MetaQuest3の実機でUnityのVRテンプレートを動かしたのでメモしておきます。
UnityでVRテンプレートを用意
まずUnityのプロジェクトを新規作成でVR(core)のテンプレートで作成します。
Unityバージョンが古い場合は画面がピンク色のマテリアルのシェーダでエラーが出ます。これはUnity Registryというプラグインの保管庫があるのですが登録されてるURPプラグインが古いからです。Unityを最新バージョンにすると直りますが簡易な方法でしのぐこともできます。
方法1.シェーダをStanderdシェーダに置き換える
まず、アセットの検索欄でt:Materialを入れて絞り込みます。
ピンク色のマテリアルをすべて選んでshaderをStanderdShaderに変更します。
方法2. 今のURPパッケージを更新する
下図のように古いURPパッケージを削除して新しいURPをインストールします。
ちなみに方法1でStanderdシェーダに変更した場合は、上記と同じようにピンクのマテリアルをすべて選んでshaderをUniversal Render Pipeline/Litに変更してください。
するとこんな感じになります。
(普通にUnityを最新バージョンにするほうがいいと思われます...)
Unityの出力プラットフォームをAndroidにする
実はMetaQuest端末はモバイル端末の分類でしてアプリはAndroidアプリでした。
File > BuildSettings からPlatformをAndroidにスイッチします。
開発者モードをON
次にMetaQuest3実機をPCで認識するために開発者モードをONにします。
これはスマホのMetaQuestアプリから行います。
MetaQuestの初期設定で実機をWi-fiにつなぐ際に、スマホにQRを読ませて連携します。するとMetaQuestのアプリのインストールをそくされ実機とスマホをペアリングする流れになります。こうしてスマホアプリはMetaQuest実機のリモコンみたいになります。
スマホアプリの設定から開発者モードをONにすると実機でポップアップが出るので許可を選択します。
実機のポップアップを見逃していたので、MetaのサイトからMetaQusetDeveloperHubをPCにインストールしてADB Pathを設定しましたがなくても認識できると思われます。
次にケーブルでPCに接続すればUnityのビルド設定のDevice欄のプルダウン内にMetaQuest3の項目が現れるので選択します。