この記事はラクスAdvent Calendar 2022 19日目の記事です。
この9月に3年半担当していたサービスから別サービスに異動となりました。
実質初の異動の中、サービス問わず活かせているマインド(タイトルばれ)について思いを書いていこうと思います。
技術的な内容とは違いますが、新卒で入社される方やまだ異動・転職などを経験されたことのない方への参考になれば幸いです。
サービス比較
まず最初に異動前後のサービス体制を簡単にまとめます。
Before | After | |
---|---|---|
サービス種別 | 人事労務システム | 販売管理システム |
サービス継続年数 | 3年 | 10年以上 |
開発人数 | 10名 | 20名 |
メイン言語 | Java (Spring Boot) | PHP (Zend Framework) |
他技術スタック | Vue.js (Vuetify), PostgreSQL | jQuery, PostgreSQL |
同じ会社の中なので、Webクラウドサービスという根本は変わりませんが、それ以外は結構変わっていることがわかると思います。
これだけ違うサービスでも適用できる基本的なマインドを紹介します。
わからないことは質問しよう
「そんなの当たり前じゃん」という人もいらっしゃると思いますが、私を含めて人に質問することが苦手な人は大勢います。
時間が経てば経つほど質問しづらくなる上に、まわりにも迷惑をかけてしまいます。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥のマインドでわからないことはドンドン質問していきましょう。
また、ここでいう「わからないこと」というのは2通りあります。
- どうすればいいのか(How) わからない
- なぜしなければならないのか(Why) わからない
前者はイメージがしやすいと思います。
わからないと仕事自体が進まないため、質問が苦手な人でも質問せざるを得なくなります。
問題は後者の「なぜしなければならないのか」に対してです。
みなさん仕事をしている中で「この作業いる?」「こうした方がいいのにな」と考えたことはないでしょうか?こちらは前者と違って質問せずとも直近の作業に支障はありませんが、自分の中にもやもやが残ってしまいます。
実際に質問してみると周りの人も同じ課題感を抱えていることも多いです。人間とは慣れる生き物で長く続けていると惰性で続けてしまうことも多くあります。そんな時に誰かが発言しすることによって改善に繋がるケースがありますので積極的に質問していきましょう。
あるいは、自分では思いつかなかった理由・意図がある場合もあります。この場合でももやもやとした気持ちをため込まずに解消できるため、やはり質問はするべきです。
なぜ質問できないのか
ここで私が言うまでもなくみなさん質問することは大事だということは認識されていると思います。では、なぜ質問できない人がいるのでしょうか?
- 質問することが恥ずかしい
- 質問したら仕事を振られる(Whyの質問)
前者は先に述べたように聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥のマインドで行きましょう。具体的には10年後くらいに同じ内容がわからない自分を想像してください。恥ずかしいというより恐怖です
後者は俗にいう言い出しっぺの法則ですね。Whyの質問をすると「じゃあ任せた」と改善や別案の検討を振られることが往々にしてあります。
こういった時は「自分の裁量で物事を決めることができる」と前向きに考えましょう。もしかしたら改善しようとした結果失敗したり指摘をされる可能性もあります。が、自分で何かを決めようとした行動自体に価値があるはずです。
周りの状況にや改前内容の温度感にもよりますが、任された際に通常業務との業務調整もできるとGoodです。
終わりに
今回私が言うまでもなく「質問をしよう」という話や記事は多くあります。質問したことによって何を得られるのか、質問しなかったことで何を得られないのかを意識してみてください。
自分はエンジニアですが今回の話はエンジニアに限った話ではありません。
この記事を読んだ人の考え方に何かしらのヒントを与えることができれば幸いです。