26
11

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

#AI駆動開発 勉強会参加レポ 2025/5/7(水)

Last updated at Posted at 2025-05-07

今日 5/7(水) 11am から、『 AI駆動開発 Conference Spring 2025 』勉強会に参加しましたので、その参加ログを書きます。最初のキーノートが Windsurf CEO というのもめちゃインパクト大きかったですね。
(ただ、私はベビ太郎の保育園のお迎えのため、途中で帰らないといけないので、参加可能なところまでです。)

個人的な話

実は私は去年の 5 月に出産しましたので、去年の 4 月から産休に入り、
1 年以上の産休育休を経て、
職場復帰したのが先週でした。

でも先週はゴールデンウィークでオフィスに殆ど誰もいなかったので、
GW 明けの今日が実質 職場復帰の初日ということになります。

初日にこんな素敵な勉強会が自分の会社のオフィスで開催されていて、めちゃくちゃ熱いです!!企画から開催まで持って行った運営の方々、登壇者の方々、スタッフ・関係者の方々、そして参加者の方々、ありがとうございます!

↑ 久し振りに会社の人たちとも会えて嬉しかった!

イベント概要

項目
イベント名 AI駆動開発 Conference Spring 2025
日程 5/7(水) 11:00 - 18:00
会場 日本マイクロソフト品川オフィス
オンラインもあり
主催 AI駆動開発勉強会 運営委員会

勉強会 公式サイト

オンライン参加のため参加登録ページ

スクリーンショット 2025-05-07 11.19.28.png

↑ 参加登録 2,661 人すごい!!

現地参加のための参加登録ページ

スクリーンショット 2025-05-07 11.21.20.png

↑ 現地参加もすごい人数!

タイムテーブル

image.png

画像引用元: 公式サイト https://www.ai-driven.dev より

11:00 キーノート by Windsurf

ちなみに:
Windsurf とは、(超簡単に一言で言うと)
Windsurf 社 (前 Codeium 社) による、
マイクロソフトの VScode をベースに派生(フォーク)して作られた、AI 搭載 IDE です。

スクリーンショット 2025-05-07 11.23.41.png

Windsurf CEO の Varun Mohan(バルン・モーハン)さんによる、リモート登壇のお話でした。同時通訳つき。

スクリーンショット 2025-05-07 11.36.46.png

会社紹介や今日(こんにち) の AI 駆動開発についての盛り上がりや期待、Windsurf によって開発者たちが生産性を上げているなどのお話でした。

image.png

その後に Windsurf の別の方, ガードナーさんによるお話でした。リアル登壇!

最初に「この物理会場の中で Windsurf を使っている人は手をあげてください」(5割くらい手を挙げる)、
「続いて、他のものでもなんでもいいから AI コーディングエディタを使っている人は?」(ほぼ全員手を挙げる)「全員!いいね」
というやり取りが印象的でした。このイベントの参加者の傾向がよく分かりますね。

ビジネス向けのお話が多かった印象です。Windsurf が具体的にどのような成果(顧客企業の生産性向上など)を上げているかなどのお話でした。

スクリーンショット 2025-05-07 11.50.19.png

image.png

続いて、Windsurf のジェフさんによる、Windsurf の詳しい機能の紹介が始まりました。

「とはいえ、数時間前に wave 8 がリリースされたばかりなので、いくつかスライドが既に古くなってしまいましたが...」とのことでした。アップデート激しい製品紹介あるあるw

↓ リリースされたばかりの wave 8

ランチタイム

お弁当めっちゃ美味しそうだった(スポンサー企業の方々ありがとうございます!)のですが、
一応、この会場の社員なので、遠慮して、お弁当は食べず、普通に社員食堂まで行って食べてきました。

13:00「AI によるコードレビューで開発体験を向上させよう」

午後イチセッションは、とても悩んだのですが、中津川さんのセッション「AI によるコードレビューで開発体験を向上させよう」にお邪魔しました。

スクリーンショット 2025-05-07 13.08.34.png

各フェーズにレビューを挟むのすごく大切だね!

image.png

続き気になる(多分ここから AI の話が始まるやつ)けど、他のセッションも気になったので途中で退出し、Room D へ向かいます。

[追記]
スライド上げてくださいました!見られなかったところがあるから助かる

13:00「ひとりユニコーンを達成する AI 駆動開発」

↓ ギリギリまで資料作成!!

