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【Pythonで作図】忙しい人のための Matplotlib【初心者向け】

Last updated at Posted at 2022-04-30

✨Python って作図がカンタン!✨

「Pythonで作図」…。ネットにはたくさん記事があるけど、どれもややこしくて難しいですよね。
そんな方々のために、手っ取り早く分かりやすい「Python 3分クッキング」をやっていこうと思います!

0. 完成目標

これを作ります。

完成コード
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
x = np.arange(-100,100,0.1)
y = np.sin(x)/x
plt.plot(x,y)
plt.show()

結果
20220430test01.png

では、始めます。

1. これをコピペ

【必須】おまじない(計算と作図に必要な道具を準備しろ!という命令)
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt

2. 作図したい関数を入力

2.1 xの範囲(定義域)を指定

$a \le x \le b$ の変域ならば、

定義域の指定方法
x = np.arange(a, b, 0.1)

と書きます。

今回は $-100 \le x \le 100$ の範囲を描きたいので、

今回の定義域
x = np.arange(-100,100,0.1)

としました。

この $0.1$ は、「$0.1$ 刻みでプロットしますよ」という意味。
大根をぶつ切りしたければ $1$ でもいいし、もっとなめらかに切りたければ $0.01$ にして大根おろしを作ってもよい。

注意(お忙ぎの方は飛ばしてください)
np.arange(a,b,c) は、厳密には 初項 $a$ , 公差 $c$ の等差数列の集まりで、末項は $b$ の手前で終わります。
つまり、厳密には $ a \le x < b$ の範囲で作図してるということ。($a \le x \; \, ``\le" \, b$ ではない!)
例えば $ 0 \le x \le 5 $ を $1$ ずつプロットしたいとき、np.arange(0,5,1) って書いちゃうとグラフがヘンになっちゃうので、np.arange(0,6,1) って書こうねってオハナシ。

2.2 y = f(x) を指定

今回は、

y = \frac{\sin x}{x}

のグラフを描こうと思います。Pythonでこのグラフは、

y = f(x) の指定
y = np.sin(x)/x

と入力できます。

※ エラーが出る場合は、たぶん $x=0$ で割るな!って怒られてるんだと思います。そんな時はテストする関数を例えば $y=\sin x$ とか $y=x^2$ とかに変えてみたり、定義域に $0$ が含まれないようにしてみてください。

註)Pythonの演算

など、ググれば多数でてきます。

3. おまじない再び

【必須】おまじない(とっとと作図しろ!という命令)
plt.plot(x,y)
plt.show()

これで実行します。

結果
20220430test01.png

やったね!♡。(⋈◍>◡<◍)。♡

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