- 目次
- プログラミングとはコンピュータにお願いをすること
- どのようにお願いするのか?
- お願いごとを加速させる「フレームワーク」
- まとめ
プログラミングとはコンピュータにお願いをすること
プログラミングとはコンピュータにお願いをすることです。
もっと言うと、お願いごとの手順(プログラム)を書くことです。
料理のレシピのようなイメージですね。
まずこれして、次にこれして・・・という手順をまとめて書いておくと、コンピュータがそれを理解してそのとおりに処理してくれます。
たとえばTwitterのように何億ものユーザーがリアルタイムでいいねしたりフォローしたりユーザー登録したりするのを人間だけで処理することは不可能です。
そんな、人間には到底不可能な作業をコンピュータにお願いしてやりたいことを実現(しかも高速で正確に)することができるのがプログラミングです。
このお願いをうまくしていくことでTwitterのようなアプリがつくれたり、人間の生活を豊かにするサービスを生み出すことができます。
つまりプログラマーとは「コンピュータにお願いするのがうまい人」ですね。
コンピュータにうまくお願いして、世の中の困りごとを解決したり生活を豊かにするサービスを作ったりして価値を生み出すことができるから、プログラマーはとても高収入なのですね。
どのようにお願いするのか?
コンピュータにお願いするときには、プログラミング言語で行う必要があります。
プログラミング言語は一つだけでなく、サイトの見た目をつくる言語、アプリをつくる言語、ゲームをつくる言語など、それぞれ違った特性をもつたくさんの種類の言語があります。
そのプログラミング言語のルールに従って、お願いを順番通りに書いていきます。
人間と違って「大体」で理解してくれないので、正確に、順番通りにお願いしていく必要があります。
例えば、Rubyというwebアプリケーションをつくるのが得意な言語があります。(あのクックパッドもこの言語でつくられています)
この言語の場合は、「エディタ」というお願いごとの手順を書くツールと「ターミナル」というエディタで書いたお願いごとを実行するツールで行います。
Macの場合「ターミナル」は標準装備されてるので、「エディタ」をダウンロードします。(ぼくはAtomというエディタを使っています)
「エディタ」でお願いごとを書いて、「ターミナル」で実行するためのコマンドを打ち込む、という感じです。
▼「エディタ」に入力
puts "Hello World"
▼「ターミナル」に入力
ruby hello.rb
すると、
Hello World
と表示されます。
お願いごとを加速させる「フレームワーク」
Twitterのような複雑な仕組みのアプリケーションを上のように一つ一つお願いをして作っていくとしたら気が遠くなりますが、「フレームワーク」という便利なものを使うことで、圧倒的に高速にアプリを開発していくことができます。
「フレームワーク」とは日本語で言うと「枠組み」ですが、用意された枠組みを使うことで一から開発を行うよりも圧倒的に早く進めることができるというわけです。
Rubyでいうと「Ruby on Rails」というフレームワークが用意されています。
これをつかうと、必要なフォルダやファイルが1つのコマンドですべて作れてしまうのです。
Railsの枠組みの中でHTML・CSS・Rubyなどを使用して、そのフォルダやファイルの内容を変更することで、アプリを作っていきます。
まとめ
・人間には到底不可能な作業をコンピュータにお願いしてやりたいことを実現することができるのがプログラミング
・コンピュータにお願いするときには、プログラミング言語で、そのルールに従ってお願いを順番通りに書いていく
・「フレームワーク」を使うことで、圧倒的に高速にアプリを開発していくことができる