管理のための方法

AzureのSLAとサービスライフサイクル

  • SLAに影響を及ぼす可能性のあるアクションを定義する(例:可用性ゾーン)
  • 複合SLA
  • アプリケーションの適切なSLAを決定する方法

まとめ

試験範囲が変わるというよりは、より浸透させたい考え方やサービスを明確にしたという感じでしょうか。

今回まとめてみたところ、対策本には載っていないサービスや機能が試験範囲になっていることが分かったので
差分はおさえておくに越したことはなさそうですね。

現在以下の2つを使って勉強しているので
実際に受験したら、特に追加で勉強が必要と感じたところも書いてみたいと思います。
改定前の受験となりそうです。

誤り・抜けなどありましたら、やさしく教えてください m(_ _)m

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