image.png

午後イチセッション、
「ひとりユニコーンを達成する AI 駆動開発」
も(途中からですが)覗き始めました👀

色々自動化していて、たとえば LinkedIn の自動化ツール(ブラウザ拡張)作ったりしてるみたい。すごい!

image.png

「人間のコミュニケーションは遅いので、」から始まった、組織の図、
人間がほぼいないw ほぼ AI Agent ばっかり

13:50「AI との協調はいかにソフトウェアエンジニアリングの手法を再定義するのか」

日本マイクロソフトの柳原さんによるセッションに来ました。

image.png

すべてのセッションが会場満席ですごい

GitHub Copilot の進化

image.png

私が去年の4月に産休育休に入ったタイミングでは、まだ左の「Copilot といえばコード補完」がメインだった雰囲気だったけど、

今はもう AI agent として、自律的に開発してくれるのね!

開発の歴史

image.png

機械語、アセンブラ

C, BASIC, Java

フレームワークや ORMs

プロンプト & AI Agent ← 今ここ

手続き型から宣言型になっていった、という大きな流れも口頭で説明されていました。

SDLC (ソフトウェア開発ライフサイクル) について

image.png

SDLC (Software Development Life Cycle)

現在:
人間駆動の開発ライフサイクル

未来にこうなるかも:
AI-Native 開発ライフサイクル

本当の意味での「AI 駆動開発」

image.png

現在は「AI の支援を使った開発」(人間が主役)をしてるけど、

いずれは、本当の意味での「AI 駆動開発」になるかもしれない、とのこと。

つまり、プランニングから AI にやってもらうこと

まとめ

開発パラダイムシフト

  1. Human-Driven Development (人間駆動開発)
  2. AI-Assisted Development (AI による支援を使う開発) ← 今ここ
  3. AI-Native Development (AI ネイティブ開発)
  4. AI-Driven Development (AI 駆動開発)

意思を伝える相手が人間から AI になっていく、
そして AI が色々作ってくれる、
という開発手法のパラダイムシフト

15:00 Al駆動で進化する開発プロセス 〜クラスメソッドでの実践と成功事例~

15:00 からのセッションは、クラスメソッドさんの、こちら!

image.png

ベビ太郎を保育園にお迎えに行かないといけないので、
このセッションが最後になります(>_<)
(本当は最後の懇親会までいたかった)

コード生成 AI / AI コーディングエージェント

image.png

各エージェントの簡単な説明が書いてあって分かりやすい、、!

クラスメソッド社の導入状況も👀

開発工程

image.png

顧客のヒアリングして、
その録音データを文字起こし&議事録作成し、
ChatGPT などを使って用件整理。
競合情報を DeepResearch で調査。

そして提案内容をベースに生成 AI でプロトタイプを作成。

開発工程のしょっぱな「提案」のステージで既に生成 AI 大活用!

テスト過程での AI 利用

image.png

テストやレビューも GitHub Copilot など生成 AI を使用。
クラスメソッド社のブログの公開前レビューも生成 AI によるレビューがまず走るらしい!

裏番組も気になる

富士通全体で生成AIにより年間延べ920,000時間の削減。チャットAIやQAボットなどが主だが、M365 Copilotも利用している。AIエージェントによる営業活動支援では、提案書作成に67%の時間削減効果が見られた。

しゅごい〜〜〜

感想

本当は最後のセッションまでいたかったのですが、
ベビ太郎 (0歳の天使) を保育園にお迎えに行かねばならないので、こちらで途中退室しました。

どのセッションも素晴らしく、また、参加者の方々も皆さま見識高く意欲も高く、とても良い雰囲気でした。現地会場は休み時間も参加者同士の歓談(名刺交換)が起こっていたり、ブースエリアでワイワイやっていたり、登壇者の方々に話しかけていたり、休み時間ひたすら開発している方々がいたり(これが最多)。

冒頭でも書いたけど、育休明けで不安な中の、職場復帰最初の日に
こんな素晴らしい勉強会に立ち会えて
とても嬉しかったです!

皆様ありがとうございました。

また、セッション後に登壇者の方々がスライドを上げたりしたら、この記事も随時更新します。

26
11
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
26
11

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?