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はじめに

筆者は今まで Node.js のバージョン管理には 「 nvm 」 と 「 asdf 」 を利用して来ましたが、ここ最近のトレンドはどれだろう?と思い調べたところ 「 Volta 」 なるものが人気になりつつあるようです。

Volta の以下の点に魅力を感じたので、今回は Volta を導入し利用する流れを備忘録として残したいと思います。

  1. package.json の独自フィールドにバージョン定義が記載される
    .tool-versions.nvmrc のように別ファイルに分かれず、 package.json ひとつで済むのでファイルがごちゃつかない。

  2. プロジェクトごとに自動で Node.js のバージョンが切り替わる
    package.json の独自フィールドに応じて自動的に Node.js のバージョンが切り替わるため、切り替えにコマンドを打つ手間が省ける。また、 npmyarn のバージョン管理も可能。

  3. 更新が活発
    2020/12 にリリースされた Volta は最終更新が 2023/01/25 となっており、 nvm (2022/12/24) や asdf (2023/01/15) と比べても盛んに更新されていることが見受けられるので、多少の安心感がある.

  4. Rust で書かれており、処理速度が比較的早い
    筆者は特に他のツールと比較計測をしたわけではないので、数値的に語ることはできませんがどうやら早いらしい。
    time コマンドで簡易計測したところ node v16 のインストールには 4.265s 、 node v14 のインストールには 3.815s かかりました。

Volta のインストール

  1. ターミナルで curl https://get.volta.sh | bash を叩きインストールする。

    # デフォルトシェルが zsh でも以下のコマンドでOK
    % curl https://get.volta.sh | bash
    
  2. インストールが完了したら一度ターミナルを再起動

    # 1の実施後、以下が表示されたら一度ターミナルを再起動する
    > success: Setup complete. Open a new terminal to start using Volta!
    
  3. volta -v を叩き、バージョンが表示されたら成功

    % volta -v
    > 1.1.1
    

使い方

Node.js のインストール

volta install コマンドで対象ツールのインストールを行います。

# LTSバージョンのインストール
% volta install node
> success: installed and set node@18.16.1 (with npm@9.5.1) as default

% node -v
> v18.16.1

# バージョン指定は node@バージョン で可能
% volta install node@16
> success: installed and set node@16.20.1 (with npm@8.19.4) as default

ちなみに、 volta install コマンドでは 「Node.js の Fetch」と「ローカルマシンの Node.js を選択」の2つを実行しています。そのためコマンド実行時に対象のバージョンが Fetch 済みの場合は 「ローカルマシンの Node.js の選択」 のみが実行されます。
もし Fetch だけを実行したい場合は volta fetch コマンドを使いましょう。

インストール済みバージョンの表示

volta list コマンドでインストール済みのツールバージョンを確認できます。
npm や yarn などもインストールしている場合もこのコマンドで表示することができます。

% volta list all
> ⚡️ User toolchain:

>    Node runtimes:
>        v14.21.3
>        v16.20.1
>        v18.16.1 (default)

>    Package managers:
>        Yarn:
>            v4.0.0-rc.48 (default)

>    Packages:

プロジェクトの Node.js バージョンを固定

volta pin コマンドでプロジェクトの Node バージョンやパッケージマネージャのバージョンを固定することができます。

# v18.16.1 でバージョンを固定する
% volta pin node@18.16.1
> success: pinned node@18.16.1 (with npm@9.5.1) in package.json

# パージョン確認
% node -v
> 18.16.1
package.json
+ "volta": {
+    "node": "18.16.1"
+  }

プロジェクトの pnpm のバージョンを固定

Volta では pnpm のサポートがまだ実験段階なため、利用する際は環境変数へフラグを立てる必要があります。
参考: https://docs.volta.sh/advanced/pnpm

.zshrc
# pnpm の実験的機能利用フラグをオンにする
export VOLTA_FEATURE_PNPM=1
# pnpm の最新版をインストール
volta pin pnpm@latest
> success: pinned pnpm@8.6.7 in package.json

# パージョン確認
% pnpm -v
> 8.6.7
package.json
 "volta": {
     "node": "18.16.1",
+    "pnpm": "8.6.7"
 }

あとがき

記載した以外にも Volta では、 typescript などのツールチェーンを npm や yarn などでグローバルインストールした際に、「どのプロジェクトでどのバージョンをインストールしたか?」を覚えていてくれるため、グローバルインストール時のプロジェクト間の生合成を保ってくれたりもするようです。

pmpm 対応も含め Volta は今後も進化していきそうなので、引き続き追っていけたらと思います。

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